岸田首相が自民党総裁に選出されると、台湾で話題になったのがこのレストラン!台湾のメディアによると、岸田首相の曾祖叔父・岸田多一郎氏がここで呉服店を経営したいたのだとか。これは行ってみなきゃということで、休日を利用して行ってきました。
この建物があるのは、台北からバスに乗り30分ほどで到着する「基隆」。台鉄を利用しても到着できますが、国光バスに乗る方が早くラクチンですよ!バスターミナルは台北駅東側に隣接しています。
じゃぁ~ん!徒歩で10分もかからずに到着しました!ナビ以外にも撮影している人が大勢いて、注目度の高さを感じました!ビクトリア風建築でいい雰囲気!
ちなみに岸田首相の曽祖父は呉服屋の横に喫茶部も経営していたのですが、その建物も残されています。
せっかく来たので中も見てみましょう!一見いたって普通の店内のようですが……
「自立書店」側の壁は当時のレンガがそのまま残されているんだそう!
メニューはこんな感じ!パスタ、リゾット、ピザが食べられ、98元をプラスすればセットメニューにすることができます。
ナビは「宜蘭煙燻鴨胸義大利麵(248元)」と……
「比利時茄汁海鮮義大利麵(398元)」を注文!
お腹いっぱいになったところで、「自立書店」を越えて歩いていると、気になる建物と通りを発見!
近づいてみると日本統治時代の基隆の市街地図がありました!
おぉ~!岸田呉服店と岸田喫茶部の文字発見!なんか嬉しい♪
岸田呉服店時代の様子が写された写真も発見!
〇にキと書かれた暖簾がかけられていて、山牆にも屋号が刻まれていたんですね~。
この写真の下の説明には「戦後岸田食堂で働いていた台湾人の職人が『小上海酒家』を開き、当時の要人たちの多くがここに集っていた」とありました。その後色々調べたら、映画「悲情城市」で描写されている「小上海酒家」とは、まさにここを指しているのだとか!
日本統治時代の建物を改修し大事に残し続けてくれている台湾。コロナが収まったら行きたい場所リストに是非入れてみてください!