旬なライチ狩り・食べ放題と内湾線の日帰りツアーを体験

1年に今だけのライチ!もいできましたよ!台湾3大ローカル支線の「内湾線」にも乗れて幸せ!

こんにちは、台北ナビです。毎年すっかり恒例となった南国を代表するフルーツのひとつでもあるライチの食べ放題狩りツアー。今日はこのツアーに参加してきました。毎年ナビではこのライチ狩りにプラスして、さらに台湾らしい雰囲気を楽しめる企画をプラスしてお届けしていますが、今年はレトロ情緒満載の、古きよき台湾を味わえる内湾線乗車や、懐かしさいっぱいの内湾街での散策をプラス。他のツアーではなかなか味わうことができない、そして台湾が好きな方に送りたい、ナビ独自の視点から発案したお楽しみ満載の企画ですよ~。

在台もよし。家族連れもよし。お一人参加もよし。いつもの市内観光でちょっと飽きちゃった人にもこれまたよし。気軽に、そしてひとあじ違った、お楽しみなツアーの出発で~す♪

ではまず本日の行動予定を・・・
8:00  台北天成大飯店集合。チャーターバスにて新竹へ。
9:30  新竹県香山郷の観光農園にてライチ狩り開始。
11:15 農園出発
11:45 内湾の街に到着。着後、内湾戯院にて客家料理でのランチ。
近辺散策。(散策は各自自由行動。)
14:15 内湾線乗車。内湾駅から20分ほどの列車の旅へ。
14:36 竹東駅着。台北へ向けてチャーターバスで出発。
16:00 台北天成大飯店到着。解散。

7月4日(土)朝8:00。台北駅から程近い、アクセスも便利な天成大飯店前集合です。休日は朝寝坊なナビにはちょっと早い集合です。ね・・・眠い・・・。しかし解散も16:00と早い時間なので、一日をあれこれ楽しめてやっぱり早起きはオトクかもしれませんよね。車内で台湾式朝ごはんをテイクアウトして楽しむ姿も見られました。

今回利用したツアーバスはこちら。

陳さんという日本語の現地女性ガイドさんが今日一日のお世話役です。道中は、彼女の台湾のちょっとしたこぼれ話を交えながら、新竹まで向かいます。ライチ狩りだけあって、お子さん連れや在台のかたの姿も見られました。はじめはみなちょっとテレくさかったけど、せっかくご一緒した機会です、思いっきり楽しんじゃいましょう。もちろんお一人参加で参加されていた方もいらっしゃいましたよ。

約1時間後、新竹の観光農園に到着です。新竹は日系をはじめ、多くの優秀なIT関連の企業が集まる土地。台北から1時間離れてもしっかり「街」として栄えています。台北市内からは100元ほどで、各バス会社が直行バスを数多く運行していてアクセスも至便。


しかしながら、市街地からほんのわずか数分で緑豊かなのんびりとした風景が。緑が目にまぶしい。ナビにとってライチ狩りは今日が初体験!初めてご対面することとなるライチ山にわくわくしながら、しっかり日よけ対策をして、バスを降りいざ出発~!

極楽鳥花に田んぼなんて、なんだかフシギな組み合わせ。南の島ならではの光景ですね~。そんなのどかな田園風景を楽しみつつ歩くナビツアーご一同様。観光バスが停車したところから5分ほどでライチ山に着きます。天気も良く(曇りがちな日でしたが、それでもしっかり暑かった)台北市内では見られない、心安らぐのどかな風景が広がります。これだけでも随分癒されちゃうナビ・・・。ん~空気が違うな~。おっと、置いてかれちゃう。急がなきゃ~。

いよいよライチ山に到着~!なってるなってる~、鈴なりに真っ赤なライチが~っ!あれっ?どうしてこんなに真っ赤なの?とギモンのナビに、陳さんが一言。「採れたてで新鮮なのは赤いんですよ・・・ライチ。」「そしてあっと言う間に黒くなります。」えええ~っ?!じゃあ、ナビがいつも買ってるライチって・・・しっかりまっ黒でした(涙)。

一歩中へ入ってみると、プウ~ンと独特の香りが。なんだろう、この臭い。・・・そう、ワイン工場の香りです!そうなんです、足元を見れば辺り一面無数に落ちたこのライチの数!この落ちまくってるライチ(なんともったいない!) が発酵し、果実酒の様な香りをあたり一面放っていました。う~ん、酔っ払いそう~。ワインが飲みたくなってきたゾ(あれ!?)

皆、思い思いにちりはじめました。山には階段もあるので女性でも大丈夫ですが、発酵ライチ君たちが一面に敷き詰められているので滑りやすい。今日は35度の最高気温でしたが、ライチ山はオール日陰で、時より涼やかな風も吹き、35度ほどの暑さは感じられません。
さあ、ナビもとるゾ~!食べまくるゾ~!
 
子供達は大はしゃぎ。ライチを採るのが楽しいのか、木登りが楽しいのか?!さすが気にしない台湾?ライチの枝は多少なら折ってしまっても問題はないそうで、それもまた子供達をのびのび遊べる原因に?!みんな童心に帰って楽しそうだな~♪おっと、そんな見とれてないで、ナビもいっぱい食べなくっちゃ!

蒟蒻ゼリーのようにぷるっぷるっ~!しかもこの赤さ!実はさほどライチ好きではないナビ。今日のこの日までライチの味はただの糖水の味、とバカにしていました。しかし・・・ぷるっぷるな食感に、こぼれんばかりのジューシーさ。口いっぱいに広がる甘みとほのかな酸味・・・ん~これはおいしい!やっぱり採れたてってなんでもおいしいですね!

農園滞在は、1時間半以上あったので、ゆっくり写真を撮ったり、散策したり、ライチも満腹、いっぱい食べられました!お土産にしたい方はこちらでグラム売りをしてもらえます(残念ながら検疫検査がないものは日本へはお持ち帰りできないので、滞在中新鮮なうちにホテルで召し上がって下さい)。ライチ観察・人間観察をしているうちにすっかりタイムアウトしてしまったナビは、ここでお持ち帰りする事に。

4斤100元(1斤=約600グラム)とはこれまたお安い!市内で見かける車売りのおじちゃんの相場は1斤100元、安くても3斤100元です。金額もさることながら、はるかに鮮度が違う事も再確認。

南の島の小さな農家、と言う感じで建物もいい感じ。お持ち帰りは箱詰めにもしてもらえます。

さて。おいしいライチにおいしい空気もいっぱい吸って、ちょっとの運動(したつもり)で、ほどよく小腹も減ってきました。お次の目的地、内湾の街までは30分ほどで到着。山や河に囲まれた緑豊かなのどかな一角に、散策にも楽しい、古く懐かしい街・内湾街があります。こちら、駐車場から。

てくてく登ります。街はこの上。

内湾街にあるこちらの「内湾戯院」。本日利用のランチのお店です。以前は映画館だったこちらの建物、今は改築してレトロな雰囲気いっぱいのレストランに生まれ変わっています。

中へ入ってみると、ちょっと薄暗い店内が雰囲気たっぷり。映画を上映していました。昔ながらのダンスホールやキャバレー、といった感じの雰囲気でしょうか。

壁にもアンティークなポスターが飾られ、お会計処も雰囲気があります。 壁にもアンティークなポスターが飾られ、お会計処も雰囲気があります。 壁にもアンティークなポスターが飾られ、お会計処も雰囲気があります。

壁にもアンティークなポスターが飾られ、お会計処も雰囲気があります。

そんな中、こちらでは台湾の民族料理の一つである客家料理をいただけます。元気なお店のお兄さんたちが手際よくどんどん運んできてくれます。テーブルもいつの間にかいっぱいに。
知らない人同士も、こんな食事の同席でちょっと打ち溶け合ったり。そんなことも旅の楽しみの一つですね。旅にでたならどこでもいろんな思い出を持って帰りたいものですね。

食事が済んだら内湾の街へ出かけて見ましょう。 食事が済んだら内湾の街へ出かけて見ましょう。
食事が済んだら内湾の街へ出かけて見ましょう。 食事が済んだら内湾の街へ出かけて見ましょう。

食事が済んだら内湾の街へ出かけて見ましょう。

内湾の街はこの10年くらいで観光地として注目され始めたばかりの街。老街といって、お土産などの買い物も出来るお店や、マンゴーカキ氷や内湾名物お餅、さまざまな店が軒を連ねます。台湾内では栽培も珍しいコーヒーも内湾の名産品。

マジメな顔してかわいい帽子をかぶっちゃう、ラブリーなおじちゃん。人気です。 マジメな顔してかわいい帽子をかぶっちゃう、ラブリーなおじちゃん。人気です。

マジメな顔してかわいい帽子をかぶっちゃう、ラブリーなおじちゃん。人気です。

ぶたさん、どーん!いや~ん。

散策していると、時折店の合間から山が顔をのぞかせ、とても気持ちのいい老街散策です。意外とお店の道も長く、いろいろと楽しめますよ。ナビは一通り買い物を楽しんだ後、コーヒーにしようか迷いましたが、暑い夏にはやっぱりカキ氷、と、マンゴーカキ氷屋さんでいっぷく。

珍しいリンゴバナナや夜市おなじみの愛玉も。 珍しいリンゴバナナや夜市おなじみの愛玉も。

珍しいリンゴバナナや夜市おなじみの愛玉も。

自由散策のあと、陳さんと待ち合わせている内湾戯院前へ再び戻ります。そこから老街を通りながら徒歩数分で内湾駅に到着。わずか20分の小さな列車の旅に出発です。昔ながらの雰囲気を楽しむべく、地元路線のレトロな列車なのでもちろん本数も少ないです。私たちが到着したころは、改札前はすでにお客さんでごった返していました。座れるか、ちょっと心配になりましたが、あせらずともしっかり座れます。意外と乗れるんですね~。
台湾の人のにぎやかなおしゃべりとともに、のんびりとした内湾線の雰囲気がなんとものどかでおだやかです。

窓からは普通に生活する民家や、美しい景色が広がります。同じアジア圏だからでしょうか、どことなく日本の風景にも似ていませんか? 窓からは普通に生活する民家や、美しい景色が広がります。同じアジア圏だからでしょうか、どことなく日本の風景にも似ていませんか? 窓からは普通に生活する民家や、美しい景色が広がります。同じアジア圏だからでしょうか、どことなく日本の風景にも似ていませんか?

窓からは普通に生活する民家や、美しい景色が広がります。同じアジア圏だからでしょうか、どことなく日本の風景にも似ていませんか?

あっという間に5つ目の駅、竹東駅に到着です。赤レンガが映える、田舎のおばあちゃんちに来たような、そんな懐かしい駅でした。こちらからチャーターバス・ナビ号に乗って、一路台北を目指し戻ります。楽しかったツアーもあっという間に終了です。

7月ともなると暑さもかなり厳しい台北ですが、広々とした青い空の下、のどかな田園風景とおいしい空気に真っ赤なライチ、台湾名物の客家料理やマンゴーカキ氷に舌鼓。そしてちょっぴりノスタルジック。あっという間の一日でした。
台北着16:00。ツアーに参加されたみなさん、終了後はどちらへ行かれましたか?夕ご飯までも時間はまだまだありましたね。マッサージに観光名所巡りに・・・朝早いのはつらいけど、やっぱりオトクな一日でした。

ちなみにナビは・・・採れたてライチを、大事に我が家の冷蔵庫へしまい、夕ご飯へと夜の街に出かけたのでした。ごちそうさまでした!

そう、以前ナビ編集長から伝授していた、ライチ・マイレシピ。今まで試したことがありませんでしたが、今回初めてチャレンジしてみました。
1つずつ種を出してジューサーへ。レモン汁適量、水適量(ジューサーをまわすためです。)をミキサーにかけ、液状になったらアイスキューブ用のトレーに入れて冷凍庫に入れるだけ!フローズンライチの出来上がり~♪安く美味しく手に入る、ライチ狩りならではの楽しみ方ですね。
みなさんもお試しあれ~!

以上台北ナビでした。
関連タグ:ライチライチ狩り内湾

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-07-28

ページTOPへ▲

関連記事

【今年も日本へ空輸直送!】みずみずしい玉荷包(ドラゴンライチ)を食べませんか?《収穫時期の短い貴重な味をご家庭でも!》

【今年も日本へ空輸直送!】みずみずしい玉荷包(ドラゴンライチ)を食べませんか?《収穫時期の短い貴重な味をご家庭でも!》

日本で新鮮なライチが食べられる!採れたてライチを日本で味わおう

内湾線  (新竹県)

内湾線 (新竹県)

新竹から電車に揺られてローカル線トリップ!終点の内湾は客家文化を育むホットな観光スポット!

客家文化に触れる旅~♪

客家文化に触れる旅~♪

山あいの小さな集落、内湾を遊ぶ!

7月7日限定出発 ライチ狩りツアーに参加してきました!

7月7日限定出発 ライチ狩りツアーに参加してきました!

ナビ恒例の初夏のライチツアー♪。アフターライチの企画も充実で、Eランタンも体験できました~

地元台湾人向けバスツアー潜入レポート~in高雄~

地元台湾人向けバスツアー潜入レポート~in高雄~

地元台湾人向けのバスツアーに潜入し、地元台湾の人達と一緒に高雄一日観光を体験しました!ライチ狩りも!

その他の記事を見る