マスカルポーネとお餅がとろ~り溶け出す、絶品パンケーキ!
こんにちは、台北ナビです。
今回ナビがやってきたのは、観光地として根強い人気を誇る永康街にオープンしたカフェビストロ「Petit Doux」。
マスカルポーネとお餅がとろ~り溶け出す、絶品パンケーキが話題のお店です!
大人女子にぴったりのおしゃれカフェが永康街に登場
フランス語の店名「Petit Doux」の発音と掛けて、中国語の店名は「微兜」
画像提供:Petit Doux
「Petit Doux」は、台湾で現在10店舗を展開するビアレストラン「金色三麥」がプロデュースするカフェビストロ。2015年12月、観光スポットの永康街にオープンしました。
ビール好きのナビもちょくちょく訪れる「金色三麥」はにぎやかな雰囲気がなんとも楽しいビアレストランですが、こちらのお店はその雰囲気をがらりと一転。大人の女性をターゲットにした、しっとりと落ち着いたインテリアと女子好みのスイーティなメニューになっています。
店名の「Petit Doux」 はフランス語で“少しの甘さ”という意味で、「訪れる人々に、日々の中で小さな喜びや幸せを感じてほしい」という願いが込められているのだとか。路地裏の住宅街にひょっこりと現れるおしゃれカフェ、なんだか小さな幸せが見つかりそうな予感がします♪
お店は永康街のメインロードから1本逸れた場所にあります。
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カウンター
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ここにしかない!絶品パンケーキ「WAPA」
生産者履歴付きの卵や、フランス産の発酵バター「Isigny」、フランス産の小麦粉を使用するなど、材料にもこだわっています。
ここに来たからにはぜひオーダーしたいのが、「WAPA」というパンケーキ。
フランスで経験を積んだシェフが日本各地の有名なパンケーキ屋さんを食べ歩き、分厚いパンケーキにインスピレーションを受け、研究に研究を重ねて誕生したパンケーキです。
どんなモノかというと、分厚いパンケーキの中からマスカルポーネとお餅がとろ~り溶け出す、見たこともないパンケーキ! どんな風にしたらこんなパンケーキが作れるのかとっても不思議で、この作り方をスタッフに質問してみたら、「シェフの秘密です」とのこと。なんでも台湾、日本、中国で特許を申請しているスペシャルなパンケーキなんです。
※パンケーキはオーダーしてから約30分かかります。
外見はふんわりパンケーキ。ナイフを入れると...
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中からマスカルポーネとお餅が溶け出します!
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「一番人気のパンケーキ」だそう。ベリーの甘酸っぱさとアツアツのフィリングが好相性。
■フレッシュストロベリーバレエWAPA(350元)
見た目から女子のハートをぐっとわしづかみにするパンケーキ。シェフお手製のベリー系ソースをかけていただきます。
外の生地はスフレのようにフワフワ。クリームチーズのマスカルポーネはアツアツ&とろとろで、カスタードクリームのようなお味です。そこにやわらかいお餅も加わって、食べる度に幸せを感じるパンケーキです♪
バナナたっぷり!ウイスキーのアルコールが含まれていますが、香り程度なので大丈夫だと思います。
■コロニアル風バナナウイスキーWAPA(350元)
濃厚なデザートをご希望の方はこちらがオススメ。シェフ特製のウイスキーキャラメルソースとバナナのコンビネーションです。満足感たっぷりで、キッズも好みそう。
WAPAの定番メニューはこの4品。
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秋冬季節限定のモンブランのパンケーキ(400元/1日限定30食)。黒トリュフのアツアツフィリングとモンブランの濃厚なコンビネーションが魅力的。夏はマンゴーのパンケーキも登場するそう。楽しみすぎます❤ 画像提供:Petit Doux
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Petit DouxプレーンWAPA(300元)。ベーシックなパンケーキで、ハニーアプリコットソースが添えてあります。
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宜蘭家伝パクチーピーナッツWAPA(300元)。宜蘭の花生捲冰淇淋からインスピレーションを受けた一品。ピーナッツ×パクチーの組み合わせです。はまる人ははまる、これぞ台湾なメニュー!台湾通はぜひお試しを~。
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新しい台湾を感じるサンドイッチ&パスタ
パンケーキだけですっかり大満足のナビですが、サンドイッチやパスタにもシェフのこだわりがいっぱい!世界チャンピオンとなった台湾人のパン職人呉寶春さんのパンを使ったサンドイッチや、世界各地から取り寄せた厳選食材を使ったオリジナリティ溢れる無国籍パスタも見逃せません。
■BBQチキンサンドのサクサクバター焼き(230元)
呉寶春さんのサックサクトーストにベルギー産の発酵バターをたっぷりと塗り、チキン、切りたてのチェダーチーズ、そこにBBQソースを挟んだサンドイッチ。
低温加熱した鶏胸肉がヘルシーなのにとってもやわらか。ボリューム満点なのにぺろりと食べてしまう美味しさです。
■ハニースティルトンサンドのサクサクバター焼き(240元)
同じく呉さんのトーストにベルギー産の発酵バターをたっぷりと塗り、切りたてのチェダーチーズとブルーチーズをサンドし、台湾雲林産の龍眼ハチミツをたら~り!
ブルーチーズ×ハチミツの相性が抜群で、ナビもこのコンビネーションの虜に。ゴルゴンゾーラとハチミツのピザが好きな人は絶対はまる味ですよ~♪
見た目はシンプル
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だけど、とっても味わい深~いサンドイッチ!
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台湾料理×パスタの意外だけど絶妙なコラボ
■激辛牛すじ煮込みパスタ(280元)
麻辣火鍋がおしゃれなパスタに変身!?
8時間じっくりと煮込んだ牛すじに、秘伝の花椒、葉にんにく、プチトマト、温玉をあしらったパスタです。
トロトロの牛すじに花椒のピリピリ感と温玉のまろやかさが加わり、病み付きになる美味しさ。辛いもの好きなナビのイチ押しです。
グラスの中はジン!アイデアが斬新で、大人も子どもも楽しめるペンネです。
■ジン・ベーコンとチキンのペンネ(280元)
ペンネのお皿といっしょにサーブされたのは、ビーフィーター・ジン(お酒です)!驚くナビに、「ペンネにお好みでジンを滴して食べてくださいね」とスタッフ。
まずはそのままでいただいてみることに。柔らかい鶏肉にベーコンやベビーコーンが入ったクリームトマトベースのペンネで、子どもも好きそうな食べやすいパスタ。
そこに恐る恐るジンを垂らすと、若干の苦みが加わり、全く違った大人顔のペンネに変身!ナビはこの組み合わせが気に入り、最終的にはかなりジンを入れていただきました。
多彩なドリンク勢!ビールのプロらしいカクテルも
画像提供:Petit Doux
このお店、ドリンク部門専門のシェフがいるとあって、コーヒー、紅茶はもちろん、飲むスイーツに「金色三麥」のビールを使ったカクテルまで、とにかく凝っています。特に、大人の女性をターゲットにしていることもあって、リキュールやウイスキー、ビールを隠し味に使ったドリンクは要チェック。もちろん、本家の「金色三麥」のクラフトビールも味わえますよ〜。
■イルガチェ カフェ(180元)
このお店のコーヒーは、同じ生産地・品種の豆のみを使う「シングルオリジン」にこだわっています。
こちらはエチオピア産のコーヒーで、赤ワインのように芳醇。ほのかにジャスミンが香り、フルーティでさわやかな余韻が楽しめます。
■クイーンコアントローラテ(180元)
ラテにコアントローのリキュールを加え、フレッシュなオレンジピールをトッピング。
オレンジとリキュールの香りが漂う、デザート感覚のドリンク。
氷の中にリンゴ発見!こういったところにも、“小さな幸せ”を感じさせてくれます。\n
■アイスフルーツボールティー(180元)
フルーツ天国の台湾に来たからにはぜひとも飲みたいのがフルーツティー!
台湾緑茶に、パッションフルーツ、リンゴ、オレンジ、パイナップルなどのフルーツがたっぷり入っています。緑茶ベースなので、さっぱりした飲み口。天然のフルーツの味が堪能できます♪
横から見ると、泡がきれいに立ったビールにも見えませんか?
■飲むアップルパイ(230元)
一口飲んで、「本当に飲むアップルパイ!!」と頷いたドリンク。
100%アップルジュースに、スコッチウイスキーとアンバーエールというビールを合わせ、クリームとキャラメルソース、シナモンスティックを添えています。飲み物なんですが、脳はまさにアップルパイを食べているような錯覚に...言われなければ、ビールが入っていることは気づかないかも。
別々に頂いてもおいしいかったですよ~
■金の微光(230元)
「金色三麥」のクラフトビールを使ったカクテル。
パッションフルーツのシャーベットに、ハニーラガーを注いでいただきます。ビールとライムが合わさって、スッキリした喉越し。カクテル好きの女子にぴったり。
マスカルポーネとお餅がとろ~り溶け出すパンケーキ「WAPA」をはじめ、とにかく、オリジナリティ溢れるお料理とドリンクが揃う「Petit Doux」。
居心地がよくて、食べる度に笑顔になるお料理揃いでした。みなさんもぜひ、足を運んでみてくださいね。
以上、台北ナビでした。