以前、台北に住んでいたときに台湾の方に
何故英語名を決めているか尋ねたことがあります。
その方々がいうには
1、もともと親がキリスト教信者の場合、
生まれてすぐ、子供に洗礼を行なうときに名づける
(台湾はキリスト教徒の方も多いです。
友達の場合、赤ちゃんの命名のときに中国名と同時に
英語名もつけていましたし、家の中でも英語名で呼んでいました。)
2、多くの人は学校で英語の授業が始まる時に、 英語名を付けるとも。
(私の尋ねた方の中には中学の英語の教師がいらっしゃいました。
「なぜ付けるの?どうやって付けるの?」と聞くと、
台湾の学校の英語の授業中は英語名で呼びかけるそうです。
また、名前はもちろん自分の好きなものをつけてもいいし、
全く思いつかない人は、先生が名前の発音から連想される名前や
名前に使ってある漢字の意味でつけることもあるそうです。
ちなみにその方は誕生月をとって'June'としているそうです。)
3、あとは仕事の都合上、外国人と接することが多い方は、
やはり中国語の名前はかなり発音も難しいということで、便宜上、つけることも。
たまによく英語名を変えている人もいましたし…
(もちろん1の場合、そんなことはあまり無いですが。)
パスポート取得時というのは聞いたことが無かったです。
知り合いのパスポートも中国名の読みが台湾式のアルファベット表記になっていただけでしたので・・・
日本人は英語の名前を別につけてそれで呼び合うというのには
ちょっと慣れないので気持ち的に抵抗がありますので、ちょっぴり不思議に感じますね。
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