2名様
羽田空港を出る便に乗ると、3時間後にはもう台北市内に。一泊2000円の安宿は、「休憩○○元」というラブホテルのような表示さえ気にしなければ快適だ。地元の台湾料理店に入り、ごはんとスープを自分でよそって「ああ、台湾だ」と実感。かつてオランダ領だった台湾は、サイクリングが盛ん。自転車50キロコースに挑み、その後はやっぱりビール。ビールも店の冷蔵庫から勝手に取り出すのが台湾流。夜市では屋台でなつかしのライスカレーをほおばる。日本ですらもう食べることができない、黄色いカレーがここにはまだ残っている。日本じゃないのに懐かしい、それでいて開放感あふれる下川ワールドの週末台湾。
下川 裕治
1954年長野県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている
羽田空港を出る便に乗ると、3時間後にはもう台北市内に。一泊2000円の安宿は、「休憩○○元」というラブホテルのような表示さえ気にしなければ快適だ。地元の台湾料理店に入り、ごはんとスープを自分でよそって「ああ、台湾だ」と実感。かつてオランダ領だった台湾は、サイクリングが盛ん。自転車50キロコースに挑み、その後はやっぱりビール。ビールも店の冷蔵庫から勝手に取り出すのが台湾流。夜市では屋台でなつかしのライスカレーをほおばる。日本ですらもう食べることができない、黄色いカレーがここにはまだ残っている。日本じゃないのに懐かしい、それでいて開放感あふれる下川ワールドの週末台湾。
下川 裕治
1954年長野県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている
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下川 裕治さんの新刊「週末台湾でちょっと一息」プレゼント
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