夏威夷養生行館

台北在住者です。フェイシャル1時間をお願いしました。

ナビに「電話予約したほうがよい旨」書いてあったので、記載の電話番号に電話をすると日本語を話す方に取り次いでもらえたのですが、念のため「ハワイさんですか？」と聞くと「違います」と言われて予約ができませんでした。
仕方なくお店に直接出向いたら老板娘らしき方がでてきて、さっき電話したのですがと伝えると、ちょうど電話に出られた方のようで「あ〜、そうそう、ははは」みたいな馴れ馴れしい返事をされてしまいました。
フェイシャルをしたいと伝えると、「え？　全身マッサージじゃなくてフェイシャルでいいの？」と何度も聞き返してきて、スタッフに「このコース何だっけ？」と中国語で質問していたので、内心（誰も注文しないコースかもしれない。だいじょうぶかなあ〜）と不安になりました。携帯でナビの紹介記事を見せると、ようやく伝わって、施術室に通されました。
老板娘らしき女性は、「今、先生来るから」としきりに言ってきたので、ああ、他の店から呼び寄せるんだろうな、という予測はつきました。ナビには専門担当者が常駐していることが書いてありましたが、今は違うんですね。
案の定10分くらいして、先生と呼ばれる女性が到着、施術が始まりました。
フェイシャルの道具の清潔さ度合いは、まあ台北のマッサージ屋の標準レベル（とくにキレイでもない）だと思います。
中年女性だし、きっとテクニックは大丈夫だろうと思っていたら、意外とそうでもなく、かなり雑で客の気持ちを考えてないストロークでした。皮膚の表面だけをゴシゴシと、狭い範囲で擦るだけで、ちっとも気持ちよくありません。首のあたりのマッサージをしたときは、3度ほど喉をおもいっきりしめて「ウゲッ！」と詰まってしまいました。
まあ、雑なのはアジアの安いフェイシャルだと大差ないとは思いますが、これまでタイ、韓国、マレーシア、インドと、庶民派フェイシャルエステを体験した私の評価だと、最低ランクに当たります。
施術は、ふきとり化粧水→洗顔フォーム→オイル（メイクオフ？）→スチーム→マッサージクリーム→パック　の順でしたが、洗顔フォーム（ビオレみたいな匂い）は寝ながら洗ってコットンで拭きとるだけだったので、かなり洗剤が肌に残った感触があり不快でした。
デコルテのマッサージもつくと言われましたが、ほんとうに申し訳程度で、適当な押され方でガッカリです（苦笑）。
それから、マッサージ中に施術者の方の携帯が鳴って、応対後、手を洗わずにそのまま顔のマッサージを続行したのも大変不快でした。
最後は、とりあえず余分なクリームを拭きとって終了でしたが、案の定目の中や口の周りに沢山ついていて、自分でティッシュで拭きとっていたのですが、施術者の方は何度も「ダイジョウブ？」と聞いてきたので、本当に自信が無い人なんだなーという印象を受けました。

まあ、3000円程度のフェイシャルなので、こんなもんかな、という感じもします。満足したいなら、マッサージ店ではなく専門店にいくべきですね。お店全体の評価としては、サンダルが使い回しだったこと、着替えが（おそらく洗いたてじゃない）汚れた感じのもので、向かいにある競合店のほうが人にお勧めできると思いました（向かいのお店は、使い捨てのサンダルで、着替えも綺麗、お店の対応もスマートです）。
もうこちらのお店を利用することは無いです。