新純香

１０月１日、ホテル到着後、早速伺わせて頂きました。

感動したのは１年前に１回だけ訪れたことを、王さんは覚えていてくれて
「いらっしゃい。また来てくれたんですね。」と最初に声をかけてくれた
こと。「えっ？覚えていますか？」って聞いたら「顔は覚えています。何
のお茶を買ったかまでは覚えていないけど。」って、笑顔で答えてくれま
した。その笑顔に「やっぱりまた来て良かったなぁ。」て思っちゃいまし
た。あとは、例のごとくたくさん試飲させてもらって、話をして、居心地
がイイものだから、気がついたら外はすっかり夜景色。あっという間に３
時間近くたっていたようです。その結果満足のいく買い物もできました。

そこで王さんがちらっとこのような主旨のことを言っていました。
（※私の思いを含んでいるので、所々は私の言葉になってマス。）

「日本からのお客さんが来て、買い物をしてくださるのは本当にありがた
いし嬉しいです。でも、買った物が間違っているって連絡をもらうことも
あるんですよ。その方がまだ台北に居る場合は、ホテルまで行ってでも確
認することができるんだけど、日本に帰ってしまっているときは、確認す
るのがすごく難しい。お客さんにイヤな思いをさせてしまったことが、ホ
ントに残念だし、悲しいです。」

こんなにお客さんを大切にしている王さんに、私が悲しい思いをさせちゃ
いかん！と、今回再び大量購入した品々を、レシートを見ながら王さんの
目の前で確認し、計算間違いをしていないか電卓も入れさせて頂きまし
た。

このお店は、お茶もお茶菓子も茶器も、お手頃価格なんで、ついついたく
さん買い込んでしまいますよね。だから王さんも、絶対間違えないよう
に、細心の注意を払っています。でも、人間だから間違えることだってあ
りますよね。忙しい時や、買った品物が多ければなおさらです。

これからこのお店を訪れ、買い物をしようとしている皆さん、王さんやお
店の人たちを悲しませないためにも、自分の買った物、それからその金額
は、お店で確実に確認するようお願いします。

私は、王さんのあの笑顔が大好きなので、また絶対に会いに行きたいと思
っています。（再びの長文で失礼しました。）