恆春信用組合(屏東県)

credit union base恆春信用組合

閉店・移転、情報の修正などの報告

日本統治時代の銀行をリノベ!カフェ&バー、そしてホステルなど変幻自在な利用方法ができる人気店です

こんにちは、台北ナビです。

今日は恆春の南城門近くにあるちょっと面白いお店をご紹介したいと思います。「恆春信用組合」は、1918年に成立した「有限責任恆春信用組合」の建物をリノベーションしたお店で、建物は100年以上の歴史があります。

カフェとホステルなど色々な顔を持つその理由を教えてもらいました。

シティボーイサーファーがこの地で生きるために……

台湾最南端の「恆春」といえば、突き抜けるような青空、澄んだ海、太陽の光をたっぷり浴びて元気に育つ植物……。台湾のリゾート地といえば、恆春を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
恆春南門から徒歩2分のところにお店はあります 恆春南門から徒歩2分のところにお店はあります

恆春南門から徒歩2分のところにお店はあります

林立峰(Ricky)さんと看板犬の皮卡(ピカ)

林立峰(Ricky)さんと看板犬の皮卡(ピカ)

「恆春信用組合」のオーナーのひとりである「林立峰(Ricky)」さんは、台北出身のサーフィン大好き人間で、サーフィン好きが高じて5年前に恆春へ移住してきた組。恆春ではこういう人に結構よく出会います。台北人はカフェが大好きなのに、移住して来た頃は、この町にカフェはほぼなかったため、自分も好きなカフェをこの土地に作りたい!と思い立ちこのカフェを始めました。

カフェを経営するのは生きるためだよ!と笑顔で語るRickyさんを見ながら、ナビは経営を心配していました。というのも、Rickyさん以外に従業員の姿が見えないのです。なかなか広い店舗なのに、フロアと厨房立つのはRickyさんひとり……。ちょっとこれは聞きにくい……と思っていたのですが、Rickyさん自ら語ってくださいました。
台湾は家賃がとても高騰しています。人を雇って人件費が発生して利益が少なくなるなら、この場所を「コワーキングスペース」のように利用するのが賢いのではないかと思ったんです。そしてオーナーと従業員の所得差や経営に対する思いの違いなどにも色々思うところがあって、敢えて従業員を雇わず、ひとりでカフェを回しています。

店内を見渡すと、作業台みたいなスペースがあったのはそのためだったのです。雑貨の展示販売スペースもありますよ!夜になるとバーに変身し、バーテンダーが店を切り盛りしています。2階はホステルとして運営。やりたいことがあるのに、それを実現する場所がないという人と、上手にスペースをシェアしあっていたのです。何となく、デパートなどにお店を出店するようだなと感じるこの方法。生き抜くためですが、夢を持つ人に機会も与えられるって、とても理想的!
作業場 作業場 作業場

作業場

展示販売

展示販売

DIY教室を開催する時も

DIY教室を開催する時も

100年前の建物を最大限残したリノベーション

「有限責任恆春信用組合」があった頃、この通り(文化路)には映画館などがあり、最も栄えていた場所でした。この通りを代表する建物ともいえるここの歴史を最大限留めるため、安全面を確保すること以外は、その当時の様子を残しています。
昔

今

恆春の地図

気取らない家具 気取らない家具

気取らない家具

当時の映画館「恆春座」を感じられるようにと探したという、年季の入った映写機

当時の映画館「恆春座」を感じられるようにと探したという、年季の入った映写機

レトロな自転車

レトロな自転車

元々の壁が見えますよ~

元々の壁が見えますよ~

建物の中で、金銭運が一番いいという店内入って左手にある金庫。これは当時から残されているものです。これまでにたくさんの鍵師さんにお願いしたのですが、いずれも開けられず、開かずの金庫になっています。どうやら、凄腕の鍵師さんに連絡をして見積もりをしてみると、開いても開かなくても結構な費用がかかるということで、お願いする勇気が出ないのだとか……。もしかしたらすんごいお宝が入っているかも……。一か八か誰か開けてみて欲しい!
船で運ばれたのでは?ともいわれている金庫

船で運ばれたのでは?ともいわれている金庫

大黒天が見えますか?

大黒天が見えますか?

カフェなのに小籠包?南部らしい飯メニュー、ドリンクにもこだわりあり!

先述したように、Rickyさんひとりでカフェを回していることもあり、注文からサーブまでは時間がかかります。普段ならまだかなぁ~と気になるのですが、店内を見たり、友人とおしゃべりしていると、全然気になりませんでした。これも南部マジックかな?!

咖哩燒肉飯150元(小)/180元(大)

看板メニューのカレー焼肉飯。焼肉飯は台湾南部(特に高雄)らしい食べ物ですが、これに甘口カレーをトッピング。さすが南部だけあって、甘めの味付けです。

陽光牛丼飯180元

牛丼ももちろん甘め!暑い南部で汗をたくさんかいた後に食べたくなるような、元気が出る味です。生卵と絡めて食べて!

手工小籠湯包90元

お店の近くの「頂食芳」というお店と提携し、小籠包や水餃子、蔥油餅などをカフェで食べられるというユニークなシステム。正直それほど期待していなかったのですが、(失礼!)つゆたっぷりで大満足!これは頼むべしです。小籠包をコーヒーと一緒にゆっくり食べられるのがいいなぁと思います。
赤酢に浸された針ショウガ! 赤酢に浸された針ショウガ!

赤酢に浸された針ショウガ!


ドリンクも一杯ずつRickyさんが担当しています。コーヒーにこだわりがあり、南国らしい柑橘類とコーヒーを合わせた「甜橙咖啡160元」「西西里咖啡160元」が人気です。
(右)ブラックコーヒーにレモンを加えた「西西里咖啡」、(左)ブラックコーヒー+オレンジの「甜橙咖啡」

(右)ブラックコーヒーにレモンを加えた「西西里咖啡」、(左)ブラックコーヒー+オレンジの「甜橙咖啡」

ガラスのストローを使用しています

ガラスのストローを使用しています


螺旋藻綜合果汁160元

螺旋藻(スピルリナ)入りのフルーツジュース。「スピルリナ」は、数年前に流行したスーパーフードともいわれ、身体によい効果を及ぼすのだとか。スピルリナの緑色が強いので、なかなかインパクトのある見た目ですが、リンゴ、グァバ、バナナ、パイナップル、パッションフルーツなどを入れたフルーツジュースは、めちゃくちゃさわやかでおいしい♡ナビがこの日一番気に入ったのがこのドリンクでした!
この見た目なのに超さわやかフルーティ!ギャップ萌えドリンク~♪ この見た目なのに超さわやかフルーティ!ギャップ萌えドリンク~♪

この見た目なのに超さわやかフルーティ!ギャップ萌えドリンク~♪

カプセルホテルからインスピレーションを得て作ったテントホステル

ここから2階へ

ここから2階へ

2階は室内履きのサンダルに履き替えるのがナビ好み!

2階は室内履きのサンダルに履き替えるのがナビ好み!

テントが並びます

テントが並びます

2階はホステルになっています。エスニックな雰囲気漂うテントが9つ並んでいるのですが、これは日本のカプセルホテルからインスピレーションを得たもの。宿泊者の空間がきちんと区切られているって、安心感がありますよね。しかもおしゃれ~♪テントの中にはテレビ、ライト、シーリングファン、コンセントが設置されているだけでなく、蚊取りラケットまで用意されているのが台湾らしい!こんなにおしゃれで快適そうなのに、800~1200元という価格はかなり良心的だと思います!
かわいくって快適って素晴らしい!

かわいくって快適って素晴らしい!

テントの中にはふかふかマットレス!

テントの中にはふかふかマットレス!

コンセント、USB、HDMI、イヤフォン

コンセント、USB、HDMI、イヤフォン

テレビ

テレビ

シャワールームへ行くときにはこのバッグで!

シャワールームへ行くときにはこのバッグで!

蚊取りラケット

蚊取りラケット

ミニサイズのシーリングファン

ミニサイズのシーリングファン

シャワー、トイレ、洗濯機は共有スペース。タオルなどの備品は有料で買うことができます。もう一つの共有部分は、ロフトにある読書スペース。木製パレットを敷き詰められているのがおしゃれです。座布団やランプなどが並べられていて、読書を楽しめるようになっています。
シャワー室

シャワー室

洗濯機&乾燥機

洗濯機&乾燥機

すべて10元。横に置いている貯金箱にお金を入れる信用システムです

すべて10元。横に置いている貯金箱にお金を入れる信用システムです

ロッカー

ロッカー

洗面所

洗面所

読書スペース

読書スペース

読書がすすみます 読書がすすみます

読書がすすみます

ひとつの建物の中に熱く多様な思いが感じられる「恆春信用組合」。それでいて南部らしいゆる~い空気が漂っているのも魅力的です。恆春を訪れる際には、自分に合った用途で利用してみてくださいね。

以上、テントホステルに宿泊してみたい台北ナビがお届けしました。

記事登録日:2020-06-03

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2020-06-03

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