占いみたい?お守り代わり?唯一無二の美しい開運印鑑で運気アップしちゃおう!
こんにちは、台北ナビです。
台湾ならではのお土産をお探しですか?旅の記念になりそうな、それでいて実用性のある品はいかがでしょうか?本日ナビが訪れたのはハンコのお店。ナビでもおなじみ、長~いお付き合いの印鑑専門店「兄弟冶印」をご紹介します。
老舗の印鑑専門店
劉さんご夫婦。ご家族で草間彌生のファンであり、コレクターなんだとか!後ろにはご自慢のコレクションが
「兄弟冶印」の創業は1973年。その名の通り三兄弟でお店をスタートしました。しかしお兄様たちはすでに引退し、現在は弟の劉良國さんとその奥さんとで切り盛りしています。実は劉さんのお父様も印鑑職人で南部・屏東で開業していました。そんな父親の姿を見て育った劉さんは、幼い頃から書法を学び、14歳からはすでに印鑑職人だったお兄様の指導の下、印鑑の刻印技術を学んでいったとか。その後18歳でお店に立ち始めたそうです。
劉さんはアートにも造形が深く、また姓名学にも通じています。書法や刻印の技術、そしてアートと姓名学の知識を総合して作り出される劉さんのハンコは、世界に2つとない芸術品でもあります。昨今はコンピューターの書体による手軽な機械彫りが増える一方、劉さんは手描きと手彫りにこだわり、1つ1つ丁寧に、心を込めて仕上げています。
幸運を呼び込む開運印鑑
書体は使われる漢字により対応できる種類が異なるとか。もちろん日本の漢字にも対応可!
大篆・小篆…いくつもの書体を自由自在に操る劉さん。中でもおすすめは篆書体を用いた開運印鑑です。中国古来より伝わる易の考え「八卦」を基に、姓名学的にバランスの良い運をもたらす印鑑を彫ってくれます。
まずは元々の名前が持つ画数を確認します。それぞれの文字の画数やそれらを足して出てきた数字から割り出された陰陽五行(金・木・水・火・土)で名前、さらにはその名を持つ人の人生に欠けているものを探し出し吉兆画数を導きます。そして丸いハンコの八隅にある「成功・家庭・父母・健康・信用・仕事・人縁・金運」の8つの開運点に書体の線を結び、幸運を招き寄せる開運印鑑を作り上げます。
人生を送る上で占いを重視する台湾人と違い、誰しもが姓名判断で名付けをしているわけではない日本人は、元々の画数が吉兆とは限りません。でも安心してください!そこは劉さんが吉兆へと文字デザインをアレンジし、吉兆へと導いてくれるのです。
もしも、「金運アップしたい!」「仕事運を上げたい!」「恋愛運を招きたい!」などという要望がありましたら劉さんに伝えてください。ご希望の運気を呼び寄せる書体をデザインしてくれますよ。
ナビの知人は劉さんのハンコを使い始めてから散財がなくなり、金運がアップしている!のだとか。
運気アップさせる印材を選ぼう
印材の出会いもご縁
「兄弟冶印」では認印・銀行印・実印やさらに大きな会社印などさまざまな印鑑に対応できるよう、太さや印材、バリエーション豊かに取り揃えています。ご希望の印材があれば伝えましょう。
天然素材は1つ1つ色や柄の出方などが違うのでお好みをじっくり選んでくださいね。また、希少なものは常に在庫があるわけではありませんので実際に店頭でご確認ください。
日本人が好むのは翡翠、水晶、メノウなど。印材にはそれぞれの素材が持つパワーが秘められていて、それらで印鑑を作ればより強力な運気を招き入れることができるとか。
実用品として使用するのはもちろん、お守り代わりに持ち歩くのもよさそうですね。印鑑なら普段アクセサリーとしてパワーストーンを取り入れるのに抵抗がある方も躊躇なく取り入れられるのではないでしょうか?
●翡翠
緑色に輝く翡翠は豊かな森や農作物を象徴し、自然と深い関わりを持っています。中華圏では「玉(ぎょく)」と呼ばれ、古くより王の象徴として装飾品などに使用されてきました。人生の成功と繁栄を守る石であり、平和や健康、長寿、徳を呼び込む力を備えているオールマイティーなスーパーストーンです。強度が高く割れにくく、また複合結晶であることから印材にとても適しています。
●タイガーアイ虎の目のようにその角度により異なる光を放つタイガーアイは全てを見通す「心の目」ともいわれ、決断力や洞察力、集中力を高める石として古代より信じられてきました。邪悪な力を跳ね返し危険を回避すると共に、自信を与え実行力をつける効果があることから、とりわけ仕事運や金運に絶大であるといわれています。
●メノウ赤・紫・黒・黄色…さまざまなカラーリングで見た目も鮮やかなメノウ。それぞれのカラーにより異なるパワーがあるといわれていますが、概して家族愛や兄弟愛の象徴とされ、大切な人との絆を深めると信じられています。黒メノウは別名オニキスと呼ばれ、災い邪念を振り払う石として知られています。効能は元より色彩豊かな色からお好みを選ぶことができるのも特徴です。
●クリスタル無色透明の透き通った輝きを放つクリスタルは水を意味し、生命や精霊が宿るといわれています。そんなクリスタルは他の石をも浄化する強い力を持つストーンです。すなわち水があらゆるものを洗い流して浄化するように、全てを清めて幸運を招くとされています。クリスタルのパワーはオールマイティー。潜在的な力を呼び起こし、アナタの奥深く眠る魅力や知恵、直観力、想像力を引き出します。
●ローズクォーツ
中国語で「紅水晶」と呼ばれる淡いピンク色の水晶は女性のための石。慈愛・優しさ・穏やかさを象徴するクリスタルの1種で、愛・美・若々しさを引き出す効果があるといわれています。恋愛成就のお守りに、幸せな結婚を夢見る方に、女性らしさをアップしたいときに最適の印材といえます。女性へのプレゼントやお土産としてもピッタリです。
●ヘマタイト鉄が主成分のヘマタイトは重厚感あるメタリックな輝きが特徴の石ですが、その結晶をすりつぶすと赤い筋が浮かび上がり血液のようにも見えることから、古代ローマでは止血のお守りとされてきました。生命力をみなぎらせ、自信や勇気を呼び込むパワーがあり、ビジネスやスポーツなどあらゆる面での勝利を導きます。刻印面は鋭く、クールな印象から男性からの指示も厚い印材です。
●赤牛角乳白色の地に赤茶っぽい筋模様が入った牛の角は、軽くて持ち運びにもピッタリです。日本では黒牛角がポピュラーですが、より水分を多く含む赤牛角の方がひび割れが少なく、日本の冬のような乾燥した気候にも適しています。また持ち主のパワーを強めるともいわれています。
●黒檀乾燥性が高く、虫が付きにくいことから半永久的な耐久性を持つ黒檀は印材として代表的な木材です。緻密で強靭であるため印鑑の加工に適しており、磨くと光る独特な光沢は使うほどに味わいの増す素材といえます。
●紫檀黒檀・鉄刀木と並ぶ世界三大唐木の1つで、古くから高級家具や工芸品に使用されてきました。緻密で重量があり、耐久性にも優れていることから長く使うことのできる印材です。ローズウッドとも呼ばれ、その温かで美しい色合いも人気の秘密です。
印材の意味を知るほどいろいろありすぎて選べない~!なんて方はぜひ劉さんにご相談ください。名前には適する色や素材、また補うべき色や素材もあるそうで、先ほどの八卦や陰陽五行からそれらを導き出して最適な印材をアドバイスしてくれますよ。また上記以外にも各種あります。
①印鑑の種類&名前を伝える
希望の印鑑を伝えて名前を紙に記入します。台湾で使う漢字と日本で使う漢字には異なるものがありますが(例:日本=実、台湾=實)基本的に日本の漢字で製作してくれます。
※台湾で使用する場合は台湾の身分証明証で使用されている漢字で製作するといいのだとか
④印材の決定
予算を伝え、陰陽五行から導き出された適正素材や印材の効能などから好みの印材を選びます。「ご希望の印材を伝えてもらえるとアドバイスしやすいです」とは劉さん。
上質な印鑑がリーズナブルに手に入る!
当然のことですが、素材や直径、長さ、また同じ素材でもランクや入荷時期により価格には大きな開きがあります。安いもので2000元前後、高いものは1万元を超えるものまで(2016年末時点)。一般に常に価格が安定している赤牛角(Bランク)1800元~、紫檀は2500元~と比較的手頃ですが、メノウや水晶といった石は少しお高く、翡翠はかなり値が張ります。石の中で比較的お手頃なメノウで3000元~が目安です。
クレジットカードでの支払いはできませんので、最低でも3000~4000元を、もう少し選択の幅を広げたい場合は5000元~を目安に準備されることをおすすめします(特に開運印鑑はある程度の太さも必要となりますので値段は若干アップします)。
ちょっと高いな!と思われる方もいるかもしれませんが、他店では低ランクの素材を高ランクとして売られていたり、人工的天然水晶(安いクズ水晶を溶かして成形されたもの)を正真正銘の天然水晶と販売されていることもなきにしもあらず。一生使い続ける印鑑ですから、多少値が張っても信頼できるお店で購入したいものですね。上質な印鑑がリーズナブルに購入できるのが、ココ「兄弟冶印」なのです。
開運印鑑の診断や刻印の料金は別途必要ありません。出来上がった印鑑は巾着型ケースに入れられ、開運印鑑ならば個々の運勢の開運鑑定書が日本語で添えられます。これら全てが印材の価格で大丈夫!これは大変お得なのではないでしょうか?
人生の節目で「決定」を指す印鑑。それぞれの決定がさらなる成功につながるようにしたいものです。そんな特別な印鑑を自分用に、贈り物に、 「兄弟冶印」で作ってみませんか?運勢アップ、まちがいなしですよ!
以上、台北ナビでした。