MRT文湖線「剣南路」駅から徒歩圏内。台湾でヒットしている「汽車旅館」はどんな所か、興味のある方は、お試しを!
観覧車のあるミラマーモールの周辺はこじゃれた洋風のビルが多く見られます。これが、このエリアで流行している「汽車旅館」。米国風にいうと「モーテル」ですが、台湾の「汽車旅館」は「カップルで楽しめるオシャレなスポット」として人気が高いのです。客室のデザインもオシャレなので、「デザインホテル」のカテゴリーのホテルのひとつとしてご紹介したいと思います!
ここ「isis」グループの建物は、5階までは車で直接チェックインできるオシャレな汽車旅館「台北戀館」。そして6-7階は一般のホテル「Hope Luxury Hotel」として営業をしています。日本から観光やビジネスで来る人たちにとっては、車はないわけなので、「汽車旅館」の詳細情報は、別のレポートでご案内することにして、今回はビジネス用にも利用できる6-7階の「Hope」の客室へご案内します!
クリーム色の洋風の建物。ちょっと違和感もありますが、台湾では、こうした洋風スタイルに絶対的な高級感を持っているようですね。
まずはフロントから。広々としていて、気持ちよさそうな洋風のソファで迎えられます。
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窓側にはフリーネットのパソコンもあります。
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フロントのスタッフたちは、若い人たちが担当しています。そしてここにもパソコンが一台置いてあるので、どうしてなのか尋ねてみると、「客室のデザインがいろいろあるので、説明するよりもパソコン上の画像が一目瞭然というわけで、ディスプレイのためのパソコンなんです」とのことでした。
エレベーターは、ちょっとレトロなアナログ風。ちゃんと針が動くんです!エレベーターは大きくて、腰掛けられるようになっていました。これもちょっとあまりないですよね…
最新映画が100本近く、無料で見られる!
こちらの客室の大きな特徴は、広々、そしてカラフル!ということでしょうか。いちばんボトムのデラックスルームにしても、18坪ですよ。台北市内で同じ価格帯のホテルなら、10坪あるかないか、というところ、デザインホテルを標榜しているだけあって、空間はぜいたくにとってあるのです。それから、カップルが室内で退屈しないように、との配慮か、ビジュアルシステムが充実しているのもこのホテルの魅力。常に最新映画が配信されていて、DVD化されたばかりの作品が常に用意されているのです。しかも音響もよし。休日に映画をたっぷり楽しむために滞在する利用者も、たぶんいるんでしょうね。
客室の全容は!
Deluxe Room
このカテゴリーだけでも、ひとつとして同じデザインの客室はないのです。よく作ったものです…。その中で、デザイナーブランド風の客室と、ビジネスホテル風の落ち着いた一室を拝見しました。
Executive Suite
このカテゴリーもいろんなタイプのデザインがありますが、その中でも、こちらのホテルの「顔」ともなっている客室がこれ。円形のベッドが籠で囲まれるようになっているデザイン。全体的に丸っこい家具をあしらっているのも面白い工夫だと思いました。
ドアを開け、ジャラジャラした玉すだれを開けると… →
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こーんな客室が登場します。通称「鳥カゴルーム」。
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Vogue Suite
客室の中でダンスパーティができてしまう…。ということで、若い人に人気のある部屋だそうです。パーティ用に、タイムレンタルサービスもあります。
Presidential suite
こちらが、ホープの中でも最高ランク。カラオケができるラウンジ、大きいダイニングテーブルがある空間や、健康ランドにでもあるかのような大きなバスルームなど、合計42坪もある客室ですが、価格をみると意外にも、びっくりするほどの値段とは感じませんでした。
朝食はこちらでどうぞ
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ビジネスセンターもあるんです
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さらに、この建物の1階部分は、高級日本料理店「Shintori」とラウンジ&レストラン「人間」が入っています。「Shintori」のほうは接待向けにも利用できる静かな空間で、「人間」のほうもフュージョン料理とカクテルなどが楽しめる大人のスポット。ダークなインテリアがとても印象的でした。
周辺案内
さて、この剣南路駅は、ミラマーモールを含めて、内湖エリアのエンタテイメントの中心といえるエリア。内湖線の完成で、ショップやレストランや量販店なども充実してきました。そして、ビジネスで利用する方にとっては、南港の見本市会場まで、MRTで約15分、タクシーでも渋滞に巻き込まれることも少ないエリアとなっているので、滞在エリアとしてのニーズは高まっていると、ナビは思いました。
内湖でステイ、考えてみませんか?以上、台北ナビがお届けしました!