今年の金馬獎影展は力作ぞろい！！

11/22國父紀念館で金馬獎頒獎典禮が開催され、司会は黄子佼＆ELLA（陳嘉樺）に決定されたと先日発表されましたが、この日は11/06-11/27に開催予定の「金馬國際影展」で初めて上映される映画のお披露目がありました！

中でも台湾メディアから大注目だったのが、「極光之愛」
画像提供：台北金馬影展執行委員會行銷部

出演者や監督、プロデューサーも登壇し、熱い思いを語ってくれました

「極光之愛」は李國修氏の名舞台劇「北極之光」を初めて映画化したもので、メガホンを息子の李思源さんが初めて取った作品です。
「まだまだ父の技術などは学べていないかもしれませんが、このストーリーや映画にかける思いの強さは100％です」と力強い言葉で語ってくれました

李國修さんの妻である王月は台湾のドラマでもよく見かけますよね！今回は王さんがプロデューサーとなり、盛り上げていた様子が会見から伝わってきましたよ！

この作品が「金馬影展」のオープニング上映に選ばれたということが賞をもらうことよりも嬉しい！！とうれし泣きの演技を見せる場面も。

久々の映画出演になる楊丞琳（レイニー・ヤン）は初めて観た舞台劇が「北極之光」であり、感動し心に残ったそうです。

まさか自分が映画の中でその中の主人公のひとりを演じることができるなんて・・・と感慨深げ。

司会の方から「音楽活動など忙しい中なぜこの作品を選んだのか？」という質問がありましたが、「自分が選んだというよりはこの映画に出られることが何よりうれしく感謝しているし、台北金馬影展執行委員會がこの作品を選んでくださったことにより感謝しています！賞をもらうよりも、ヤッターという気持ちです。」と記者の笑いを誘っていました

年始にはヒット映画「大稻埕」にも出演し、ノリに乗っている宥勝（ヨウション）も登壇。

自分はドラマから出てきたので、映画界ではまだまだ新人。だから演じる前は戸惑うことも多く、本当に自分でいいのかと思っていたそうです。

そんな時、李監督から色々アドバイスをもらい、最後は納得して役に入っていけたそうで、頭を下げて感謝を伝える場面も。

いえいえいえ～と監督とプロデューサーも頭を下げていました。仲の良さがにじみでています～

新人「林妍柔」は楊丞琳（レイニー・ヤン）の母親を演じます！えっ？若すぎじゃ・・・？？

若き日の母親役を演じていたんです～と茶目っけたっぷり。
初めての映画出演で難しいこともありましたが、王月さんが自分の役をきちんと理解させてくれて何とか演じることができたそうですよ

台北ナビでもインタビューをした「黄健瑋」や金鐘獎と金馬奨の最優秀主演女優賞を獲得した「楊貴媚」、金鐘獎で最優秀主演女優賞を獲得した「苗可麗」や「游安順」など実力派が集う「台北工廠II」はベネチア国際映画祭で好評を得たそうです。
画像提供：台北金馬影展執行委員會行銷部

「時下暴力」はアーサー・ミラーによる戯曲「るつぼ」を改編し、現代の学校に渦巻く教師と生徒の陰謀を描いているそうです。平均年齢25歳というチームが作り上げた作品は、ナビが映画予告を見て興味をそそられた作品のひとつです。
画像提供：台北金馬影展執行委員會行銷部

「光陰的故事－台灣新電影」はロードムービーの手法でフランスのオリビエ・アサイヤス監督、日本の是枝裕和監督、中国の賈樟柯監督、タイのアピチャートポン・ウィーラセータクン監督ほか、世界各国の映画監督に台湾の映画について語ってもらったもので、切り口が独創的なんだそう。
画像提供：台北金馬影展執行委員會行銷部

そして昨年50年目を迎えた金馬獎の歴史が詰まった「那時‧此刻」は金馬獎最佳紀錄片を獲得した楊力州監督の作品で、映画を愛するファンたちへの映画ラブレターとも言える作品だそうです。
画像提供：台北金馬影展執行委員會行銷部

今から11月6日に開幕する金馬影展が待ちきれません！！