女性だけでも安心!ラグジュアリーできめ細やかなサービスが嬉しい極楽空間!
こんにちは、台北ナビです。
台湾旅行の醍醐味は数あれど、癒しを求めて足裏マッサージを楽しみたいという人も多いはず。でも、実際に自分に合ったマッサージ店を探すのは意外に頭を悩ませるもの。そんな中、ナビプラザにも近い長安東路に、ラグジュアリーで台湾旅行初心者の方や女性も利用しやすいマッサージ店「青崧養身會館」が今年3月にオープンしたと聞いてナビが体験してきました!その魅力をどどんとお伝えします。
複数のMRT駅から徒歩圏内の便利さと落ち着きのある空間がポイント高
お店がある長安東路は台湾風居酒屋の熱炒店を始めとする飲食店が集まるエリア。華山1914文創園区の裏手にあります。MRTだと「善導寺」駅が徒歩5~8分で最も近いですが、「松江南京」駅は徒歩12分、「中山」駅も徒歩13分で、複数の駅からアクセスできます。街歩きがてら立ち寄るのに便利です。
マッサージ店というと、煌びやかな電飾が施された看板とデカデカと掲げられた料金表がこれでもかと通行人にアピールしている派手な印象があったのですが、こちらは外観、内観ともに木材を多用して落ち着きと温もりが感じられ、一見するとマッサージ店とは思えない大人びた雰囲気が漂います。
お店のモットーは「六感都照顧到(六感までお世話すること)」。目、耳、鼻、舌、体、心の全てを刺激するという意味が込められているんだそう。
お店は5層構造になっていて、1階が受付と足湯、2~3階が足裏マッサージエリア、5~6階が全身マッサージのエリアになっています。全身マッサージは1~3人の個室に分かれていて、カップルや仲良しグループで一緒に施術してもらうことができます。また、足裏マッサージも原則的には2~3人用の個室から案内してくれるそう。仕切りがカーテンではなく、しっかりとした壁になっているのもプライバシーに配慮されていてグッドです。
また、1室だけ、足裏マッサージのチェア1脚と全身マッサージのベッド1台が置かれている個室もあります。
足裏マッサージエリア。こちらは5人が同時に施術してもらえるオープン空間
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2人用足裏マッサージ個室。チェアは飛行機のビジネスクラスのような座り心地・寝心地のよさ
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笑顔が素敵なスタッフさんたち
約20名いるマッサージ師さんは全員長年の経験を積んだ人ばかり。そのうち5人ほど日本語での会話が可能とのこと。ほかのマッサージ師さんも簡単な意思疎通は問題ないそうなので、こちらも安心ですね。また、女性のマッサージ師さんを指定したい時は予約をお忘れなく。
今回ナビが体験したは、なんと2人のマッサージ師さんが足裏と首・肩・腕・頭を同時にオイルマッサージしてくれる「精油SPA足底按摩/頭肩手香薰精油按摩」という50分のコース。短時間でも効率的にマッサージしてもらえる点がオススメです。
受付を済ませたら靴をスリッパに履き替え、荷物をロッカーに預けます。そしてお着替え。貴重品はトートバッグの中にいれてお持ちください~。
清潔感溢れる足湯ゾーン
まずは足湯からスタートです。
こちらの足湯はオリジナルの漢方入りで、ヨモギ、ショウガ、サフラン、メハジキなどが入っています。関節痛、血行促進、消臭、整腸作用、むくみ、睡眠促進、高血圧、糖尿病に効果があるとされています。お湯の温度は通常41度前後。もちろん温度の調節は可能です。
足だけでなく肩もポカポカに
足湯と同時に、肩と首のマッサージも同時に行われます。まず最初の5分は体をほぐすために蒸しタオルで首と肩を温めます。するとすぐに体がポカポカ!これがとっても気持ちいいんです。
後半5分は、好みのアロマオイルを選んでマッサージ。今回は暑い日にピッタリのミントをチョイス。なで肩で姿勢があまりよくないナビ。「硬いね~」と言われ、ちょっと力を込めてマッサージされかけたのですが、痛みにはめっぽう弱いほうなので、「弱くしてください」と訴え、手加減してもらいました。こういう時の意思表示は大切ですよ~。
足湯が終わったら足裏マッサージのフロアに移動します。
気分は王様かお姫様!?2人のマッサージ師さんによるダブルマッサージで超気持ちいい~!
見てください。ワタクシ、ただいま足と肩・首を同時にマッサージしてもらっております。台湾で何度も足裏マッサージを体験してきましたが、2人のマッサージ師さんにほぐしてもらうのは初めての経験。セレブ感があふれております。
しかも上半身と足を同時にマッサージされると体がすぐにリラックスしてくるのか、瞬く間に眠気が襲ってきます。もう、気持ちいい以外の何物でもありません。
ちなみに今回、足裏を担当してくださったのは、経験豊富ではにかみ笑顔が素敵な6番さん。
お若く見えるのですが、マッサージ界歴10年以上のベテラン。ツボの位置をしっかりと把握しているばかりか、日本語がお上手で、マッサージ中も楽しくお話ができました。
肩・首・頭を担当してくださったのは、5番さん。
具体的なマッサージ界歴は「秘密」ということでしたが、気持ちよくなる場所をピンポイントで刺激してくれるテクニックにただただ脱帽。きめ細やかなマッサージを心がけている姿勢が伝わってきましたよ。
それでも何ヶ所か痛みを感じる場所がありました。1つはこめかみ。これは睡眠不足のサイン。実際に夜中に起きてしまうことが多々あり、眠りの質が悪いんです。「どうしましょう?」と聞くと「夏寝る時にクーラーをつけていたりして足が冷えているかもしれないね。靴下を履いてみたら?」とアドバイスをしてもらえました。
2つ目は親指の付け根。こちらはのどが悪いそう。これはあまり自覚していなかったのですが、言われてみれば、ナビが風邪を引く時に必ずのどがおかしくなっていたんです。お酒が好きだったり、仕事で声を出すことも多いので知らず知らずのうちに酷使していたのかも……。気をつけなければと思いました。
そして3つ目は膝。これはなんと、糖尿病予備軍になる恐れがあるとのこと。確かに熱い台湾にいると、ドリンクスタンドで甘いドリンクをガブガブ飲む機会が多く、いつしか過剰摂取になっていたのかもしれません。今後は無糖を飲むようにと心に誓いました。
最後は蒸しタオルで両足を包んで仕上げ
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ポンポンポンといい音を立てるこの動作。楽しいだけじゃなく血行促進の効果があるんだとか
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マッサージ終了後もまだある驚きのリラックスサービス
50分間のコースでしたが、効果はそれ以上あったように感じられます。足だけでなく、頭もスッキリ。
でもこれだけでは終わりません。マッサージが終わった後、2階に行くように案内されたので足を運ぶと、そこにはさらに落ち着いた雰囲気のラウンジがありました。
そうなんです。マッサージの後、お茶とスイーツが楽しめるんです。
お茶はゴボウ茶、クマツヅラ茶、フルーツティー、キンモクセイ茶から好きなものが選べ、スイーツはランダムで提供されます。
時間になったからすぐに帰ってもらうというのではなく、しっかりと気分を落ち着けて、心行くまで休んでもらいたいというお店の気遣いなんだとか。
ナビが食べたスイーツはタロイモのケーキ。体に優しい甘さ控えめ
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ちょっとオシャレな茶器でいれるお茶はお湯の継ぎ足し自由
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ちなみに、1620元以上のコースを利用すると、トチュウチキンスープがさらに追加されます。
鶏肉がゴロゴロ入っているほか、シイタケ、クコの実、ショウガなどのエキスもしっかりと出ていて、レストランで出されるスープに引けを取らない美味しさ。ほかのコースを利用した場合でもプラス88元で飲めるので、もし小腹が空いていたらぜひ試してくださいね。
グーグルに評価を書いたり、facebookファンページにいいねを押すと割引があります。回数券は譲渡ができるので、グループでの利用も可能です
ラグジュアリーな青崧養身会館はただ単にマッサージを受けるだけでなく、モットー通り目、耳、鼻、舌、体、心の全てを刺激して気持ちよくなれる場所でした。ほかのマッサージ店とは一味も二味も違う快適リラクゼーション空間。ぜひ台北旅行の際にお試しください。
以上、マッサージした日の夜にジョギング(8キロ)をしたら、足が軽く感じられていつもよりも2分早いタイムで走りきってしまった台北ナビがお伝えしました。