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【体験レポート】台湾鉄道-内湾線

台湾の新竹は客家の街、山を越えるとレトロな街が開け、そこでは客家語が飛び交い、懐かしくも思える料理が食べられました。

《内湾線》
竹東↔横山↔九讚頭↔合興↔富貴↔内灣
内湾の街

内湾の街

内湾駅

内湾駅

たった一両

たった一両

内湾戯院

内湾戯院

こんにちは、ナビトミです。今日は台湾鉄道第2弾、台湾ローカル3支線(集集線、内湾線、平渓線)の中でも一番地味にみえる内湾線に乗ってきました。台北から比較的近く、でも、交通の繋ぎは3線の中でも一番面倒ということから、ローカル気分に浸ることができましたね。今日は以下のルートで、かねてから行きたいと思っていた内湾「客家村」へたどり着くことができました。
内湾の街の入口

内湾の街の入口

ちょうどトンネルに入っていくディーゼルを発見

ちょうどトンネルに入っていくディーゼルを発見

これが静止状態(地元の人は老火車、光華号なんて呼んでいます)

これが静止状態(地元の人は老火車、光華号なんて呼んでいます)

出発


ナビトミスケジュール:
 
9:20 台鉄(台湾鉄路)台北駅発 区間車  116元
10:50 台鉄新竹駅着 
11:35 相乗りタクシーで 150元/1人
12:10 内湾着
14:15 内湾駅発 ローカル列車 18元
14:40 竹東駅着
15:00 竹東駅発 バス  51元
15:20 新竹着
15:30 天仁茗茶の店の前(東門市場停留所)から高鉄(新幹線)新竹駅までの高鉄接続速バス 無料
15:50 高鉄新竹駅着
16:04 高鉄新竹駅発  205元
17:30 高鉄台北駅着


この日は自宅を朝出発が目標でしたが、時刻表は全く調べておらず、いつものようにタラタラした時間を過ごしてしまい、9時前に着けば、自強号に乗れたのに、次の自強号まではかなり時間があることを台北駅にて発覚。

とりあえず9時20分の区間車に乗ることにしました。新竹まで所要時間1時間半・・・。ちょっとかかりすぎましたが、今日の目的は、内湾線に乗れてお昼頃内湾へ着けばいいかなだったので、まあいいかと(この時点でナビトミは新竹―竹東間が運休ということも知らない・・・)。区間車は新しく座席も快適で、台北から新竹の移り変わっていく景色が十分味わえました。途中陶器の町「鶯歌」にも停まりました。お天気も上々、10時50分には新竹駅に到着。
1913年、日本統治時代に建てられたという歴史ある新竹の駅。
堂々たる風格を備えています。 1913年、日本統治時代に建てられたという歴史ある新竹の駅。
堂々たる風格を備えています。

1913年、日本統治時代に建てられたという歴史ある新竹の駅。 堂々たる風格を備えています。

新竹からどういくか

新竹駅の改札で、内湾線へ乗るにはどこから?と聞いてみると、駅の横にある新竹客運のバス乗り場へ行きなさいと言われました。???内湾線に乗りたいんですけど、と言うと、バスで竹東まで行かないと乗れないと言われ、疑問符をかかえたまま、そのバス乗り場へ向かいました。切符売りらしいおじさんがいて聞くと、やはり同じ答え。しかもバスはあと1時間後じゃないと発車しないとか。竹東駅に着いたらすぐ内湾への接続はできるのかと聞いたら、「差不多、可以了」。この「差不多」(=大体)という答え、ナビトミには信じがたく・・・。お昼内湾に着けないかもとボーッと考えていたら、「内湾まで行くんだろ?」と、ダフ屋のようなオッチャンが声を掛けてきました。「あそこの2人もそうで、それとアンタ、もう1人いたらすぐ出発だから」いいよの返事もしてないのに、相乗りタクシーの人数に入ってしまいました。おじさん曰く、1人150元で、ガイド案内もするぞとのこと。結局最後の1人がなかなか見つからず、ナビトミたち3人は先にタクシーに乗せられ、さらに待つこと数分。やっとオッチャンが連れてきたのは2人。後部席4人になっちゃって出発~。

(こんなわけで、内湾まで2時間かかったかもしれない時間が30分ほどになって、だいぶ短縮されたわけですが、4人で600元のところが5人になっちゃったので、先のカップル2人とナビトミが、オッチャン1人分安くなるよね、と聞いたら、一様!(=同じ!)と手でバシッと切られましたよ)
バス乗り場

バス乗り場

このオッチャンです、途中内湾のストーリーをまじえ、ここで写真を撮れと頻繁に停まったりしてくれました、オッチャン、ありがとね。

このオッチャンです、途中内湾のストーリーをまじえ、ここで写真を撮れと頻繁に停まったりしてくれました、オッチャン、ありがとね。

横山の景色と水車、この近くは5月初旬になると、花が落ちる様子が雪のように美しい油桐花で満開になるそうです、油桐花の木は昔は樽の材料としても重宝されていました。美しい山々と水で、夜はホタルが飛び交ってるそうです。
内湾で一番美しいと言われる擧龍吊橋(オッチャン曰く、内湾駅近くのよりいいらしい)

内湾で一番美しいと言われる擧龍吊橋(オッチャン曰く、内湾駅近くのよりいいらしい)

内湾線  (新竹県) 新竹 ローカル線 レトロ 鉄道 機関車 地方の旅 客家文化新幹線で行くローカル線

内湾に着きました

こんなわけで行きは内湾線には乗れませんでしたが、田舎道と山々を通り抜け、内湾の街にお昼頃着くことができました。客家料理の小吃店や人々の普通の生活の中に桜の並木道、公園や廟、などがあります。店はおもしろかったですね。台北では見られないような乾物や食べ物がいっぱい。お餅や月餅みたいなのもあり、ところどころで試食もさせてくれました。

日本の漬物に相当するような食べ物も客家食材には多く、特にザーサイは有名です。客家人は台湾では少数派。今では両親のどちらか、或いは祖父母の時代が客家となると、子供はもう客家語を話せなかったりして、台北では台湾語とならび授業の中で習う言語となっています。公共機関は場所によっては中国語、台湾語、その次に客家語のアナウンスも聞けます。それがこの街の中では客家語が通用語で、台湾人はちょっと異国へ来たみたいな気分になるそうな。台湾では客家人というと、商売上手、仕事がよくできスマート、勤勉家、努力家、忍耐力あり、苦労性、質素。節約家=ケチ?、せこい、ズルい、男女とも大体骨太の小柄で、顔立ちが角ばっている、女性は美人が少ない(とは言っても蒋介石夫人の106歳で亡くなられた故宋美齢さんは例外?)・・・など、いろいろ聞きます。が、少数でありながら、優秀な人材を多く輩出しているため、マイナス評価の部分は台湾人のやっかみかもしれません。
街中の様子、店(樟脳店)やうち

街中の様子、店(樟脳店)やうち

内湾線  (新竹県) 新竹 ローカル線 レトロ 鉄道 機関車 地方の旅 客家文化新幹線で行くローカル線 内湾線  (新竹県) 新竹 ローカル線 レトロ 鉄道 機関車 地方の旅 客家文化新幹線で行くローカル線
書道具の屋台

書道具の屋台

横山客家民俗文物館(ナビトミが行った木曜日は休館でした(>_<)入館料50元)

横山客家民俗文物館(ナビトミが行った木曜日は休館でした(>_<)入館料50元)

客家料理のレストラン

客家料理のレストラン

内湾線  (新竹県) 新竹 ローカル線 レトロ 鉄道 機関車 地方の旅 客家文化新幹線で行くローカル線
内湾線  (新竹県) 新竹 ローカル線 レトロ 鉄道 機関車 地方の旅 客家文化新幹線で行くローカル線 台北では見られない乾物や調味料

台北では見られない乾物や調味料

内湾線  (新竹県) 新竹 ローカル線 レトロ 鉄道 機関車 地方の旅 客家文化新幹線で行くローカル線
長い階段の向こうに廟を発見 長い階段の向こうに廟を発見

長い階段の向こうに廟を発見

駅で停車してるのを発見

内湾の街は1日あれば十分に回れます。駅のほうへ歩いていくと老街で、両側に立ち並ぶ店はにぎやかそのもの。駅の前にはベンチもあって、ここに座れば駅を見ながら、老街も観察できますね。駅にはちょうど列車が停まっていて、写真を撮ることができました。なんと、たった1両が毎日竹東-内湾間を往復しているんです。内湾駅の時刻表を見ると、朝は5時45分から夜は22時10分まで、1日計16本が走っています。 
駅

レトロな駅の構内(自動券売機は壊れてました)

レトロな駅の構内(自動券売機は壊れてました)

大雨が降る前できれいに撮れました 大雨が降る前できれいに撮れました

大雨が降る前できれいに撮れました

駅前のベンチ

駅前のベンチ

行っちゃいました

行っちゃいました

さて、何を食べよかな

60年の老店と書かれた「利興飲食」で、乾板條(50元)を食べました。ここでは客家小炒や塩卵と苦瓜の炒め物、生姜のモツ炒め、ザーサイの鴨肉スープと客家料理の定番が勢ぞろい。数人で来たら、何品か注文してご飯で食べるのが一番いいと思います。生姜のモツ炒めは、ナビトミ大好物なのですが、1人でくるとこういう一品料理の注文に躊躇しますよね。それに他の店でもいろいろ食べてみたいし。と、ここでは客家麺である板條(名古屋のきしめんみたいな麺)だけにしましが、ソースがジャージャー麺みたくおいしかったです。 

ここは外せない

1948年のこと、人口1000人余りの村で、山や工場では働く人たちにレクリエーションが必要となり「内湾戯院」が作られました。当時はここが人々の憩いの場だったんですね。その様相は黒い瓦屋根で、2階建ての日本式家屋。内部には歌や踊りができる大きなステージもあります。今では観客席には円卓が置かれ、客家料理のレストランになっていて、この日ステージでは昔の映画が上映されていました。レストランの壁には往年スターや映画のポスターが。入口前のショップでは、駄菓子やらおもちゃ、いろんなものが売られていました。
「内湾戯院」人文客家菜館
住所:新竹県横山郷内湾村227号 
電話:(03)584-9260

大雨に遭遇


朝はすごくいいお天気だったのが、だんだん雲行きがあやしくなり、「内湾戯院」を出た頃にはバラバラ来始めました。マンゴーカキ氷50元の看板に惹かれ、ここでちょっと休憩。でも雨足は弱まりそうもなく、こういうときに限って、バッグに折りたたみ傘が入ってないんですね・・・いいお天気だったし・・今日は1日中外なんで日焼け止め塗って帽子被って、荷物少なめにしようと思ったのが・・・。結局14:15発には乗りたかったから、傘を買いました。一両しかない列車にずぶ濡れで入ってくる人たちも多く、車窓は曇りっぱなし。 



乗る直前に大雨、セメント業の集散地であった九讚頭で降りた子たちは走ります。この次の合興駅は、かつて折り返し駅でした。

帰りはスムーズに

車内は他のローカル支線と同じで窓際に長椅子で、向かい合っています。間に4駅しかないと、あっという間に竹東駅に着きました。やっぱりもうちょっと乗っていたいですよね~。短かすぎて、ちょっと鉄道に浸る情緒に欠けたかも。竹東の駅の前から新竹行きのバスがでていました。内湾線との繋ぎの時間に「大体」あっているようで、列車に乗っていた人たちは、皆バスに乗り換えました。市内に着いたら、2,3分ほど歩いて東門市場の方向へ向かいました。天仁茗茶の前から新幹線の新竹駅までのシャトルバスが20分おきにでています。新竹まで来たら、ここで有名な廟に寄って、新竹名物のビーフンと貢丸湯を食べて帰るのもいいでしょう。 
竹東駅到着 竹東駅到着

竹東駅到着




竹東駅から新竹駅は、現在運休中なので、こういうバスに乗って繋いでます。
ナビトミがおとどけしました。

*記事内の料金や時刻表は2008年8月現在のものです。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2009-04-28

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