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投稿者:つくえ

口コミ掲示板[台北228紀念館]歴史について考えることができました

2007-08-23
前回の訪台では、日曜日に行きましたが別のボランティアの方がおられ説明を受けました。併設のレストランでは、228事件の日本語本を買うこともできました。読み込めば読み込むほど凄いインパクトを与えた事件であったことは確かだということは分かります。

もし、お時間と近代史にご興味があるのなら、ここと総統府と国軍博物館の3箇所には行かれることをお薦めします。観光の域を超えてしまうのかもしれませんが、舞台裏に興味がある方にはおすすめです。有名人の書いた本を読むより、生の声を聞いて観察する方が勉強になりました。

それと、更に時間があれば、中正祈念堂の中でやっている展示も併せて。初代総統はとあるアメ車がお好きだったんだなあ、ということも良く分かります。

総統府の一階の展示も何気なくたくさんのものが飾ってありますが、どれもこれも歴史好きにはたまらない写真や展示物の数々です。総統府に見学に行くたびにいつも思うのですが、総統府正面側に軍隊の車が置いてあるし、憲兵は銃を持っている、という緊張。

国軍博物館では、この国の軍からみた日本、というのが理解されます。戦争に使用した銃も置いてあり実際に持ってみることができます。6箇所の展示をすべてみてそれぞれの展示室毎で指定の容姿にスタンプを全て押すと、最後に受付で記念品をくれます。

所詮、旅行者の悲しさで、立体的に歴史を理解することが難しくはありますが、私はガイドをなさっている方の見解、総統府の見解、国軍の展示を通じた見解に触れることができ、台湾の哀愁を少しは理解できた気がします。

ちなみに228記念館の併設レストランは、ホッキョクグマでも凍えてしまうような寒さです。防寒対策をお忘れ無く。

それから、総統府の土産物売り場は、売り場のコーナーが2つに分かれています。その売り方ですが一つは東京風でもう一つは大阪風です。これには笑えました。東京で一つ、大阪で一つ買いました。

灌漑施設を作った台湾の救世主と言われている八田氏の墓に花を手向ける候補者(来年の総統選挙の候補者)の写真が新聞に出ていました。まあ、そういうインパクトを与えられるような人物が昔は日本人にいたわけですが、今の日本人でこれから台湾人が心から尊敬してくれそうな人はいるんでしょうかね。

ナビさん、議論をするつもりもないので、消さないでね。お願いします。 
訪問日:2007/08/23