
左はお姫様の白蛇(姉)、右は召使いの青蛇(妹)【アクティビティ】 写真登録日:2011-08-20
4回目の訪台です。8月17日(水)に観に行きました。以前は週末のみの公演でしたので、今回、念願の初観劇です。事前にナビで予約をしておきました。予約価格は1人550元でしたが、「夏の夜観劇まつり」ということで、窓口で1人430元にディスカウントされました。予約確認書の提示やJCBで決済をすることでそれ以上の割引はありませんでした。家族3人でしたので、360元節約で少し得した気分です。なお、予約しても席は自由席になります。予約価格と当日価格に差があるのかは分かりませんでした。
台湾セメントビルの南側1階が入口ロビーで、窓口でチケットに引き替えしてロビーで待ちます。19時40分に到着しましたが、夏休みのためか、ロビーでは予想以上の人が既に待っていました。また、当日演目のストーリーを書いたチラシを配布しています。中国語・英語・日本語で説明があり、20時に開場。エレベーターで3階に移動します。開演前は3階ロビーで演奏・お土産販売・役者の化粧準備実演・お客さんの着せ替え記念撮影があります。
会場内では日本語の字幕が表示される大型画面が舞台右手(左手は英語)にあります。日本人の方は会場の右側列で中程の席がベストですが、当日はそのあたりの席をJTB団体客用の座席として事前キープされていました。私たちは中央列の席で前側の右端に座りました。画面を見るためには、首を右に向けて確認しなければならないのですが、逐語訳でもないようで、少し日本語を確認して話の流れさえ確認できれば、むしろ役者さんの演技に集中する方が楽しめました。前の席でもあったので、役者さんの細かい表情も見られて良かったです。ナビの紹介写真では、会場が閑散とした写真が載っていますが、当日は、お客さんが多かったです。夏休みなどは日本人客が多いので、予約が無難かもしれません。
都合で当日の演目が変更となり、「白蛇伝」になりました。ストーリーが分かりやすい劇で良かったです。白蛇が化けた女性と人間の男性が出会い結婚するまでが前半で、いかにも京劇という感じです。後半は蛇ひきいる妖怪たちと人間側の神様集団の戦いでアクロバットなパフォーマンスです。後半は字幕が必要ありません。私は前半が良かったですが、家族は後半が良かったそうで、会場内も後半は盛り上がっていました。60分の公演時間ですので、ストーリーが短縮されているところもありましたが、開場から90分程度で終わるので、ほど良い感じです。会場スタッフの対応もしっかりとしていて、好感が持てました。終劇後に、ロビーで主役の人と記念撮影ができますが、列ができていたので、会場を後にしました。夜市ばかりだけでない、台北の夜の時間の過ごし方としてお奨めです。
|