マッサージを受けられる方への注意！！

台湾が流行発祥の地といわれる足ツボマッサージは、中国の民間療法のひとつ。

30分という短い時間で、リーズナブルな価格で施術してもらえるというので、今やリラクゼーションの中心的な存在となっています。

特に台北には中心街だけでもマッサージ店が400軒以上あるといわれていて、街中は「足裏マーク」の看板であふれています。競争が激しい中、各店のサービス項目もバラエティーに富んでいて、足ツボの看板を出しながら、民間治療の手段として発達した経絡マッサージもサービス項目にしている店や、いわゆる｢理髪店｣と呼ばれるマッサージパーラーやSPAなどでもオプションで必ず足ツボが入っています。

値段について

平均30分あたり500-600元（日本円で1500円前後）
表通りや観光客が多い店は価格設定が高い場合がありますが、路地裏の店などは450元などと、値段の安さで客を引き込もうというところもあります。市内の中心を外れると300元、などという格安のお店もあったりしますが、時間が短かったり、割と雑な客扱いをする店が多いので、お店のクオリティを見極めて入ることをおすすめします。

お店の選び方

マッサージは技術があって客が入るところなので、これまではインテリアなどには気を使わない店も多かったのですが、最近は凝った設備で客を呼び込む店も増えました。 大画面の液晶テレビが入っていたり、バリ風のムードを盛り上げヒーリング効果を狙ったり、ソファに座ると足元から足湯が出てきたりする変わりダネの店も。清潔さ、雰囲気、立地点などもお店の選び方では大切ですが、どんなマッサージ師が常駐しているか、というのも大きなポイントになりますので、台北ナビ紹介店をよくチェックして、自分の好みの店・マッサージ店をお探しください。

マッサージ予約の際の注意事項

●女性がマッサージ店で「整体」、「全身マッサージ」、「上半身マッサージ」など身体の接触が必要なマッサージをする場合、トラブルが心配な方は女性マッサージ師を指名しましょう。整体はほとんどが男性のマッサージ師です。女性がオイルマッサージを受ける場合は、男性のマッサージ師は拒否してください。

●マッサージ店はオープンな空間で行われることが多く、カーテンなどで仕切ってあります。女性が男性マッサージ師と個室に入る場合は、拒否することができます。男性のマッサージ師しかいなかったり、もしくは男性のマッサージ師を指定される場合は、不要な誤解を避けるためにも、同伴の友人や家族の方にできるだけマッサージの場から離れないようにお願いするようにしましょう。

●予約の際は事前に、余計なトラブルを避けるためにもマッサージ師にマッサージの内容を具体的に聞いておくようにしましょう。お店の方が勧めるコースは、内容を理解してから受けるようにしてください。特にマッサージする部位とその方法は事前に知っておきたい点です。

●施術はそのままの服で行われる場合と、着替える場合があります。足ツボだけのときは、ズボンがきつめ或いはスカートの場合ははき替えます。整体のときは着替えた中に下着はつけておいても大丈夫です。オイルマッサージなら下着は全部脱ぎ、紙パンツをもらいます。

●マッサージが痛すぎたり、あるいはマッサージのやり方が自分の考えるマッサージから程遠いと感じた場合、すぐにマッサージ師にやめるように申し出てください。あなたが感じたことをマッサージ師に伝え、できるだけコミュニケーションを取るようにしてください。万が一マッサージ師とどうしてもコミュニケーションが取れないという場合は、ナビプラザまでご連絡ください。
ナビプラザ
営業時間：月～金 10：00～18：00　　　TEL：（02）2523-3883　

●マッサージ中に不愉快なことがあったら、勇気を出してその場で強く申し出ましょう。
言葉が通じない場合は、大声を出すか、起き上がるか部屋を出るなどの行動で示してください。もし、何か発生した場合は警察へ通報するか、財団法人交流協会（日本大使館）へご連絡ください。
●台北市警察局外事服務站（02）2556-6007（24時間体制・日本語可）
●交流協会台北事務所（02）2713-8000　（平日9:00～17:30）（領事室内線2100～2102）
0937-043-408（夜間・土日祝祭日24時間）