激辛料理の代名詞ともなっている、唐辛子や山椒などの香辛料をふんだんに使っっているのが特徴です。
激辛料理の代名詞ともなっている、唐辛子や山椒などの香辛料をふんだんに使っっているのが特徴です。麻婆豆腐やエビチリなど、日本でもおなじみの料理は四川料理だったりします。基本的にはお酒のおつまみ系、さらにご飯のすすむ料理が中心です。お店によっては、辛さのランクを表示しているところもありますが、どのくらい辛いかは、スタッフにチェックしましょう。
代表的な料理
■宮保鷄丁
鶏肉とピーナッツのドライ・チリソース炒め。絡めた唐辛子の加減で辛味が違ってきます。
■乾扁四季豆インゲンをやや乾燥させたものと、ミンチ、にんにく、ネギで炒めたポピュラーな料理です。
■蒼蠅頭ひき肉と黄ニラをモロミで炒めた料理。形状が「ハエの頭」に似ているのでこの名前になっています。
■蒜泥白肉ゆで豚肉のガーリックソースがけ。ピリッとしたソースがこの料理の決め手。
■五更腸旺唐辛子をふんだんにきかせた、モツと猪血(豚肉の血で固めた食材)の煮込み。
■回鍋肉(ホイグオロー)豆干(豆腐を乾燥させた食材)にキャベツ、豚の3枚肉との辛みそソース炒め。日本でもおなじみのメニューなのでご存知の方も多いはず。
■ 鍋巴蝦仁おこげ料理。小エビのチリソースをかけ、混ぜあせて食べると、おこげのサクサクとした食感とプリプリエビがおいしい。
■麻婆豆腐なんといっても四川料理を代表する一品。お店によっては山椒の粉をたっぷりいれたピリッとした辛さを効かせるところ、マイルドに仕上げるところなど様々。
■紅油抄手 四川風ワンタンのラー油ソース和え。このソースが辛いのですが、リクエストで辛味を抜いてもらうことも可能。
■銀絲巻四川風の揚げパン。かめばかむほど甘味が広がります。
こんな食べ物も
四川料理のキーワードは「麻辣(マーラー)」。唐辛子をよくきかせた麺は担担麺(タンタンメン)となり、スープが真っ赤に色づいた「麻辣湯」でいただく鍋もこの四川料理のエッセンスがベースになっています。麻辣鍋のお店は、辛いのが苦手な人でも食べられるよう、鍋に仕切りがあって、激辛スープと鶏ガラスープの2種類が一度に食べられるようになっているのも工夫が凝らしてある、と言えるでしょう。激辛スープには高野豆腐や鴨の血を固めた「鴨血」などが入っていて、肉や野菜、エビダンゴなどの具とともに食べれば刺激的!
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記事登録日:2010-07-22