美しい台湾料理がMRT出口のすぐ隣に!台湾フルーツと台湾料理のコラボレーションが楽しい
こんにちは、台北ナビです
。台湾に来たらやっぱり食べたい台湾料理。今回はMRT「松江南京」駅出口8から徒歩0分、つまりMRTのビルの中にある台湾料理屋さん「満穂」をご紹介します。ナビは出勤のために毎日「松江南京」駅を利用しているのですが、満穂さんはいつ見てもお客さんでいっぱい!いつか食べに来たいなぁと思っていたところ、ナビの願いが叶って取材と相成りました。
アクセス最高!なおしゃれ台湾料理店
MRT「松江南京」駅出口すぐ横にある「満穂」は、旅行者にとっては最強のアクセスの良さと言えるでしょう。駐車場がないから駐車しにくいのがネックなんだけど…とオーナーである洪國席さんはおっしゃいますが、我ら旅行者からしたらそんなの没問題♪
この「満穂」の入口の隣にはオーナーのお子さんの名前から一文字取って「NOZOMI」と名付けられたパン屋さんが、2Fにはベジタリアンの奥さんのためにと作った素食が食べられる「養心茶樓」があります。これらも「満穂」を経営する養心餐飲グループのお店で、それぞれにお客さんがいっぱいいて人気店であることがうかがえました。
さて「満穂」へ入ってみましょう!
自動扉が開くと元気な声でいらっしゃいませ~と迎えてくれました。店内は天井が高く開放的ですが、木目を多用しているため、温かい雰囲気に包まれているので落ち着きます。大小の円卓が並べられていますが、小さな円卓は4人で使えるほどの大きさ。台湾料理の気分を盛り上げる円卓を少人数で体験できるのもナビは嬉しかったです。
また、円卓だけでなくソファー席もあるので小さなお子様を連れていても座りやすいのが◎。席数は多いですが、人気店のため予約をするのが無難だそうです!
台湾はフルーツの宝島。台湾に来る楽しみのひとつに台湾フルーツをいっぱい食べるという方も多いと思います。こちらのお料理は台湾料理の中に台湾フルーツをふんだんに使用しているお料理もたくさんあります。台湾では「健康は食から」と考えている人が多く、様々なところで三少(少油、少鹽、少糖)という言葉をよく聞きます。そこにフルーツをプラスするともっと健康的になるし、料理にも甘みが増してお子様も食べやすいお味になるのだそうです。子連れの方やフルーツ好きの方には是非試してみて欲しいお料理がいっぱいなのです。
ほぼ台湾のフルーツを使用しているのですが、唯一キウイと生牡蠣だけはニュージーランド産のものを輸入しているそうです。マネージャーの李鳳さんが大好きで注文の相談をされたら勧めてしまうということもあり、キウイや生牡蠣を使ったお料理は人気が高いそうですよ。また、地元のお客さんには「水梨鶏腿煲」が人気なんだとか!
お客様の楽しい様子を見られるのが嬉しい!
李鳳さん
今回ナビ一行をもてなしてくれたのが李鳳さん。四川出身の李さんは結婚を機に台湾へやってきました。四川にいた頃は毎日、辛い四川料理を食べていたと言いますが、台湾へ来てからは台湾料理ばかり食べているそうです。四川料理を食べていた時には、辛さで素材の味なんてわからなかったらしいのですが、台湾料理を食べるようになって台湾料理が大好きになってしまったそうです。
また、取材中も笑顔を絶やさず話し続ける李さんからは接客が大好きだということがひしひしと伝わってきます。誰かが喜んだり、楽しんだり姿を見るのが自分の嬉しさですと語る李さんにとって、レストランでお客様にサービスできることは天職なんだろうなぁとナビは感じました。こんな素敵な笑顔で接客してもらえたらそれだけでもこちらに来たくなっちゃいますよね?
また、「満穂」という日本語のような店名の由来についても聞いてみましたよ。
日本でも「実るほど頭を垂れる稲穂かな」といいますよね?稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になるという意味ですが、そこから名付けられたそうです。謙虚な姿勢を忘れずに、稲穂が満ちるように商売も繁盛していきたいと思いを込めているんですって。
李さんやオーナーの洪さんとお話しているとその謙虚な気持ちを感じることができました。
料理長はホテルの厨房出身者!ホテル並みのお料理を手軽なお値段でいただけます♪
料理長の連武徳さんは最終チェックを担当!
雰囲気よし、スタッフの笑顔よし、ときたらやっぱり気になるのはそのお料理。
満穂の料理長は福華大飯店、海霸王など名だたるホテルやレストランで料理長を務めてきた連さん。台湾で最高の調理免許と言われる「中餐烹調乙級證照」も取得しています。お料理の腕はもちろんですが、野菜の彫刻もかなりの腕で賞を受賞したこともあるそう。そんな連さんのお料理を食べたオーナーがその腕を惚れこみ、満穂の料理長として抜擢!
台湾料理は炒めるだけと思われがちですが、実は手の込んだお料理だといいます。手間のかかるお料理を心を込めて作り、台湾の味を表現するとともに、先ほど紹介した台湾フルーツを多用したお料理の開発にもいそしんでいるそうですよ。こうして作られるお料理、やっぱりホテル並みのお値段なんでしょ?と思っていましたが、ホテル内のレストランに比べるとかなりリーズナブル♪嬉し過ぎ~。
ナビ編集部では、「台湾料理っておいしいものほど茶色」とよく言っています。台湾料理と聞いて思い浮かぶほとんどのものは茶色系。写真撮影する時にはちょっと華がなくて撮影しにくいんです。そのためこちらへ来る時も覚悟して来たのですが、お料理が運ばれてくると、ナビ一同が声を合わせて「きれい~!」と叫んでしまいました。これが台湾料理?という見た目でナビ編集部の常識を打ち破ってくれました。
メニューにはすべてのお料理の写真が掲載されていますので、注文の参考になるのはもちろん、写真撮影の際の参考にもなるかと思います。やっぱり見た目の美しいお料理ってそれだけでも価値がアップしちゃうと思うのはナビだけ?
熱々のうちにいただきたい、美食の数々♪
お食事のお供は烏龍茶☆
興奮のうちに写真撮影も済ませて、いざ試食タ~イム。台湾料理の心が温かくなるようなお料理や斬新なお料理など、台湾料理の奥深さを感じられるお料理の数々。まさに新感覚台湾料理です。
注文のコツを聞いてみると、お店の売りであるフルーツを使ったお料理は是非多めに試してみて欲しいとのこと。先ほど紹介したものの他にも、檸汁鮭魚排と澄汁藍斑も人気だそうですよ♪今回ナビ一行は4人分のお料理として9種類のお料理をいただきました。かなり満腹りんになったので、1人に付き2種類くらいの量でお腹がかなり満たされると思いますよ!
※サイズが選べるお料理ではすべて(小)で注文しました。
百香蟹肉塔320元(4つ)
生のパッションフルーツの上にカニの身と台湾特有の甘いマヨネーズを混ぜたものを乗せて焼いた百香蟹肉塔は酸味、甘味、塩味が一気に口いっぱいに広がる衝撃のお味。夏の疲れた時に食べると疲れがふっとぶお味とでもいいましょうか・・・。正直衝撃すぎて説明に困ってしまいます・・・。是非この衝撃を体験してみてください。