2014年　三義　四月の雪

先日、木彫で有名な三義に行ってきました。満開情報がはいったので、油桐花の花びらが舞い落ちるところを見たくて出かけてみました。木彫博物館横にある「四月雪小徑」には、カップルや学生の友人グループ、はたまた町内会の旅行グループが、次々と歩道へと入っていきます。油桐花の別名は「五月の雪」が有名ですけど、南部では4月初旬、中部では4月下旬に咲き始めるので、、「四月の雪」というようです。油桐花も桜前線同様、開花前線が北上していきます。客家油桐花祭のサイトには開花前線マップもあるんですよ。

緩やかな場所もありますが、登りも多いので、スニーカーのような歩きやすく滑りにくい靴を履いていきましょう。朝早い方が、他の団体客も少なく、落ちた花も踏みつぶされていないので、きれいなまま見ることができます。

このカップルのように、のんびりと時々舞い落ちる花を愛でながら散策するのが理想的ですね。油桐花は、雑木林の木々の上に花をさかせているので、林の中に入ってしまうと、白い花は地面に舞い落ちるときと、地面の上に落ちた状態で見ることができるのです。

通りがかった四人の学生さんと歩道の周りにある花を集めて、お約束のハートマークを作り、更に時間があったので、「I」と「U」も作ってみました。こう見えて、けっこうな急斜面なので、石ころや落ち葉が次々と落ちてきて大変なんです。

完成記念の撮影。滑りそうな足元に気を遣いつつ、交代交代で撮影。なぜか、この場で20分以上も管理人になって、お客さんの記念写真を撮る係になってしまいました。(^_^;)

歩道に大きな石があったので、そこに自分一人でオリジナルハートを作ってみました。朝の早い時間だったので、落ちている花もみずみずしく、きれいな形になって、自己満足。何かいいことありそう♪

油桐花の花弁は、細長い菱形で、ふちがフリル状になっていて、落ちるときは花びらを羽のようにして、くるくる回りながら落ちてきます。

林の奥のほうにぽっかり空いた空間。そこに木漏れ日が差し込んで、風が林の上を吹き渡っていくと、あちらこちらから白い花がくるくる回りながら降ってくるのです。

ランチは、「喆娟夢田」で、油桐花を眺めながら、客家風味創作セット料理をいただきました。

勝興火車駅の線路付近の油桐花が満開で、いつもとは違う華やかな雰囲気でした。

お約束の結婚写真のロケ撮影。この時期訪れるなら、１人よりも2人上の方が寂しくなくていいかも(笑)。ぜひ、花びらアート＆撮影も楽しんでください。