台北・東区のど真ん中にあるホテル、にぎやかな繁華街にありながらも、ゆったりとゴージャスな気分が味わえます
こんにちは、台北ナビです。
今日はオシャレなショッピングエリア“東区”にあるホテル「神旺大飯店」をご紹介します。このホテルがある場所は、東区のまさしくど真ん中!そして、大通り沿いに面しているので、アクセスも便利。
この辺りはホテルが少ない場所なので、ぜひ利用してみたいです。
とっても便利!
東区とは、デパートやおしゃれなショップが建ち並ぶ台北きっての商業エリア。MRTの駅でいうと、忠孝復興や敦化あたりが東区と呼ばれるのですが、このホテルは「忠孝敦化」駅からすぐの場所に。さらに、メイン通りの忠孝東路沿いにあり、部屋の窓からは賑わう街並みを見下ろすことができます。遅くまでショッピングして帰ってきても、ここなら便利。近くには夜遅くまで営業しているカフェやバー、クラブも多いので、ホテルで一休みしたあと夜の街へ繰り出す、というのもなんてことなくできてしまうのです。
ドアマンにキラキラとゴールドに輝くドアを開けてもらうと、外の喧騒とはうって変わったきらびやかな世界が広がっていました。外観からは想像もつかないほどのギャップです。こちらのホテルはちょっと変わっていて、1階にはフロントがありません。1階にはベルボーイデスクとレストランが1軒。チェックインは4階へと進みます。
4階に上がるといきなり現れた全身オール金・金・金!の男の子。台湾通なら見たことあるかな?そう、この子は旺旺くんです。「神旺大飯店」は、台湾人なら誰でも知ってる菓子メーカー「旺旺グループ」が経営するホテルなのです。お煎餅が大ヒットし有名となった菓子メーカーが、ホテルまで経営するとはなんとも夢のある話。「旺旺グループ」は「神旺大飯店」以外にも、中山区のナビプラザご近所にもう1軒「神旺商務酒店(サンワンレジデンス)」を経営しています。また、台湾だけでなく中国大陸の上海、淮安、西寧、南京に続々とオープンしています。
ここ「神旺大飯店」は場所柄観光客が多く、日本人率は約半分の50%。そのほか欧米系や東南アジアのお客さんも目立ちます。一方、「神旺商務酒店」は日本人ビジネス客が圧倒的だとか。
また、ここ「神旺大飯店」のあちこちには美術品も飾ってありますが、ほとんどが社長の私物!4階フロント右横のブロンズ像もフランスのもので、18世紀あたりのものだそう。あともうひとつ注目!エレベーターの中にある赤と青のガラスのような飾り。これはなんと瑠璃で作ったものなんだそうです。いくつかの美術品の脇には、それがどのようなものなのか説明も書かれているので、まるで本当の美術館のよう。貴重な美術品は、見ているだけでもゴージャスな気分にさせてくれるのです。
フロントロビーはとっても静かで快適。またフロントの向かいにはコーヒーなどの無料サービスもあります。チェックインのお客様にゆっくりしてもらうための配慮なんですね。そのほか、週間天気予報や故宮博物院・中正紀念堂・世界貿易センターなどでのイベント情報が書かれたボードも。これはかなり親切ですね。
ロビーの脇にはほかにコンシェルジュカウンター、9:00~20:00までのビジネスセンター、会議室などがあります。
そのほか最上階の14階にはジム。6:00~22:00で利用できます。シャワーやロッカー付きで使い勝手もヨシ。
バスルームは清潔で使い心地が良さそうです。アメニティも必要なものはすべて揃っています。また、ちょっとおもしろいのが、3種あるタオル全部に旺旺くんがいること。カワイイですよ~。ぜひ注目してみてください。また、さすが旺旺グループ!どのお部屋にもウェルカムフルーツとウェルカムスナックが!しかもスナック3つとフルーツ2種の豪華版です。
エコノミーのお部屋にもつくそうなので、これはありがたいサービスですね♪ネットは無線LANです。また、デラックスのお部屋には体重計やバスローブ、背広掛けなどの備品も…。
■客室情報
それでは部屋に入ってみましょう。
■Economy Single(エコノミーシングル/標準単人房) 2人可
最もリーズナブルなこちらのタイプ。このお部屋の窓はホテル内の吹き抜けに面していたので、窓はありますが明かり取りとして。ビジネスやひとり旅には広さは充分でしょう。
■Superior Single(スーペリアシングル/精緻単人房) 2人可
さきほどのシングルのイメージのまま、こちらのお部屋に入ったので、そのベッドの大きさにガクゼン!ベッド1台なのでカテゴリー名ではシングルになっていますが、実際のベッドサイズはクイーンになります。横にも縦にも寝れてしまいそう。欧米系の方に好まれるお部屋でもあるでしょう。外の明かりが直接射し込むので明るいです。
■Superior Twin(スーペリアツイン/精緻雙人房)
スタンダードなツインルームです。ダブル1台とシングル1台のベッドの組み合わせ。上品なつくりになっていて、落ち着けそう。窓際のソファでお茶を飲むのもいいですね。
■Deluxe Single(デラックスシングル/豪華単人房) 2人可
いきなりググンと広くなるデラックスタイプのお部屋。スーペリアからワンランクアップするだけでこれほど変わるならおトクかも!部屋内はベッドコーナーとソファコーナーが分かれています。忠孝東路に面した窓からは賑わう東区の街並みが。窓もとても大きいです。繁華街で心配なのは騒音ですが、防音も問題ありません。
■Deluxe Twin(デラックスツイン/豪華雙人房)
クイーンベッドが2台入ったデラックスツインルーム。
こちらのお部屋は、おもしろいL字型。もともとシングルだったお部屋を改装でひとつのお部屋にしたのですね。だからテレビも2台ありました。家族で利用してもゆったりとくつろぐことができそうです。
大充実のレストラン
レストランを入ると吹き抜けに大きなシャンデリア!!
こちらにはレストランが3つにバー、そしてパン屋さんまで入っています!いずれも地元台湾人に大人気。ホテル内なので知る人ぞ知る、という感じになっていますが、これは知っとかないと損かも!
まずは朝食会場にもなっているビュッフェレストランの
「伯品廊(French All Day Dining)」からご紹介。1階入り口前に位置する絵画やシャンデリアがゴージャスなレストラン。広さも結構あります。もともとフランス料理のレストランなので洋食がお得意。パンは併設するベーカリーのものなので要チェック!朝食時間には中華や日本のメニューも並びます。中華はシュウマイなどの蒸し物や魯肉飯、イモ粥など、日本食は味噌汁や茶碗蒸しなどが。
朝食時間は6:30~9:30。夜の22:00まで一日中ビュッフェやフランス料理のメニューが楽しめます。