無蔵茗茶(台中市)

こんにちは、台北ナビです。

台湾のおみやげとして人気の高い茶葉ですが、パッケージがかわいくて、しかも高品質なものって案外見つかりません。でも、台北で何度も見かけていた「無藏茗茶」は大きさもちょうどよく、かわいくて気になっていたのです。でも……試飲が出来なかったので、買うのをためらっていました。そんな時、台中だったら試飲できるよというのを聞きつけ、行ってきました！ 

高鉄「台中」駅、台鉄「新烏日」駅から徒歩5分という好立地にある「無藏茗茶」。高鉄の駅から見える9階建ての倉庫のような建物の2階にあります。スタイリッシュな店内は一見オフィスのですが、安心して中へ入ってみてください。整然と陳列された商品の数々は、これが茶葉や茶菓子だとは思えないほど現代的。伝統的なお茶屋さんとは一味も二味も違うのが、入店と同時に感じられます。

まずは、どんなお茶を探しているのかを店員さんへ伝えてみてください。そうするとこれだなというお茶を素早く探し出してくれて、試飲させてくれます。でも、お茶はその場で淹れてくれるので、ちょっぴり時間がかかります。時間に余裕を持って訪れてくださいね。

※ナビが訪れた時は「綠光計畫」にお店がありましたが、現在は引っ越しています。お店提供の写真以外は、以前の綠光計畫にて撮影しています。

店名の「無藏茗茶」とは、いいお茶は隠さずに消費者へ提供するという意味があります。もちろんすべていいお茶ですが、お茶は個人の好みがはっきり分かれます。その人それぞれの好きなお茶を一緒になって探してくれるお手伝いをしてくれるのが、こちらの良さ。そのためには、店名の通りどんなお茶でも試させてもらえました！

また、このブランドを作ったのは、それぞれのお茶の持つストーリーや伝統的なお茶を若者にもアピールしたいという思いがあったから。というのも、最近の若者はドリンクスタンドでお茶を買って飲むのを好み、自らお茶を淹れるということをしなくなっているからなんです。

ニーズに応えるパッケージ！

どんなにいい茶葉であっても、試してもらえないと意味がない。だから、消費者のニーズに応えて、様々なパッケージが用意されています。袋の入りの茶葉は、18g、60g、100g、150gがあり、贈答用には缶がつけられます。バラマキ土産にも使える1回分(6g)が1パックになったものや、3gの茶葉をテトラポット型のティーバッグにしているものなども。自分用に、贈り物用に……、どんな用途にも使いやすいパッケージです。

台湾を代表する「高山烏龍茶」は台湾を代表する烏龍茶。ゆっくり味わうと蘭の淡い香りを感じられます。阿里山産のお茶は合計9種類。すべて手摘みにこだわっています。

開花茶は工藝茶とも呼ばれる、球状の茶葉です。お湯を注いだ瞬間にジャスミン緑茶のいい香りが立ち上がり、ゆっくりと花が開いてゆきます。これぞ癒しだなと思うお茶で、特に女性に人気です。

こちらの茶球は、1つずつ真空パックしているので、長時間味を保持できます。しかも、オリジナルのミニ缶に入れると、もう立派なおみやげになるのも◎。全6種類で、基本となるのはすべて茉莉綠茶(ジャスミンティー)です。違いは花の種類とその縛り方。店内に花が開いた後の様子の写真があるので、それを参考に好きな形を選んでみてください。花が違うと味にも影響があるんじゃ……と心配してしまいますが、安心してください。花と茶葉の比率を上手に調整しているので、味が影響を受けることはありません。

おしゃれでおいしい茶葉を提供する「無藏茗茶」。台中へ行ったら絶対立ち寄りたいスポットだとナビは思います。でも今すぐ行きたいけど、台中まで行けないという方も大丈夫！台北だと、好丘、誠品expo、台灣好、趣活吉而好などのお店で購入できます。

以上、台北ナビがお届けしました。

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