台湾のランドマークともいえるホテル「圓山大飯店(グランドホテル台北)」。一度は宿泊してみたいホテルですよね!リノベーション工事後、客室はとても快適になったので、ナビもまた泊りに行きたいなぁ……。
そんな憧れのホテルですが、今回ナビはホテルガイドに参加してみました。平日だというのに、地元台湾の人でいっぱい!
車から降りてホテルへ入る時に必ず通っているこのガラスの門にも秘密がありました。ここに6文字の中国語が隠されています。正解、わかりますか?正解は「中華民國萬歲」。なんでも蒋介石が、中国の伝統を学びたいとの思いから、中国の古代文字を使っているそうですよ~!
赤いじゅうたんが敷き詰められたロビー。この雰囲気に圧倒されますが、ここで見るべきは……
梅の形をしている藻井(装飾的な天井)!梅の花の中央には五匹の金龍が龍珠(ドラゴンボール)を取り囲んでいますよね!何でも「五福臨門(福・禄・寿・喜・財のすべての福がやってくる)というのを意味しています。そしてその周りには23匹の金龍と16匹の鳳凰が彫刻されています。中華圏では金龍も鳳凰も縁起の良い象徴ですし、この数にも意味が込められています。3は「升(上にのぼってゆく)」の意味を指し、2→3とどんどん上にのぼっていく(とんとん拍子に出世する)という意味がある「步步高升」を表しています。そして、ナビが一番好きな数字168もありました。なぜ168の数字が好きかというと「一路發(ずっと財を成し続けますように)」という意味があるから。16匹の鳳凰と「花」(発音から8)で168を表しています。この彫刻にこれだけ縁起のいいものが詰め込まれているんですね~。思わず手を合わせて、ナビの運気アップを願いました!
そして階段の手すりも縁起がいいものがたくさん!
というわけで……大階段を上る時には手すりを触ると運気が右肩上がり~!いやぁ、ナビの運気、これで最強になっちゃったかも……♡
ホテルの歴史やホテルを訪れた有名人のパネル紹介を見て……
奥へ進むと金色に光る龍の像がありました。これ、圓山大飯店の前身である台湾神社前に設置されていた銅像で、119年の歴史があります。何でも空襲を受けても無傷だったのです。1987年のリニューアル工事の際に金箔を貼り、なんと金龍へ大変身!そして風水で最もいい場所であるここに置かれました。天井が透明になっているのは、金龍が太陽と月のエネルギーを吸収できるため、そして仕事が終わったら、天へ飛んで帰られるように金龍は上を向いているそうですよ~!
そして……一番楽しみにしていた秘密のトンネルがやってきました。この詳しい説明はナビの記事をご覧ください!現在一般公開しているのは西側ですが、2020年末にもう一方の東側も公開予定だそうですよ。そちらにも興味津々!
実際に歩いてみた様子を動画に撮ってみました。劍潭公園までつながる85mのトンネルは滑り台と74段の階段があり、トンネルは横目で見るだけですが、階段を上り下りできます。歩いている気分を味わってもらえれば嬉しいです♪
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-11-16
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