MRT淡水信義線と文湖線が乗り込む「大安」駅から300メートルほどのところにある、信維市場整宅。なんでも市場と住宅が一緒になった建物だそうで、かなり年季が入っていてローカル度満点です。
観光客が入りにく〜い独特な雰囲気を放つこの建物。小心者のナビは、まず大通りに面した路面から散策して見ることに。大安路側にはたくさんの小吃店が並んでいて、地元の方が青空食堂で気持ちよくお食事されています。
地元ブロガーさんに人気の小籠湯包屋さんを発見!
招牌湯包80元、蝦仁蒸餃70元で安くて美味しい〜!このお店、かなりオススメです。
で、ナビの目的はこの建物に潜入すること!建物の周りをウロウロして入り口を探します。あった!
入ってみると、建物の中に路地が。こういうのワクワクします。
シャッターが閉まっているお店が目立ちますが、ちらほらと営業している野菜屋さんやお肉屋さんも。
観光客など1人もいないので、「なんか探してるの?」と聞かれること数回。
建物の中を数本の路地が交差していて、まるで迷路みたい。このシャッター数からすると昔はかなりのお店があって、さぞ賑やかだったことでしょう。当時の様子をのぞいてみたい〜!
さらに歩を進めるとこんな風景も。都会の中でここだけ時間が止まったような不思議空間がぽっかり。
残念ながら地下1階の1000坪もある市場は法律の関係で現在閉鎖中とのことですが、大安路沿いの小吃店はなかなかレベルが高くて、建物散策だけでもなかなかの珍体験。今では数少ない混沌とした台北の世界を垣間見ることができます。建物内への入り口はいくつかあるので、看板を目印に探してみてくださいね。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-04-16