小上海
シャオシャンハイ
知る人ぞ知る「小籠包」が安くておいしーいお店、老舗30年以上の技です!
こんにちは台北ナビです。
今回ご紹介するのは、小籠湯包で有名なお店「小上海」です。ここは地元の人にとても人気がある隠れた名店なのです。日本人客にもファンが多く、お店の人も1日20組くらいは日本人だよ、とおっしゃっていました。なんといってもポイントが高いのは良心価格だということ。点心類はもちろんですが、牛肉麺やワンタン系、小菜もいけるのでぜひどうぞ!
立ち上る湯気の向こうに見えるのは~ アツアツの小籠湯包!
店はすぐわかります!入口の両側で点心職人さんが黙々と点心を作っているからです。とても手早くて、あっという間に作られる点心の山。その横でどんどん、新しいセイロに蒸された小籠湯包ができあがっていきます。ナビが行ったのは開店直後の午前11時だったのですが、職人のみなさんはすでにフル活動。ぼやぼやしてたら突き飛ばされそうな活気なのです。そして、もうもうと立ち上る湯気の向こうが店内客席となります。地元の人にとても人気のあるお店なのです
そんなこと言ってる間にお客さんはばらばらと入ってきています。ここ「小上海」は地元の人はもちろんですが、この頃、日本人にも人気があるので、日本語メニューもきれいに作られていました。内容の説明付きメニューで分かりやすいですね。でも日本人客の中には中国語OKの人が多いそうな。台湾在住や近くの会社勤めの人もお客さんに多いんですね。やっぱり小籠湯包!! あつあつのふぅふぅを頂こう!!
真っ先にオーダーするのはやっぱり小籠湯包!上海風で貝のスープがたっぷり入った小籠包なのです。ところでこの小籠包の食べ方って知ってますか?「小上海」の小籠湯包はとにかくジューシーですから食べるときは要注意!!ちゃんと左手にレンゲを用意して受けないとせっかくのウマ味肉汁が逃げてしまいます。それにその肉汁がアツアツだからやけどしないようにしなくちゃいけないのです。この小籠湯包と一緒に「油豆腐細麺」をオーダーするのがここ「小上海」の通だとか?! あっさりした「油豆腐細麺」と「小籠湯包」は本当に良くマッチします。創業30年、小籠湯包一筋なのです
ここ「小上海」は創業30年以上、老練という境地ですね。その間ずっと小籠湯包一筋でやってきました。ところでここ「小上海」の創始者の蔡さんは、あの有名店「鼎泰豐」で先生をしていた人を教えていたこともあるそう。だからってわけじゃないけれども味は保証付きです。それでも値段は「鼎泰豐」の半分近いんだからお客としてはうれしい限り。
蔡さんは、台湾南部の嘉義の出身で、13歳で外省人の小籠包師匠に弟子入りしたそうです。現在のお店のあるところは「民生社区」といい、閑静な住宅地ですが、その昔は軍人村、いわゆる中国大陸から来た兵士さんたちが住む村でした。蔡さんはその軍人村「武昌新村」にあるお店で働きました。やがて独立した蔡さんは今の場所にお店を構えます。
今なお現役であられる蔡さんの手は、硬い「小籠包タコ」が手の平の2か所、手の横側の小指の下あたりに一個、合計3個できていました。
花茹素蒸餃 毎籠10個110元
チンゲン菜と椎茸入り、そして、干し豆腐が入っているベジタリアン用の蒸し餃子。とはいっても、肉食の方も十分楽しめる味。具材はすべて細かくみじん切りで皮の中にぎっしり詰まっています。ベジタリアン用だからと食べないのはもったいない!ぜひご注文の一品に入れてほしい一品です。
芝麻包 2個50元
ゴマ餡饅頭 とろとろしたゴマあんで甘―くておいしい!ここのゴマあんは絶品です!必ず食べてほしい一品ともいえます。その違いは、まず皮が老麺の素材で作られているから。昔はこの用法で作られていたそうですが、時代とともに粉系の皮に変わっていきました。食感はサラサラモチモチ。さらに中に入っているアンコは濃厚だけど、甘すぎず、しつこくなく、ゴマのいい味がします。
湖州粽 50元
豚肉入り粽 赤身と脂身部分が入っていて特に脂身はとろとろと柔らかい。これも外せない一品。お店の前では、朝ゆであがったチマキが置いてあります。チマキを買いに来る人も多いのです。
紅焼牛肉麺 170元
まず牛肉が柔らかい、小籠包のお店で牛肉麺?と疑問符を浮かべる方には特に食べてほしい一品ですね。牛肉麺専門店に引けを取らないほどのおいしさ、麺のコシやスープも申し分ありません。
鮮蝦ワンタン麺 90元
日本人には大人気のワンタン麺。ワンタンの中には肉、そしてプリプリのエビが入っていて、噛むとエビ味もジュワッと口の中に広がります。スープもあっさり未なので、関西出身のナビはとても気に入りました。もし、他にもいろいろ食べたいなら、麺抜きのワンタンスープにしてもいいと思います。
雞湯 110元
ぜひにとすすめられたのがこちらのチキンスープ。日本人にとっては、骨つきの肉はちょっと抵抗があります。見た目がとか、食べ方に困るとか、食べ終わった後骨をどこに置くんだとかいろいろ悩む方もいるでしょう。が、ここではそういう心配はさておき、まず挑戦してみましょう!台湾のチキンは日本のとは違います。歯ごたえ、味、旨味…どんな風に調理されたチキンでも、なんだか台湾のチキンっておいしいぞと思えるはず。そして、そのチキンの旨味が一番感じられるのがこの雞湯。台湾の人は、冬場は特によく食べます。ここ「小上海」のチキンスープは、米酒、ネギ、しょうがなどで出汁を作っています。お肉の味は、もう言うまでもないですよね。
番外オススメ
あと、日本人にはあんまり馴染みないけれど、ちょっとご紹介。「八宝飯」「紅豆鬆糕」なんてのもあります。主に蒸して食べます。紅豆鬆糕(60元)は蒋介石夫人の宋美齢さんの大好物で、往年はずっとNYで過ごしていた方ですが、旧正月には必ず、また普段でも、圓山ホテルの2Fのレストランのメニューであるこの料理をよく空輸で送ってもらっていたそうです。
それと忘れていけないのは、小菜。一皿30元で、いつも12品ほどそろっています。どれもおいしそう!台湾の人は、お店の中に入ったら、まず席の確保、そして、すぐ小菜を取りに行きますが、日本人は恥ずかしいのかあまり取りに行きませんねえ、と蔡さんの息子さんが言ってました。でも、ここの小菜には、上海料理の店にしかない煮付けた魚もあるし(これは骨も全部食べられ、ナビは大好物です)、台湾ならではのピータン豆腐もそろっています。小菜をたくさん食べちゃうと、メインが入らなくなりますが、「小上海」の小菜メニューはとにかく豊富!お気に入りの一品を取って自分のテーブルに持っていき、ちょっと試してみませんか?
ナビよりひとこと
ここの隠れファンはけっこう多いです。ナビたちが取材にきた日も午前中でありながら、スーツケースを傍らに、あっさり味の牛肉麺と芝麻包を食べている見るからに日本人であろうという男性を発見。ちょっと突撃質問をしてみました。
ナビ「ここにはよく来られるんですか?」
男性「以前駐在でこの近くに5年間住んでいました、その時たまに来ていて。今回は3年ぶりに旅行に来て、これから空港に向かうんだけど、食べ納めでこの店に来ました。お土産も買ったんですよ」
ナビ「こちらで好きなものは何ですか?」
男性「ああ、もう芝麻包ですね!これを食べるために今日もここへ来たんです。それと銀絲巻もいいですよ、特に揚げた方がおいしいですよ~!」
お腹もいっぱい、とても満足そうな笑みを浮かべて、男性の方は空港へ向かわれました。
台湾へ来る方はほとんど皆さん、台湾でこれは食べておきたい、ここの店には行っておきたいというところがあるでしょう。また、帰り際はこれで〆る、みたく。ナビも「小上海」はまた行きたいお店のひとつになりました。蔡さんの笑顔もステキですし。
すでに台湾名物になった小籠包ですが、店によって千差万別。値段が高いところだと8個で200元近くなんてありますね。ここ「小上海」は良心的な値段、味はいいし、気軽に入ることができます。小籠包以外の麺やワンタン、チマキ、甘い系も忘れずに食べてみてくださいね~。
以上、台北ナビでした。
記事更新日:2010-09-03
基本情報
| 住所 | 台北市民生東路四段62号 |
|---|---|
| 電話番号 | (02)2718‐5783 |
| 営業時間 | 10:30~14:30、16:30~21:00 |
| 休業日 | 年中無休(旧正月5日間休み) |
| クレジットカード | 不可 |
| 日本語 | 不可 |
| 日本語 Menu | あり |
| ホームページ | www.goodtoeat.com.tw (中国語) |
| その他の情報 | 支店:台中市崇徳路二段368号 電話:(04)2249-2033 |
| 行き方 | ナビプラザからタクシーで10分強。MRT文湖線「中山國中」駅下車後、高架下を南下(右方向)。1つ目の大通り民生東路を東(左方向)へ。敦化北路を超えて、200mほど先。徒歩で20分程。タクシーで5分位。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2003-04-16
スポット更新日:2011-10-13
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