2009年7月4日より、MRT(新交通システム)に、久々に新路線、内湖線がオープン。
2009年7月4日より、台北市民の大切な交通機関となっているMRT(新交通システム)に、久々に新路線、内湖線がオープンしました。この路線はすでに運行している木柵線の北端終点駅「中山国中」が延長された形なので、始発駅は木柵の動物園駅と南港展覧館。「どこからが内湖線と木柵線の分岐点?」という疑問もあるが、しばらくは新しくできた路線、松山空港以北が内湖線と呼ばれるようです。
大部分が新たに開発された商業&住宅エリアなので、ショージキにいいますと、観光客にとってはそれほど魅力的な途中下車スポットはないのですが、敢えて挙げるとするならば、松山空港に直結しているということ。そこから基隆河をトンネルで越え、ITやメディア関連企業が集中するオフィス街や住宅街を通り、再び基隆河を南下して、南港展覧館までを結んでいます。
では、新たに開通した路線を探検してみることにしましょう!
内湖線停車駅 は以下の順になります。 所要時間は約20分。
中山国中→松山機場→大直→剣南路→西湖→港墘 →文徳→内湖→大湖公園→葫洲→東湖→南港軟体園区→南港展覧館
中山国中駅を出ると、110度ほどもある鋭いカーブ。そこを抜けると、松山空港が左手に見えてきます。わずかな時間なので、見逃さないように!
改札はスーツケースが通るように、少しゆったりめ。これはちょっとした気遣いでした。
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構内まで距離があるため、歩く歩道も短区間、ついています。
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トンネルを抜けると…観覧車
大直駅をでると、地上路線となり、そこは内湖。内湖エリアのランドマークの観覧車のある
美麗華(ミラマーエンターテインメントパーク)に迎えられます。
「剣南路」駅から、真北に
故宮博物院が位置しているため、ナビは直行バスがあると思っていたのですが、例の閲兵交代のパフォーマンスがある
忠烈祠に行くバスはたくさんある(1番出口をでて、右側にあるバス停で乗車)のですが、故宮博物院の直行はなく、「故宮路」に停車。そこからはさらに15分ほど歩かなくてはならないので、ナビの結論は、ここからタクシー乗車をおすすめ。
↑ ナビが内湖線沿線で、いちばん美しく映ったのが、大湖公園と葫洲間の人造湖(というか、池)をぐるりと回る景観。
← さて、高速道路、小さな川を越え、終点駅に近づいてきて、そしてここが南港ソフトウェアパーク。今、台北で最も建設ラッシュが華やかな場所です。
東側の終着駅「南港展覧館」。信義エリアの世界貿易センターの見本市が手狭になったために作られた、台湾最大規模の見本市会場があり、ここ数年、電脳ショー、サイクルショーなどはこの南港展覧館で開催されています。
特に目的の場所がなくても、一周ぐるりと乗車して、帰りは板南線で戻ってこれるので、意外と快適な半日コースになるかも(車内は冷房が効いていて快適だし…)。それでは、台北ナビ試乗班がお届けしました!
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記事登録日:2009-07-14