Christina “Ling” Quisumbing Ramiloクリスティナ・リン・チサンビン・レミロ/フィリピン 作品名:MATA/命の目 素材:レッドブリック、コンクリート、砂、小石、台東海辺の石 設置場所:都歷遊客中心 「MATA」は台湾の先住民である南島語系の言語の中で、「目」を意味します。 台風の目と海の巻貝が中心から外に向けて広がっていく様子を表し、かつアミ族の女性はじめ、強く生きる女性たちに敬意を表している作品。ここへ来た人たちは、作品の中に自分の願いを込めた祈願石を入れてもいいそうです。
他の作品と離れているので、散歩しながらいってみましょう
海岸山脈が向こうに
祈願石が投げ込まれています
アリア・バンジャル/インドネシア 作品名:風を、雨を捉えよ(Micapet ko fali, Micapet ko orad) 素材:竹、金属、石 設置場所:南竹湖部落 アミ族の南竹湖部落内の数か所に設置された作品で、集落内を歩きながら鑑賞するのがよさそうですね。竹をメインの素材に使い、集落の住民たちの生活を尊重しつつ設置。竹の上にはトビウオ、鳥、カニなどを置き、海からの風ではためく風動装置によって、旅行者を呼び込んでいるようです。集落の壁など各所に南竹湖のアミ族のカラーである赤、ピンク、緑、白、黄色の5色が見られ、アーティストもこの配色を尊重して使用しています。赤い色は太陽=母、黄色は小米(粟)などを表します。
山田設計・歐舟Euroba 作品名:泡風景:寧靜的微觀 Bath in the landscape-silent microcosm 設置場所:都歷遊客中心 子供たちが思わず跳ねてしまうハンモック。実際は座るか仰向けでくつろぐ場所で、跳ねてはダメだそう。が、この心地よさ。大人もジャンプをしたくなりますよね。
安聖惠 Eleng Luluan 作品名:風搖蘭 The healing innocence 設置場所:加路蘭 アーティストは、屏東大武山在住のルカイ族の女性。異素材を組み合わせた作品の意味は、自己のルーツと故郷に関係します。ハンモックとブランコ、日よけスペースにもなり、いつも観光客に占領されているスペース。のんびりと山や海をながめるには最高の場所。
週末はブランコが取り合いになるそう♪
バスの中から撮りました!そろそろ修復が必要だそう
達鳳‧旮赫地 Tafong Kati 作品名:停駐‧休息的地方 Pahanhannan the rest place 設置場所:小馬部落農田(台11線127.5 km地点,山側) 太巴塱部落を拠点に木彫りの創作を行うアーティスト。作品は受け継いできた伝統や文化への思いを形にしています。一見コンドル?かと思いましたがタツノオトシゴだそうで、自然界の最も素朴な休息の場所を象徴しています。作品が置かれた台東馬武窟溪の河口北にある小馬部落は、アミ族の集落。海岸山脈を背に、太平洋を見下ろしています。
原住民にとって生活の一部である教会。アミ族の小馬部落にあるカトリック教会です
撒部‧噶照Sapud Kacaw 作品名:土地上的快樂 The joyfully land 設置場所:花蓮新社稲田(台11線43.5km地点,海側の稲田) 花蓮港口部落で創作活動を展開するアーティスト。流木を使った彫刻が得意で、海面の波のうねりを力強い構成と繊細なラインで表現。田の土と藁、籾殻を使用。 ★気が付いた時、バスはもう通過していて撮れませんでした。
拉飛‧邵馬 Lafin Sawmah 作品名:光之殿 Temple of Light 設置場所:旧東河橋 (台11線,131.5km地点) 長濱長光部落在住のアミ族若手新鋭アーティスト。台東の八嗡嗡部落台9線にアトリエを持ち、海洋文化の持つ価値や環境を作品以しています。土や竹、石、流木、リサイクルガラスなど使用し、竹と流木で骨組みをつくり、伝統の技法で土壁をぬっています。ナビは確認できなかったけど、内部に取り付けたハンモックがあるそう。