北投温泉の公共露天風呂と瀧乃湯の2軒を梯子風呂して来ました。
ナビさんのガイドにも書いていない注意点があったのでまとめてみ
ます。
(ペーパー版台北ナビ創刊準備号も北投温泉特集でしたね・・・)
1)瀧乃湯
入り口で入浴料金を払い(私は平日だったので70元)「男」「女」
別ののれんをくぐると下駄箱があります。
下駄箱で靴を脱いだら、一緒に靴下もここで脱いだ方がいいです。
なぜなら・・・
そこから上がると即湯船です(笑)
脱衣所は湯船の脇を通ってその奥になっており、開架式の棚があり
ますので、そこに荷物を置けます。
こちらは水着不要です。
湯船と仕切られていませんので、棚はいつでも視線の範疇にありま
すから貴重品を置いても大丈夫です。
湯船の向こう側が脱衣所ですので、床は当然、びちゃびちゃです。
Gパンやロングパンツ等の場合、脱ぎ着に注意しないと裾がずぶぬ
れになります・・・(笑)
公共露天風呂も同様なのですが、基本的に洗い場はありません。
石鹸やシャンプー等で髪や体を洗う事は禁止されています。
また、髪の毛が肩より下の場合は、シャンプーキャップを被る、ま
とめて上で留めるなどして湯船に髪の毛がつかないようにしないと
なりません。
タオルを湯船に入れるのも不可です。
私が行った日は平日でしたので地元の方ばかりでした。
みなさんペットボトルのミネラルウォーターを持ち込んで、湯船に
浸かっては上がってベンチに腰かけ休む・・・を繰り返しながら世
間話に花を咲かせていました(笑)
出たり入ったりを繰り返しながら長時間過ごすのが台湾流なのか
な?と思いました。
温度は40度と書かれていましたが、どう考えても40度より熱かった
です・・・
とにかくレトロ(おんぼろ・・・とも言う)の一言。今時、日本の
銭湯でもこんな所はあるかどうか・・・(日本の銭湯なら経営が成
り立たないであろう・・・とは思います・・・笑)
安く温泉に入りたい方、地元の方と裸のお付き合いをしたい方には
お勧めです。(私も、結構おばさんやおばあさんに話しかけられま
した)
2)公共露天風呂
こちらは、台湾観光局のCMに出てきた「あの」温泉です。
3段式になっており上が一番熱く順次温度が下がって行きます。
その他、水風呂があります。
公共露天風呂は1日の営業時間が4つに別れていますので行かれる際
は注意して下さい。
8:30〜11:15
12:00〜14:45
15:30〜18:15
19:00〜21:45
です。
実際には各時間帯共に閉める30分ぐらい前から中に入れてもらえま
せん。
こちらは水着着用が義務づけられています。
レンタル水着もあります。(男女で価格が違っます)
入り口で入浴料を支払い、木戸をくぐると石段を下った所にコイン
ロッカー(20元)が見えます。
ロッカーの後ろ側に向かって左が女性、右が男性用の脱衣スペース
があります。(ちなみに・・・トイレも一緒です・・・微妙な)
脱衣所ですが、やはり床がびしょびしょですので、瀧乃湯同様脱ぎ
着に注意しないと裾がずぶぬれになります。
着替えたらロッカーに荷物をしまい、さらに石段を下ると温泉で
す!
一番手前の2つだけある浴槽は水風呂ですのでいきなり入ると心臓
が止まります・・・(笑)
各浴槽の岩の上にプラスチック製の桶がありますので、これでお湯
を体に流してから入浴します。
石鹸、シャンプー禁止は瀧乃湯同様です。
髪の毛、湯船にタオルも同様です。(こちらの場合は水泳帽着用の
方も多く、泳げませんが雰囲気は温水プールみたいです)
こちらは男女混浴ですのでビキニだとかなり恥ずかしい・・・かも
知れません。(現地の方でビキニ、セパレーツ水着着用の女性はい
ませんでした・・・禁止ではないと思います・・・私、それで入れ
ましたので・・・ちなみに水着は瀧乃湯で着てしまいました。)
一番熱い上段の湯船で多分43度ぐらいの温度だと思います。
私はさすがにここの湯船には1回に5分程度しか浸かっていられませ
んでした。
私が行った日は生憎と雨だったのですが、それでも結構来ている人
がいるのにはある種驚きがありました・・・(あ、自分も同族では
ありますね・・・笑)お湯が熱いので雨の中の露天風呂でも気持ち
いいですよ。
3)MRTで行かれる場合
MRT淡水線の「北投」駅から「新北投」まで一駅間だけの乗り換えと
なりますが、支線ですので電車は15分に1本の割合です。
また「北投」〜「新北投」間の電車は20:00でお終いとなります。
その後は「北投」〜「新北投」間を0:30分までシャトルバスが運行
と書かれていました。(朝も6:00〜7:00は同様です)
公共露天風呂で一番最後まで浸っていると電車はなくなります。
(笑)
私はひたすらチープな温泉を目指したのでこの2つをチョイスしまし
たが、わざわざ水着着用の混浴や、ボロイ温泉は嫌!と言う方は新
北投の駅を降りると中山路と光明路の両側には「日帰り入浴OK」と
なっている温泉宿が無数にあります。
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