基隆の変身・結婚写真館。人気の観光スポット「九份」での撮影ツアーが売りです!
こんにちは、台北ナビです。今回は少し足をのばして港町、基隆の変身・結婚写真館までやってきました。地元台湾の人に支持される人気のお店に、日本人にとっても魅力的な撮影ツアーがあると聞いたんです。ひと味違った写真が撮れる「カンヌ」、早速ご紹介します!
ここ「カンヌ」は基隆市にあります。基隆といえば、台湾北部の港町。日本本土との貿易港としても栄えた町です。また、有名な夜市があったり、海鮮があったり、食べ歩きのできる町としても知られています。そんな町にある写真館「カンヌ」は、1996年にオープンしました。お店は、広々と4階建て。ビルはガラス張りになっていて、外からも数多くのドレスを覗き見ることができます。明るいその雰囲気は、遠くからでも一目瞭然。地元台湾の人からも支持され、この日もたくさんの人が訪れていました。今では、香港やシンガポール、アモイなど海外からも写真を撮りにお客さんがやってくるといいます。香港や中国大陸でも、変身・結婚写真を撮ることはできますが、一般的に台湾の方が技術が優れていて、値段も手頃だから、と人気は絶えないようです。
室内スタジオでは、子供の撮影が行われていました
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店内の壁には、こんな大きな絵が描かれています
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ところでみなさん、台湾での「結婚写真」の位置づけをご存知ですか?日本では、結婚写真というと結婚式当日に親族と撮る集合写真か、新郎新婦でプロの人に何枚か撮ってもらう程度ではないでしょうか。それが、ここ台湾では全く意識が違うんです。結婚写真は、結婚には絶対不可欠なもの!何十万円もかけてアルバムを作ります。結婚式の何ヵ月か前に、だいたい丸1日をかけて撮影に臨みます。撮影場所も室内に留まらず、ふたりの思い出の場所や観光スポットまで足をのばします。そんなわけで台湾では、晴れた日の休日には、結婚写真を撮っている一行によく出くわしますよ。衣装も5着以上着る人がほとんど!ナビの友達も実際経験して、終わるころにはクタクタで笑顔も引きつってしまったと言っていました(笑)。その写真を結婚式当日、会場に飾ってお披露目するというのが一般的です。
台湾結婚写真事情を知っていただいた方にはお分かりかと思いますが、台湾は写真館の激戦区と言えます。ここ「カンヌ」も変身より結婚写真館としての色の方が強いので、衣装はドレスがほとんどです。でもその数は驚きの約800着!しかも、台北市内の変身写真館は、かなり衣装が汚れていたりくたびれているところも少なくないと言いますが、ここのはとってもキレイ!店内には、デザイン部があり、サイズ直しや細かいお手入れが行き届いているんですね。その質の良さから、地元台湾の人へ貸し出しも行っているそうです。着たいのがいっぱいあって目移りしちゃう!ってなること間違いなしですよ。また、ドレスよりも非日常的な衣装を着たい、という方にはお姫様ドレスや台湾ならではのチャイナドレスも揃います。結婚写真じゃなくて、彼とふたりでチャイナを着て写真!なんていうのも台湾の思い出として、いい記念になりますよね。
ここで、オススメを何着か紹介してもらいました!
<ドレス系>
<変身系>
チャイナと言ったら赤!
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刺繍が入ったチャイナドレス
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アンティークなお姫様ドレス
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めずらしい青のお姫様ドレス
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頼れるスタッフさん
「カンヌ」には、2名のメイクさんと2名のカメラマンさんがいます。スタッフさんたちはどの方も経験豊富。みなさん日夜、どのようにしたらよりお客様に喜んでいただける写真を取れるか、勉強を重ねている方ばかり…メイクは、店内に写真もあるので、どんな風にしたいか話し合うことができます。
こんな格好になってまで写真を撮ってくれるかも!?
プロの撮る写真もやっぱり違う!
普段の自分で撮る写真とは全く違う、いつもとは違う自分が記念に残せるはずですよ。実際に、メイクの蔡さんが衣装と衣装の合間にするメイクを見せてもらったのですが、たった数分間で的確にその衣装に合うメイクとヘアーアレンジをしてくれます。カメラマンの羅さんは、ギャグを交えお客さんの緊張をほぐしながら、テンポよく撮り進めてくれます。