円山大飯店(圓山大飯店)

シティピューのツインに宿泊しました。
蒋介石が気合いを入れて作らせたというだけあって、とにかく内装が立派でとても広い部屋です。廊下も広々。ゆったりとした空間をお好みの方にはおすすめできます。
ただ、建ってから年数が立っているせいか部屋の端々には古さが目に付きます。水回りはきちんと清掃されてはいるのですが、清潔感をアップするためにはそろそろバスタブや壁紙の取り換えと貼り換えが必要ではないかという気がしました。シャワーカーテンも臭ったので定期的に取り換えていただきたいです。廊下がかび臭いという意見がありますが、残念ながら部屋の方もそうでした。
古いホテルのプライドもあるのでしょうが、メンテナンスという点では今一歩と言わざるを得ません。きちんと改善されればいいのにと思います。

ネットはコンシェルジュで申し込めば無線LAN(有料)が使えます。これが一日500ドルと、無料WiFiが当たり前な今のご時世にあってはやや高額です。
ただし、プランによっては宿泊代に含まれていることもあるので、ネットを使いたい方はスタッフに確認された方がいいと思います。私たちはそうだったようで、後で返金してくれました。

ホテルの規模の割にはレセプションが小さい感じです。この倍はあってもいいような。混み合うこともあるので時間には余裕を見た方がいいでしょう。人にもよりますが日本語は街中のホテルほどには通じない印象でした(これはかつて、中華民国一のホテルということで、中国語でしか接客しないポリシーがあったという名残りかもしれませんが…)。英語の方がまんべんなく通じる感じです。

小龍包がおいしかったのでレストランにはまた行きたい気もしますが、宿泊は一度でいいかなというのが正直なところです。