美霖古玩文物茶芸館

ツアーのはじめに両替のため立ち寄ったのがこちらでした。
外観写真のとおり専門の茶藝館ではありません。
行程表では「茶藝館」となっていましたが、店内奥が中国茶のコーナーで、外から見える手前のコーナーには美術工芸品が数多く並んでいました。
また中国茶以外にもパイナップルケーキやカラスミなど定番のみやげ品を扱っていました。


お店に着くと奥のテーブルに案内され、慣れた手つきで3種類の中国茶が次々サーブされ慌ただしく試飲（早口のセールストーク付き）。
試飲が済むとショッピングタイムとなり、店員がマンツーマンで張りつき、試飲した中で最も高価な金萱烏龍茶をしつこく勧められました。

中国茶の品ぞろえはそれほど豊富ではなく、また、台湾到着直後でここで買い物をするつもりがなかったのですが、
あまりのしつこさに負けて手ごろな値段の烏龍茶を手に取ると「高山烏龍茶でなきゃダメ」。
次に好きな「東方美人茶」にしようとすると「それは買わなくていい」とまたダメ出し。

挙句、「あなた太ってる」「これ飲めば痩せる」（あまりにストレートな言い様にあっけにとられてしまいました^^;）
と試飲したうちの一つである紅茶（アッサムティーとのこと）を勧めてくる。
結局、高山烏龍茶（100g 680元）を一つ購入してようやく解放されました。

空港送迎車に混載となった方は、割り切ってこのお店で中国茶やカラスミなどをたくさん購入されていましたが、
強引な売り方は非常に印象が悪く、とても他人にこのお店は勧められません。
そもそも、わざわざ買い物に赴くお店ではないと思います。


両替の方ですが、手数料なしで、日本で両替を済ませてきたという混載の方よりレートはかなり良かったようです。
ただ、銀行や両替所のような明細はくれません。
（1万円分ずつセットした封筒を渡されたので、千円単位の両替ができるかは不明です。）

また両替は中国茶コーナーの方にあるレジで行うのでセールスに捕まる可能性が高く、
両替目的で立ち寄るのはやめておいた方がいいと思います。


地元の人が買い物に来るとも思われない店づくり・品ぞろえですし、
ツアー客向けに営業しているお店だと思いました。