台南 鎮安堂 飛虎将軍廟に行って来ました。

旅行の時期

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3/27 朝一で、「鎮安堂 飛虎将軍廟」というお寺に参拝に行ってきました。
このお寺には日本人(杉浦茂峰さん)が祀られています。
なぜ台湾で日本人が神として祀られているのか?と思いますが、
時は第2次世界大戦時の話です。
日本軍とアメリカ軍の戦闘が台湾(台南市)上空で繰り広げられました。
日本海軍飛行少尉(杉浦茂峰)の乗った零戦はアメリカ軍に撃たれ、
台南市の大部落に墜落する所、自分が落ちたら集落は大きな被害を受けると思い
咄嗟の判断で機首を揚げ郊外に墜落し集落を救ったと言われています。
その後地元の人達が話し合いをし、墜落現場付近に神として祀ることになったそうです。
今でも地元の人達は参拝に訪れています。
ボランティアの方が廟を守り、朝夕には日本国国歌と軍歌が流れるそうです。
そして何より、入口には「日本国の皆々様ようこそお越し下さいました」
と書かれた垂れ幕があり、中に入ると台湾国旗と日本国旗は掲げられています。
これを見た瞬間、胸に熱い物が込み上げてきました。
同時に日本人で良かったなと思い、こうして廟を守って下さってる台湾人の方に感謝の気持ちで一杯になりました。
他にも台湾には日本人が祀られてる所が幾つかあります。
今回この廟に参拝でき、良かったと思います。
ボランティアの方が言ってました。
もっとこの廟の事を日本の方に知って頂きたいと。

記事登録日:2009-03-28