この日の対戦相手は「統一7-ELEVEn獅隊(統一ライオンズ)」。昨年優勝を遂げている強敵です。初回、投球数は多かったものの、3人を打たせるピッチングでおさえ、まずまずの立ち上がり!
2回表、林安可への初球を見事に取らえられ、ホームランを許し1失点。林は昨年ホームラン王に輝いたバッターです。
3回裏、ヒットとフォアボールで2アウト満塁となったところで、バッター朱育賢。タイムリーヒットが出て、2点を奪い、逆転に成功!5回裏にも陳俊秀のタイムリーヒットで1点を取り、1対3の2点リード!
6回表、ひとりを打ち取ったところで、王溢正へピッチャー交代。王溢正はそのスタイルの良さから台湾では「姐姐(お姉さん)」と呼ばれ、人気と実力を兼ね備えたピッチャーです。日本では横浜で陳とチームメイトだったこともあるので、知っているかも多いのでは?予定よりも早い交代でしたが、コーチはボールのコントロールが効かなくなってきたのを即座に判断したようです。しか~し、ピッチャー交代の後に反撃の3ランを打たれ、逆転を許してしまいました。
このままでは終わらないのが楽天モンキーズです!その裏、林泓育が2ランを放ち、逆転に成功すると、相手のエラーにより2点を追加。6回裏で4対7と3点リードになりました!
8回裏に大量5点を追加し、ダメ押し!見事、後半戦初試合を初勝利で飾りました。
93球を投げた陳冠宇。勝敗がつかなかったものの、少し苦い台湾プロ野球デビューとなったように思います。今後もいい投球を楽しみにしています!
楽天モンキーズは、後半戦を「台湾大丈夫です」シリーズとし、東京オリンピックで活躍した選手が始球式を務めます。今日はバドミントン男子ダブルスで金メダルを獲得した「王齊麟」と「李洋」。このふたりは台湾で大人気なんですよ!!
明日(8/26)の始球式は「證件妹」こと吳佳穎がつとめます。オリンピック女子25mピストルで5位入賞を果たしました。「證件妹」はユニバーシアードに参加した際のID写真が美しいと話題になって、このニックネームがついていますよ~!
明後日(8/27)は、2004年のアテネ五輪以降5大会連続で台湾代表として活躍した「盧彥勳」。台湾テニス界を引っ張り続けたレジェンドです!
今後も楽しい企画が予定されている楽天モンキーズ!台湾におられる方は是非会場へ足を運んで応援してみてくださいね。
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記事登録日:2021-08-25