青い逆三角に「1」と書いてあるのは台湾の省道1号線「台一線」のマーク。台北から屏東までずっと続いています。都市の中ではその道路名になっているので分かりにくいのですが、とにかくこのマークを頼りにまっすぐスクーターを走らせます。
台中市から彰化市くらいまでは市街地の中を通っているのですが・・・
彰化県に出ると、広くまっすぐな道がどこまでも続いています。まっすぐ♪まっすぐ♪とにかく進みま~す。
あ、田んぼ。台湾は二期作が多いので、2月にはもう田植えが始まります。
遠くに白いものがいっぱい・・・と思ったら北京ダックになるアヒルの養殖池でした~。
おっとっと、ついそのまま走ってしまいそうですが、こういうところは「機車(バイク)専用」を通らなければいけません。
彰化県と雲林県の間には有名な「濁水渓」という大きな川があります。ここに掛かる橋の長いこと!台湾を南北に二分する大河なんです。
郊外を通っているので、ガソリンスタンドを見つけたら早め早めに給油すべし。途中でガス欠なんて想像しただけでもコワイ~。雲林県の大農業地帯を走り続けます。
国道マークの下にある数字は起点の台北からの距離。ガードレールにも小さく「245.1」とか100mごとに小さく付いているので、台湾では事故がおきた時などはそれを見て位置を通報します。
そして!ついに北回帰線を越えました。北緯23.5度。「台一線」は嘉義県から嘉義市内に入ります。
と、台中から3h以上走り続けたので休憩することにしました。しかし、このあとに・・・
嘉義市内で道に迷ってしまいました。どこで「台一線」マークを見失ったんでしょう?ロードマップ持ってきていてよかった~。
このあとはまたひたすら郊外の道が続きます。遠くの道路に水たまり?と思ったのはなんと陽炎。さすが南部です。まだ2月なんですが(^^;
嘉義を出て約2h。ついに目的地の標識が。そう、ナビは「台南」の友達に会いに行ったのでした。休憩を入れて半日がかりの旅でした。