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アロママッサージをしてくれるサロン。チベットの“ドラ”も使用。嗅ぐ、見る、聴く、感じる、を体験!




こんにちは、台北ナビです。


今回はアロマテラピーで利用するエッセンシャルオイルの効果的な使用方法を日々研究し続けているという「カンジューン」をご紹介しましょう。
アロママッサージはかなり気持ちよかったです。

外観から期待させてくれます

今回おじゃましたのは、MRT「忠考新生」駅からほど近い新生南路店。閑静な住宅街の中にひっそりとそのサロンはたたずんでいました。東京でいえば、青山あたりの住宅街にある、知る人ぞ知る隠れ家的サロンという風情。間違えてもジーパンにサンダル履きでは入れないような、洗練されたオーラを放っています。周辺にお住まいのコマダム御用達サロンかしら、と思いきや、後でその想像をはるかに超える客層に驚かされることに。
笑顔がナチュラルな企画課のジーナさんにいろいろとお話をうかがいました。まず「どういうお客さんが多いのでしょうか?」との質問に、「いろいろな方がいらっしゃいます。芸能人の方々とかも。○○さんもいらっしゃいました」と、おそらく世界中の誰もが知っているであろう某ハリウッド俳優の名前を挙げたのにはビックリ。

そして体験してみました、チベットのドラ

まず、ガウンに着替えてソファーに座り(ただしソファーがあるのはVIPルームのみ)、お湯を張った檜の桶の中に足をつけてリラックス。お湯にはアロマの塩が入っているので、立ち上る湯気にもほのかな香りが。そして、英国式フットマッサージのような、痛くない程度にフットマッサージをしてくれます。このメニューは、どのボディトリートメントコースにも入っているそう。フットマッサージのとき、スタッフの手や体の動き、呼吸のタイミングにご注目。無駄がない動きなのはもちろんのこと、「フッ」、「フゥーッ」と、まるで習字を書いている、もしくはオブジェを創り出す芸術家のような所作なのです。

またまた注目すべきことが。マッサージ台にうつぶせになると、まずジーナさんはチベット製の“ドラ”を取り出し、ゴォ~ン、ゴォ~ンと叩きながら、台の周囲を一周。このドラはどのコースにもついてくるんですって!
最後に腰から背中にかけて“ドラ”をのせてゴォ~ン。なんだか、ゴォ~ンの響きや揺らぎが、耳から体全体にじわじわと波及していき、音の中に自分がポッカリと浮かんでいるような、不思議な感じを覚えます。そして、ドイツから直輸入しているというエッセンシャルオイルをたっぷり塗ってもらい、アロマ・マッサージ。ここでもジーナさんの筋肉と筋肉の狭間を動き回る指先は「フッ」、「フゥーッ」との呼吸とともにやはり芸術的な動きでマッサージしてくれました。
「はい、終わりました」と起こされたときには、ハッ、と瞑想から目覚めたような感覚でふと我に返り、まずはヨダレがたれていないかチェックしてしまったナビ。はぁ~、こんなの初めてです。

チベットの“ドラ”と書きましたが、ドラではありません。

音はドラにかなり似ていますが、正式名称は「Singing Bowl」。見た目は、日本でいえば仏壇で拝むときチーンと叩く鉢、あれを大きくした感じ。

芸術的マッサージの理由


ここでは、スタッフのほとんどが絵と習字をならっているのだそうです。また、この会社自体が某舞踊団のスポンサーになっていて、絵を描き、習字を書き、踊りを鑑賞し、ときには参加することから自己の内面を磨き、内面からのサービスをできるようにと、またマッサージの呼吸の仕方、力の入れ方を取りいれているとのこと。…はい、確かに生かされていました…

チベットのものが置いてある理由

実際に使った“ドラ”以外にも、部屋には“小さいドラ”や、曼陀羅風の絵や、天然染料で染めたラグマットなど、チベットグッズがそこここにあり、ジーナさんいわく、「チベットのものは、パワーがあると信じられているので、チベットのものにこだわっているんです」うーん、これだけですでに欧米人はそのオリエンタリズムにコロリ、だろうな。

ナビからひとこと

スピリチュアルな部分を重視しているところが、他の美容サロンとは一線を画しています。それにしても、チベットの“ドラ”は、一度試してみる価値有り。これを機にチベットに目覚めてしまいそうな予感。

行き方注意!

タクシーで向かう際には建国南路一段97巷から入ってもらうようにしてください。
(新生南路は一方通行のため道の前で降ろされててしまうことがあります)

2007年に始まった自慢のコース「鹿女」! 2時間コース

ナビは今回試してきました。コースの名前を聞いたときに一体?ヘ?と首をかしげてしまったのですが、音楽とセラピーを組み合わせたどこにもない「カンジューン」だけのオリジナルです。音楽は確かに「鹿女」を髣髴とさせようなイメージでした。でも、体験してみないことにはこのよさはわからないといえます。

「鹿女」も他のコースのように、着替えを済ませたあとは軽くシャワー。が、異なる点は、全裸に近い状態になるので紙パンツはありません。また、コースの最後にはフェイスマッサージもあるので、お化粧は全部落とさなければなりません。コース内容もずっとうつ伏せ状態の極楽状態で終わったというものではなく、アクロバティックにもなるから、SPA初心者にはちょっと大胆なコースといえます。

部屋に案内されて、お茶を少しいただいたら、足裏マッサージ。このときすでに「鹿女」の音楽はかかり、オイルも使用されています。

今までSPAでは飾りでしかなかった音楽が主役となって近づいてくるみたいです。音楽はアコーディオンとギター、そして、人の喉から響いてくる音が中心。アコーディオンはちょっと物悲しくて、センチメンタルな気分に入り込めます。オランダ人のMarkの人造音は奥深く、野生的なもの、自然、大地が頭の中に浮かんできます。シベリアの高原を駆けていく鹿の姿をした女、、、みたいな画像も。うまく書けませんが、1曲目では昔の彼を思い出させてくれ、ナビの心をかき乱してくれた後、去っていきました。こんなわけで、ナビには打たれるものがあったのでこの11曲入ったCDを買ってしまったのでした。

さて、施術ですが全裸状態で最初はうつぶせです。バスタオルは足の間にのみ置かれ、全体的にオイルが練りこまれていくマッサージ、といった感じ。あおむけになったらタオルは胸部と下半身(でも足は全部でています)に置かれるのみ。腕を上に伸ばしたり、体の脇にタオルが押し込まれ斜めの体勢をとったり、足自体がグルングルン回されたりと、びっくりしつつも軽快なリズムに、心地よさは抜群です。
最後はオイルがフェイスにも。温布タオルで柔らかく抑えられて、体中ポカポカしたみたいになります。

このコースはオイルが体中にまんべんなく浸透させられるので、終わった後にオイリーかなと感じるかもしれません。ナビとしては、髪もすかれるので、次回はシャンプーも済ませ、遅い時間に行き、終わったらけだるいのでその日はそのまま寝る。次の日の朝、シャワーっていうのがいいかなと思いました。

心地よさは、しっとりした髪も含めて体中に2~3日は継続していました。

鹿女-永久不変の追求】身も心も癒される「音のある美容用品」
このCDはセラピーと音楽が組み合わせた美容用品です。鹿女のCDの中には「シベリアシャーマンによる太鼓」「口琴」などの楽器が見事にミックスされ、CDを聴いた時には簡単には行くことのできないトゥバ共和国の森を彷彿とし、まるで狩人が鹿女を追っている神話の物語を聴いているようです。と同時に心の中では人が本来持っている美しさへの追求心を激しく思い起こさせます。心から美しくなりたい!と思っている時にはセラピーの効果も増すのです。

日頃仕事に追われ忙しくしているあなた!美への心を忘れてしまっていませんか?自分の心の内にある声に耳を傾けてみてください。

以上、台北ナビでした!

記事登録日:2007-07-01

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-07-01

スポット更新日:2018-01-10

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