翠玉白菜を見に行ったら、日本人や台湾の地元の人が遠慮なくフラッシ
ュを焚いていて、係員に怒られていました。
結構多くの人がフラッシュを使っていたので、他の人もフラッシュOK
と勘違いして悪循環を生んでいたようです。
しかし、ふと思ったのですが、
書画であれば、紙は非常にもろく、墨や絵の具の顔料も光の影響を受け
やすいので、フラッシュ厳禁なのはよくわかります。
フラッシュに含まれる紫外線か何かが悪さをして、作品が劣化する原因
になるのでフラッシュを禁じているのでしょう。
けれども、翠玉白菜のような石であれば、フラッシュを焚いても品質劣
化の問題はなさそうな気がするのですが、いかがなものでしょう。
石とはいっても、変色する可能性が少しでもあるから禁止なのでしょう
か。それとも、鑑賞の雰囲気を壊すから?
あるいは世界の美術館・博物館の暗黙のルール?
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