みなさま、お返事ありがとうございます。
マナー以前に、フラッシュを焚くことによって作品の品質が物理的
に劣化する可能性があるのだろうかというのがもともとの疑問でし
た。
たとえば、翠玉白菜に1億回フラッシュを焚くと、緑の部分の色素
が退色する可能性が数千万分の一の確率であり得るからフラッシュ
禁止とか。
油絵の場合は、絵の具が数年から数10年をかけてゆっくりと化学変
化を起こして色が定着するので、フラッシュはその変化の妨げにな
り得ると聞いたことがあります。フラッシュ禁止はマナーだけでな
く劣化を防止する理由もあると。
白菜の場合は、品質低下を避けるという理由よりはやはりマナーで
すね。
朝一番で行けばゆっくり見られるのでしょうが、閉館間際などは、
まるで記念撮影の会場並みの混雑ぶり。ざわつきとカメラのシャッタ
ー音とときどき光るフラッシュで。
人の波が空いた瞬間を見つけるのに苦労します。
混雑しているときは、フラッシュもそうなのですが、展示ケースの
正面を独占して何分も動かない人にもプンプンです。動いて〜。
他の人の迷惑にならないように鑑賞したいものです。
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