(営業終了)六福客棧

レオフー・カアーザンTHE LEOFOO六福客棧

閉店・移転、情報の修正などの報告

投稿者:六福たろう

口コミ掲示板[六福客棧]一長一短。でもなんだかいいんだなあ、これが。

2006-09-17
いろんな意見がでているので、私もちょっと。

施設は古い。泊った部屋は、ゴーという音がよく響く。隣か上で水
を出している音であろう。日本人は、夜中でも風呂に入りたがるか
らかなわない。
泊った部屋は、朝と夜遅くに音がひどくてうるさかったが、面倒な
ので部屋の交換はしなかった。3泊したが、荷物を広げてしまった
後では部屋交換も面倒くさいものです。

フロント。とても親切で親しみ易い。ホッとする。ただ、気が利か
ないし、(ここは町の案内係のようなduty managerがいないので)
店のことを聞いてもアバウトな答えしか返ってこないので残念。こ
ちら側が、その店についてある程度の知識があると、ようやくコン
ピューターで調べてくれて、ドンぴしゃりの答えが返ってくる。で
も、それならば自分にコンピューターを貸してくれれば自分で答え
がみつかるのである。やれやれ。
フロントでは、日本語も英語もかなり通じるだけに、労力が多い割
には答えが外れているのがおかしくて仕方が無い(苦笑)。

ネットを使うのには別途料金が結構かかるが、そもそもバリバリと
ビジネス系の仕事するひとが使うようなホテルではないと思う。よ
って、今流行の全館無線ランとかにする必要は今後も無いとおもう
のだが。

レストラン。朝食の食事内容は・・・・・。期待しない法が良い。食材は
新鮮とは思えないのでお粥意外は手をつけなかった。でも、ここで
も、スタッフの態度がとても親切で丁寧。例外は、フロアー主任の
女性。よだんですが、ホテルの朝食は、昨日からの残り物を一番に
出しやすいはず。午後の飲茶(アフタヌーンティー)とかいうやつ
も同じ。

不思議なホテルです。フロントから食堂そして部屋掃除のおばちゃ
んまで、彼ら彼女らの人柄というか丁寧な態度と姿勢が、この老朽
化したホテルの経営を成り立たせているようです。best employee
of the month(今月のベスト従業員)を挙げろといわれたら、何人
でも直ぐに示せるほどです。

さて、このホテルのホテル周りに関してナビでのいろんな投稿は正
確ではないとおもう。周りは学校が多くて静かな地域なのである。
よって、朝ごはんを食べるところとか、庶民のレストランは数件し
かない。四平街も一度行けば十分。コンビニだけはホテルの下、ホ
テルの裏手に何件もあるが。コンビニばかり行っていると、日本で
の出張と変わらないのでは。

食堂は四平街あたりに数件あるだけ。朝ごはんの店も、結構、遠く
まで行かないと無い(勿論、中華の名店のいくつかは遠くないとこ
ろにありますが、毎晩そこへいくわけではない)。まあ、運動がて
ら朝ごはんを買いに行くのは好きだけどね。買いに行ったついで
に、公園でヨガもできるし。

それだけ静かというか、庶民の生活区にあるホテルなんだなあ、と
実感させるホテル。台湾に来てまでロイホなんかを見る必要なしと
思っているので、(ロイホやモスバーガーをのぞけば)、庶民的な
台湾の食堂が少ないよね。

六福は、ロビーは日本人であふれているので、すでに日本人専用み
たいになった中級ホテルかと思いきや、台湾人の宿泊客も結構い
て、その適度なにぎやかさと率直さにホッとする。日本人同士って
目をあわさないし挨拶しないし、出会うと暗くなる・・・・

ということで、従業員さんたちに御願いしたりしながら居心地を良
くすることをいとわずにできて、大切な情報は自分で調べられる、
という旅なれた人なら、きっと楽しいホテル滞在になりましょう。
私には十分に快適です。行くつかの投稿に見られたような、キーキ
ーとなってクレームをつけるだけの人には向かない。ここって、良
い意味で台湾らしさが十分に残っていますよ。それをエンジョイす
る方が、身体に良いと思うが。

ここに慣れてしまうと、逆に、たまに中山北路や林森北路辺りに出
向くとそのあわただしさに目が回りそうになるし、穴ぼこに落ちそ
うになる。食堂なんかも、松江路(六福の所在地)の方が客に優し
い気がする。六福あたりは歩道もきれいで歩きやすいしね。歌舞伎
町(中山北路)と代々木一丁目(松江路)の違いかも。 
訪問日:2006/09/17