台北のお寺の紹介記事をいろいろ読んでみると「お線香はただで貰えます」みたいな記事が書いてありますよね。これにはちょっと疑問です。
【お供え物】 行天宮の場合は入口付近でおばさん達がお線香とお供物を50元で売ってくれます。また龍山寺ではお寺の中右側でお線香を売っています。
【疑問】 ろうそくで点火するところで火が灯ったお線香を渡しているボランティアの方がいますのでその方に自分で購入したお線香を袋ごと渡すと点火したお線香と交換してくれます。このボランティアの方からただで貰えるというふれ書きですが、皆さんはどう思われますか。
【行天宮のお供物でおまじない】 行天宮の前で購入できるお供物はもち米・麺・お菓子が入ってます。お供えしてお参りが済んだら持ち帰るのですが、もち米の上に乗っている実(種?)はその場で皮を破って中身を取り出し食べちゃいます。皮はゴミ箱に捨てます。これはおまじないで「これまで自分を覆っていた悪いもの若しくは自分の殻を破って本来の自分になることを意味しているとのことです。
【龍山寺のお札場】 お寺に向かって左側にお札場(お守り等を分けてくれるところ)では数珠や腕念誦も置いています。前回は星月菩提樹の数珠を、今回は虎目石の腕念誦を買いました。お土産屋さんやその手のお店で買うよりず~っと値段が低く、なお且つ高品質です(虎目石は曇りやシミ一切無し)。なお且つお寺で頂くのですから当然加持祈祷されたものなので安心と思います。
【ご利益】 観光地化しているとのことで敬遠していた龍山寺ですが、前回直感的に行ってみたいと思い参拝したところ、ほとんど不可能と思っていたことが2つ叶いました。そこで今回はお礼参りに行った次第です。日本のお寺でなかなか心願成就できず「不信心だからかな~」と悩んでいましたが台北では4ヶ月で成就したので「これは信徒の数と本気度が影響しているのかな」などと自国と他国の信教事情を分析してみたりしています。なにはともあれご利益でました。有難うございました。これをお読みになられている皆様にもどうかご利益がありますように。
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