小隠茶庵(東門店)

レトロかわいい！こだわりの空間が広がるフォトジェニックなノスタルジック茶藝館(茶芸館)

MRT「東門」駅を降りたら、永康街とは反対の東門市場方面へと向かいます。すると住宅街の路地裏に雰囲気のある小さな茶藝館(茶芸館)を見つけました。店主は元インテリアコーディネーターという陳衣安さん。なるほど、店内の隅々まで独自の世界観が広がります。どことなくくすんだ白塗りの壁とコンクリートの床、昔ながらの木製の窓、使い込まれた味のあるテーブルと椅子、そして畳の間。どれもこのレトロな空間を彩るのに欠かせない小道具となって存在します。さりげなく置かれている小物も素敵！思わず写真に収めたくなるようなノスタルジックな空間が広がります。
こだわりの茶葉は大半が台湾産のもの。店主自ら茶畑へ仕入れに行っているそうです。その数20種ほど。オーダーに迷ってしまいそうですが、メニューと一緒に出される小瓶が茶葉選びのヒントに。どうぞじっくりと茶葉の香りを確かめてからお気に入りを見つけてください。ナビは香ばしい「秋季福鼎白茶」400元をお願いしました。はじめの1杯は店員さんがお手本を見せてくれます。2杯目からはご自分でどうぞ！聞香杯(中国茶で使われる香りをかぐ専用の茶器)などはないので難しいことはありません。お湯がなくなったら店員さんに足してもらい、茶がしっかり出切るまで4回ほど味わえます。
台湾茶以外にも、ちょっとしたお食事系の麺類やお供の茶菓子もあります。茶葉は販売もしているのでお土産にもぴったり！それから台北101の近くには2号店も。こちらはネコちゃんが迎えてくれるそうですよ。どちらのお店も完全予約制なので、オフィシャルサイトから事前予約の上(日本語可)訪れてみてくださいね。