中山エリアの路地裏でみつけたちょっと小洒落たお店、ここはカフェ?――いいえ、昔ながらの台湾スイーツ・仙草が味わえる「八時神仙草」です。シンプルモダンにレトロなエッセンスを加えた店内、早くも気分は高まります。
ところで「仙草(シェンツァオ)」ってご存じですか?黒いゼリーのような歯ごたえと独特の苦みがあるスイーツで、練乳やシロップをかけていただくのが一般的です。その見た目(→真っ黒)と、特有の風味(→薬草っぽい)から好き嫌いがわかれる食べ物かもしれません。けれど、そんな苦手意識がある人にこそ試してもらいたいのが、ここ「八時神仙草」の各種仙草スイーツなんです。
こだわりは昔ながらの製法。2~3年かけて乾燥させた台湾・関西産&インドネシア産の仙草を8時間炭火で煮込みます(店名の由来はここから)。通常固めるために加える重曹は入れません。よーく乾燥させた仙草を使うこと、異なる産地の仙草をブレンドすること、そしてじっくりと火を入れること、この三拍子が揃ってはじめてぷるるぅ~ん♡つぅるんっ♡とした柔らかなジュレ状の「嫩仙草」ができるんだとか。それは仙草本来が持つ爽やかな香りと風味が特徴的。今まで食べてきたゼリー状の「凍仙草」とは、味も香りも食感も異なります。
そんな仙草はよーく見ると、つややかな濃いコーヒー色をしています。自家製のトッピングと共にサーブされ、かわいらしい1皿に!ナビのおすすめは仙草ジュレの上に仙草のかき氷(雪花冰)がこんもり盛られた「抹茶嫩仙草雪花盛盤」です。きめ細かな氷がふわっと口の中でとろけて幸せ~♪ほかにも定番の仙草茶や冬期限定の焼仙草なども味わえますよ。またお土産用に箱入りの嫩仙草(賞味期限5日)や仙草茶も。今まで出合ったものとはひと味もふた味も異なる仙草スイーツをぜひ体験してみてはいかがですか?
基本情報
住所 | 台北市中山北路一段135巷5号 |
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住所(中国語) | 台北市中山區中山北路一段135巷5號 |
電話番号 | 非公開 |
営業時間 | 12:30~21:30(21:00~はテイクアウトONLY) |
休業日 | 無休 |
クレジットカード | 不可 |
日本語 | 不可 |
ホームページ | www.facebook.com/pashih.chifeng (中国語) |
その他の情報 | 最低消費1品/人、混雑時は60分間の時間制限あり |
行き方 | MRT中山駅出口2を出てそのまま直進し、中山北路の交差点を玉山銀行方面へ渡ります。渡ったら右折して1本目の路地(「青花驕」と「森高砂咖啡」の間)を左折します。数軒先の左側にあります。ダンディーホテルの手前です。 |
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スポット登録日:2022-05-30