スタイリッシュ!カフェみたいなオシャレ牛肉麺店でカスタムメイド牛肉麺を食べよう~♪
こんにちは、台北ナビです。
台北国際牛肉麺フェスティバルをはじめとした数々の賞を幾度となく受賞し、その確かなる味で多くのファンを魅了し続けている「神仙牛肉麺」。2018年7月に移転したと聞きつけて、さっそくナビもおじゃましてきました。本日は、よりステキに変身したそのお店をご紹介します。
今度の場所は南京復興エリア
かつては中山エリアの中山北路沿いにあった「神仙牛肉麺」。「アンバサダーホテル」や「リージェント台北」「ロイヤル台北」といった高級ホテルからもほど近い場所にあったので、「食べたことあるよー!」という人も多いのではないでしょうか。常連さんの中には近隣ホテルのスタッフも多かったそうですが、このたびテナントの契約期間終了に伴い移転することに。実はこれ、台湾では(特に人気店ほど)よくある話なんです。
移転先は南京復興エリアです。MRT「南京復興」出口1から徒歩5分ほど。少し前に話題となった「歪腰郵筒(台風で傾いた郵便ポスト)」をちょっと北方向へ歩いた辺りにあります。周辺に観光スポットは少ないですが、それでもわざわざ食べに訪れたいおいしさがあるんです。
女子にもおすすめ!入りやすくて、居心地のよい牛肉麺店
移転に伴い内装も一新。カジュアルで若々しく、より入りやすい店構えとなりました。一般的に牛肉麺屋さんは昔ながらのローカルムードあふれる店も少なくありません。わさわさした雰囲気、飛び交う台湾語…特に女子おひとり様では入りづらい雰囲気ムンムンという店もなきにしもあらず。
その点、新しくなった「神仙牛肉麺」はインダストリアル風のおしゃれな店内で、まるでカフェみたい!シンプルだけど機能的。キッチンも動線を考えた使い勝手のよいものとなり、仕事の効率も上がったとか。
さて、お隣にはドリンクスタンド「GTD」も併設。一般に牛肉麺と言えば「サッと食べてサッと立ち去る」みたいな感じが多いですが、ここなら牛肉麺の後にドリンクでひと休み…なんてこともOK!ゆっくりと牛肉麺を味わうことができる、うれしいお店です。
※「GTD」の詳細は下記をご覧ください
カスタマイズOK!好みで選べるスープ&麺
劉任鐏オーナー
日本のラーメン屋さんと言えば、麺の硬さやスープの濃さなど好みでオーダーできるお店も少なくありませんが、牛肉麺屋さんではあまり見かけません。せいぜいテーブル上にあるタレなどで味に変化をもたせることくらい…。
でも、「神仙牛肉麺」なら種類豊富なスープや麺、肉などが好みで選べます。だからより自分好みの牛肉麺が味わえちゃうというわけです。
<選べるスープ> ① 川味風味最高級の牛筋肉と厳選した27種類のスパイスをブレンドしてじっくりと煮込んだ四川風の激辛味。辛さは不辣(辛味なし)、小辣(やや辛)、中辣(中辛)、大辣(激辛)の4段階から調節可能です。味に深みがあってヤミツキになっちゃう「神仙牛肉麺」の看板メニュー、ここでしか味わえません!
②清燉風味牛骨を48時間以上コトコト煮込んだスープ。濃厚でありながら脂っぽくなく、喉ごしすっきりと滑らかです。辛いのが苦手な人はこちらがおすすめ。
③紅焼風味台湾風のピリ辛スープ。一流ホテルで300~500元もする牛肉麺をリーズナブルに提供したいと誕生した味。ベーシックな牛肉麺なら迷わずコレを。辛さは中辛で調節はできません。
<選べる麺>①手工拉麺手打ちのちぢれ麺はスープがよく絡み、もっちりとした食感が特徴です。特にオーダーがなければこちらの麺で提供されます。
②細麺細めのストレート陽春麺。つるりといただけます。
上記でスープと麺を選んだら、もちろん、スープの濃さや麺の硬さの調節も可能です。注文時に伝えてくださいね。
さらにカスタム!牛肉の部位をチョイスしよう
上記で<スープ>と<麺>を選んだら、お肉の種類を決めましょう。4種の部位(胃袋、バラ肉、スジ肉、スネ肉)から選べます。
①天官四福麺 320元
4種のお肉すべてがいただける欲張りなオリジナルメニューです。牛腱(スネ肉)、牛肚(胃袋)、牛腩(バラ肉)、牛筋(スジ肉)、と、それぞれ異なる味が楽しめます。牛肉麺のトッピングとしてはちょっと珍しい胃袋やバラ肉はぜひトライしてみたい味です。こちらは川味風味(小辣)&手工拉麺をチョイス。
②半筋半肉麺 大230元、小200元
スネ肉&スジ肉の2種が楽しめるポピュラーな牛肉麺です。こちらは辛いのが苦手な人向きのあっさりとした味わい、清燉風味&手工拉麺をチョイス
③牛肉麺 大190元、小160元スネ肉入りのスタンダードな牛肉麺です。台湾のソウルフードである牛肉麺を試してみたいなら、まずはこちらから始めてみるのがおすすめです。格安プライスなのもポイント高し!
④餛飩牛肉湯麺 150元
ワンタン入り牛肉スープ麺。牛肉は入っていませんが、かわりにワンタン入り!
⑤牛肉湯麺 100元
牛肉なしのスープ麺。牛肉がないだけでスープは肉入りのものと同じだから、牛肉の風味は存分に味わえます。下記で紹介する自家製小菜の牛肉各種から、例えば牛肚(胃袋)を頼んでトッピングすれば、メニューにはないオリジナル牛肉麺を作ることも可能です!
⑥半筋半肉乾拌麺 200元
スープなし、ちょっと変わり種の冷やし中華風のまぜそばです。スネ肉&スジ肉入り。
⑦牛肉乾拌麺 160元
こちらもスープなし、すね肉入りまぜそばです。
肉と麺の旨味がダイレクトに伝わる乾拌麺。店の看板スープ&麺の川味風味&手工拉麺をチョイス。
秘伝のタレが決め手!食べながら味の調節&辛さの調節を
加えてテーブルに置かれている秘伝の辛味ダレを加えれば、より自分好みの辛さを追求することができます。
①神仙辣椒醬辛さ度:2
神仙秘伝のタレで、酸味と独特の香りが特徴です。お土産用(350元/瓶)もあり。
②魔鬼辣椒醬辛さ度:5
世界一辛いトウガラシと言われるキャロライナ・リーパーを使用。辛さは鬼レベル!喉が焼け付く火を噴く辛さをお試しあれ。1滴ずつ垂らして調節するのがベターです。お土産用は380元/瓶。
この他にもオリジナルのタレ神仙醬と秘伝のラー油があり、これが「神仙牛肉麺」の味に欠かせない陰の主役となっています。神仙醬は牛の骨髄エキスを加えて作った特製ペースト。 ニンニクなど31種のスパイスから作られたタレで味に深みを与えてくれるとか。また秘伝のラー油は痺れる辛さをプラス。さわやかな香りも特徴です。食べている途中で味に変化を持たせたいなら酸菜を加えてみるのもおすすめです。
牛肉麺の他にも小菜(小皿料理)もあります。麺のおかずとして食べるもよし、麺がテーブルに並ぶ間に台湾ビールのアテとして食べるもよし、ナビが気になったいくつかをご紹介します。
牛腩(バラ肉)140元
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牛腱(スネ肉)140元
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各種牛肉。それぞれ全く異なる味と食感が楽しめます!他に牛肚(胃袋)140元、牛筋(スジ肉)140元もあり |
紅油炒手100元 四川風辛味ワンタン。痺れる辛さがクセになる味です。ビールもすすみます~♪
牛肉原汁魯蘭花干40元 牛エキスをたっぷりと吸い込んだ旨味ぎっしりの台湾風厚揚げの煮物。かむほどに、ジュワ~とあふれ出す牛スープにヤミツキになりそう!
紹興香醉雞140元:紹興酒漬けチキン
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私房泡菜40元:台湾風ハクサイの漬物
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小魚干花生40元:小魚&ピーナッツの和え
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煙燻豬頭皮40元:ブタの皮の燻製
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シメはかわいい♡おいしい♪ドリンクで
お隣は系列店のドリンクスタンド「GTD」です。ベーシックなタピオカミルクティーから色鮮やかなバタフライピーのドリンク、ミルクの泡が載った奶蓋など種類豊富!インスタ映えしちゃうドリンクを数多く取り揃えています。
もちろん、茶葉にもこだわっていて、お茶の産地、南投の茶農家から直接仕入れているとか。ドリンクスタンドの中には、安価なベトナム産茶葉を使う店も少なくありませんが、「GTD」なら正真正銘台湾産!だからほんのちょっぴりお高めですが、納得の味、本物の味。
↑炙燒黑糖物語の作り方。
「GTD」はドリンクスタンドのため、基本テイクアウト専門です。店内でお召し上がりの際には、必ず「神仙牛肉麺」でオーダーが必要となりますのでご注意くださいね。
牛肉麺の辛さとタピオカミルクティーの甘さがベストマッチ~♪
以上、台北ナビでした。