どこでだってお茶を楽しむのです！

陸羽の茶友との台東バス旅行の途中、いきなり凄い荒れた場所に連れて行かれ、果てしなく広い駐車場で下ろされました。この広い場所に、見渡す限り人っ子一人みあたりません

そして、ひと気の全くない長ーーーーい壁とエントランス。ここは一体・・・

入ると、荒れすさんだ感じのだだっぴろい草地の真ん中に、目抜き通りが一本通っています。白い像が向こうに

近づいてみるとなんと、ジンギスカンの乗馬像です。なぜ台東にジンギスカン？台湾人に聞いても誰一人ちゃんと説明できません。ここはどこ？

ゴミ収集器と壁のサインで、かろうじてここは池上なのだとわかります。不思議な荒地

歩いてゆくと、こんなサインが。木柵動物園・・・

やっとひと気のするエリアがありましたが、やはり我々グループ以外の人は全く見当たりません。狐につままれたみたいです

しばらく歩いた（何しろ広いので）ので、喉が渇いてきました。泡茶師の資格保持者の旅ですから、いい場所さえあればピクニック茶席を設置すべく、携帯茶器セットと茶葉と熱水を用意してきています。ベンチがあるので、ここで泡茶することに決定

携帯茶器セットと魔法瓶で、いつでも何処でも美味しいお茶を淹れてみんなでいただきます

お茶うけが豊富なグループ

テーブルクロスまで用意して、かなり周到です。泡茶師さん達だけあって、淹れるお茶はどんなコンディションでもとてもおいしいです

トイレを探して付近の建物に近づいてわかったこの施設の名称は、「台糖池上牧野渡暇村」。なるほど「台糖」の土地を利用したテーマパークだったのですね。こちら側は、人の気配が。バスを止めたあたりは多分、裏口に当たるのではと思いました

と、となりになんと、モンゴル文物展示場があるではありませんか

中にはまだちゃんと、モンゴルの色々なものが展示説明されています。さっきのジンギスカンのある荒地がすごかったので、てっきり営業していないのかと思ったら表玄関近くはちゃんと開いています

広大な草地から、モンゴル→ジンギスカンと連想したのでしょうか。モンゴルの空もこんな風なんでしょうか

最後に、茶友みんなで「茶」の絵文字を芝生の上に作ってみました。皆とっても無邪気です