楽しみにしていた九分。楽しみにしていたお茶。
小雨に濡れた町並みや山を窓から眺めながら、至福の時間を…と思っていたのに。
私たちがついたテーブルの後ろは、日本人10人程度の男性ばかりの団体さんでした。私たちよりも先に入っていたので、お茶だけだったのか食事もしたのかわかりませんが、そのうちの数人がタバコをぷかぷかし始めたのです。
こちらの席はちょうどこれから聞香杯でお茶の香りを楽しもうって時だったのに、後ろからタバコの煙が流れてきてせっかくのお茶の香りが台無しです。店内は「禁煙」ともうたってないし、仕方ないことかもしれませんが、彼らの中にもお茶を飲んでその香りに感動した人もいたハズじゃないのかなぁ。もう少しだけ考えてくれれば、みんな気持ちのいい時間をすごせるのに。
でも彼らが出て行った後、しばらくほかのお客さんも入ってこなかったので、十分にまったりとした時間を満喫できました。良かった、良かった。
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