台風に吹き込む南風で猛暑になった7月8日(この日、宜蘭では38.8度の史
上最高気温記録したそうです)に、ナビの美月さんのレポートを参考に八
里に行ってきました。民生西路の端の埠頭から船で関渡に行き、関渡宮を
見て、淡水に行こうとしたら、関渡から八里行きの船もあるんですね。切
符売り場の女性(簡単な日本語が話せました)の話では、船は関渡→八里
→淡水→漁人マ頭の順で寄港するという話で見せてくれた航路図もそうな
っていたので、直接行くことにして八里まで買ったら、最初に着いたのは
淡水で、そこで別の船に乗り換えさせられました。八里行きは我々だけで
他の人はすべて漁人マ頭行きだったので、人数が少ないとこういうやり方
になるのかもしれません。
八里に着いたのが昼頃だったので、早速、打鹿岸へ。ナビの報告どおり、
アミ族の伝統的な飾り付けがとても雰囲気のいいレストランでした。何も
分からないので、ナビの記事に書いてある料理を注文しました。どれもお
いしかったですが、中でも豚の皮の料理は、辛めのしょうゆ味の香ばしい
豚の皮と添えてあるゴボウとの相性が抜群で、最高においしかったです。
それから、ビンランの花もおいしかった。歯応えがとてもよかったです。
漢字のメニューをみて初めて気がついたのですが、ビンランとはいわゆる
ビンロウのことなんですね。あの口が赤くなるビンロウの花がこんなに可
憐でおいしいものとは思いませんでした。アミ族の音楽のCDを売ってい
たので買ってきました。
その後、マングローブ保護林まで行こうと思ったのですが、あまりの暑さ
に断念しました。
熱いけれども日陰に入れば川風が爽やかで、また、対岸の淡水の風景も美
しく、とてもいいコースでした。
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