建物の保存状態が良く、そして必要以上に開発しすぎていない「大渓老街」は今、台湾で注目されているスポットです!
ここを訪れた海外旅行者がほっと一息つけて、大渓の情報が得られる場所「大溪旅人空間」を老街内にオープンしました。この日はオープンの記者会見が開かれたのでその様子をレポートします
交通部觀光局を代表して鄭瑛惠國際組副組長から「今回、大渓のプロモーションを担当している「台灣好基金會」は今までも花蓮の池上、台東の鐵花村など大きな成果をあげているので、大渓も盛り上げてくれると信じている」とあいさつが!
柯文昌台灣好基金會董事長は「台灣好基金會が今までやってきたことを説明するのは難しいけれど、台湾国内のいい場所を見つけ、そこに安心感があれば、若者が帰ってくる。そうすると国は勝手に繁栄してゆく。お金も時間もかかるけど、我々がやってきたことはそういうことだと思う。そして大渓の魅力は美しい建物に留まらず、生きている老街にあると思います。ここには現在も生活している人がおり、朝には朝市に行き、午後学校が終わるとおじいちゃんおばあちゃんと孫たちが遊んでいる様子も見られます。人が実際に住んでいるからこその景色と親しみやすさがあります。」と大渓をアピール!最近若者が大渓に戻ってきて、新たな風を吹き込んでいることも今回4つ目の「北區國際光點」に選んだ理由のひとつだそうです
そして今回の目玉のひとつに古パパこと古乾桂さんが昔創作した「嘎哩嘎烙」と呼ばれるお菓子を黃さんが再現してくれました
古パパは糕餅で生計を立てていましたが、その際に余った小麦粉・塩・砂糖などを使い、この「嘎哩嘎烙」を作りました。香りが良く、近所の子供たちが食べに来ていたそうです。ちなみに嘎哩嘎烙(カーリーカーロー)の名前はカリっとしていることから日本語の「カリ」そして噛むと「カロ」という音がすることから名付けられたそうですよ
「大溪旅人空間」は月~金12:00~18:00には旅行者にお茶の提供及び休憩のスペースを提供します!
大渓を訪れる方は「大溪旅人空間」を訪れてみてくださいね。ちなみに古パパは日本語が流暢です。運が良ければおしゃべりできるかもしれません!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-03-23
大渓老街をブラブラ歩き