|
中国語の学習歴が1ヶ月半で中華圏への渡航は初めてだったので日本と近い環境で中国語の基礎を学ぶために10月半ばから3週間こちらでお世話になりました。
○レッスン内容について
まず最初に台湾の歴史についての解説がありました。(日本語で)
言語は文化や歴史の上に成り立っているので中国語を学ぶ事はそれらをしっかり理解した上で意思疎通を行うことだと思うので、非常にためになりました。
游先生は日本留学経験もあり日本語も堪能だけでなく、文化や考え方の違いなどいろいろ教えていただきました。特に漢字の日本語読みまで理解しているので質問するときに助かりました。
その後、まずオリジナルのテキストを使い、日常生活ですぐ使える注文の方法などを勉強しました。初心者の私にとっては台湾では食べ物の注文が難しく一度の会話で終わらないことが多いのでテキストのお陰で助けられたことも結構あります。
そしてメインで利用したテキストの漢語大師は拼音、繁体字の学習だったのですが非常にわかりやすい内容です。CDもついているので、iphone に入れて聞いていました。
唯一ダメな点は持ち運ぶと重かったくらいでしょうか。
レッスンの流れとしては、各課(1〜10課まであります)ごとに単語と文法の解説と音読練習。そして本文の音読という繰り返しです。そして何回か1度に暗唱テストを受けました。暗唱が苦手であまり予習をしっかりしてないときは、やり直しと言われたりもしましたが・・。
そしてテキストが終わった後はテープを使ったヒアリング練習。これは本当に難しかったです。まだまだ単語力が足りないと自覚しますね。
○宿泊施設について
学校から徒歩10分の場所にあり、仁愛病院という比較的わかりやすい場所の近くでした。台中の新幹線の駅まで無料バスが止まるバス停が近くにあって本当に便利です。最初にビルの外から見ると正直イマイチかなぁと思ったのですが、実際に部屋に入るとビックリするくらい綺麗で快適でした。滞在中は2〜3日に1度清掃が入りリネンなども新しいものになるのでホテル暮らしとほぼ同じです。余談ですが旅の後半に台北に滞在した際に同じレベルの部屋を借りたら1泊5000円はしました。また台中は滞在や生活コストが安くて勉強するには向いているとあらためて感じます。
○授業後の活動
午前もしくは夕方に学校がおわるので、滞在中はとにかくバスを使っていろんな場所へいきました。バス代がほとんど無料なのは本当にいいです。お陰で台中のバス路線や道路の名前かなり覚えることができました。それと台北に行って台中との違いに気がついたのですが、台北だとつたない中国語で店員に話すとすぐに英語で話かけてくるのであまり練習には向かないと感じます。その点、台中は完全に中国語だけでの対応なので実地練習に向いてます。
また他の活動としては、台湾留学の検討のため、大学へ行ってスタッフに話を聞きにいったりもしました。東海大学、逢甲大学、中興大学、台北師範大学などなど台北もあわせると8校ほど。国立大学はどこも締め切りが早いので申し込むのは早めがいいです。
○オマケ情報
ホテルの近くの交差点にあるeliteという欧風パン屋があり、そこの韓国面包(パン)は本当に美味しくてオススメです。
55元で4個入りと100元8個入りがあります。あまりに美味しくてハマってしまい毎朝このパンとコーヒーが日課になりました。
○最後に
勉強だけでなく、游先生をはじめとしたスタッフの皆さんと楽しいイベント(夜市、テニス、温泉など)に参加できアットホームで非常に満足度の高い学校でした。
台湾の滞在が非常に良かったので、結局は、大陸への留学は半年ほど延期して先に台湾留学に行く事を決めてしまいました。
|