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台湾の食と文化を発信するオシャレなカフェが原宿に登場!

こんにちは、台北ナビです。
4月22日(土)、オシャレな若者たちが集まる東京・原宿に、新しい台湾カフェがオープンしました。台湾で人気の美容ドリンクが日本に初上陸するということで、オープン前からネットやTVなどでも話題に! 
ナビも早速、足を運んでみました。

マンゴーだけじゃなく、台湾の「いいもの」をたくさん紹介したい!

花文字のロゴがかわいらしい!

花文字のロゴがかわいらしい!

階段を上ったところに入口があります

階段を上ったところに入口があります

実はこの「台湾カフェZen」は、マンゴースイーツで有名な「Mango ChaCha」がリニューアルオープンしたお店なんです。

オーナー会社・セドナグローバルの宮下美智子さんにお話を伺ってみると…。

「『Mango ChaCha』では台湾名産の愛文マンゴーをいろいろな形でご提供していたのですが、台湾にはマンゴー以外にもたくさんいいものがありますよね。そういう台湾の食や文化をどんどん発信していけるようなカフェをつくろうと思ったんです」

お客様からの「台湾の食べ物を日本でももっと気軽に食べたい」「台湾のいろんなスイーツを食べてみたい」といった声を聞くうちに、「ここに来れば、台湾の味がいろいろと楽しめる!」というお店のコンセプトを思いついたんだそう。
なるほど、お店のメニューを見てみると、マンゴーかき氷はもちろん、愛玉や仙草ゼリーののった豆花、台湾朝ご飯の定番・蛋餅(タンピン)、台湾風バーガーの刈包(クワパオ)、水餃子などなど、何を食べるか目移りしてしまいそうなメニューの数々。
特に蛋餅を食べられるお店は日本ではほとんど見かけないので、期待が高まります。

月に1~2回は台湾を訪れるという宮下さんは、台湾の流行にも敏感で、「台湾で流行っているものをどんどん発信していきたい」と話します。

その思いが形になったのが、今回、日本初上陸を果たした美容ドリンク「バタフライピー」というわけです。

カラフルでオシャレ、しかもアンチエイジング効果のある「バタフライピー」

この幻想的な青色に抗酸化作用があるんですね (画像提供:Zen)

この幻想的な青色に抗酸化作用があるんですね (画像提供:Zen)


思わず見入ってしまうほど幻想的な色合いのドリンク、これが台湾の若者に人気の「バタフライピー」です。
昨年辺りから台湾の夜市で出回り始め、若い女性を中心に広まっていったそう。

中国語名は「蝶豆花茶」。「蝶豆花」という東南アジア原産のハーブで、鮮やかな青色の花を咲かせます。
この青色に天然色素のアントシアニンが含まれているため、その花を使ったハーブティーに美容効果があるということで、人気に火がつきました。

アントシアニンは、ブルーベリーにも含まれているポリフェノールの一種で、眼精疲労の回復効果や抗酸化作用があるといわれています。

抗酸化、つまり老化抑制や美肌効果などアンチエイジングが期待できるため、海外セレブの間でも人気なんだそう。宮下さんも台湾のモデルさんに教えてもらったそうです。
これが「蝶豆花」です<br>(画像提供:Zen)

これが「蝶豆花」です
(画像提供:Zen)

青い花を乾燥させた「蝶豆花茶」<br>(画像提供:Zen)

青い花を乾燥させた「蝶豆花茶」
(画像提供:Zen)

台湾カフェZenでは、この真っ青なハーブティーにジュースをブレンドして提供しています。
フレーバーはマンゴー、ミックスベリー、ローズマリーオレンジ、アップルミント、カルピスの5種類。
蝶豆花茶には酸性のものを加えると紫色に変化するという特徴があるため、これらのジュースを加えると、グラデーションのような色の変化が楽しめます。
このカラフルさが「キレイ!」「かわいい!!」と、インスタなどでも広まっていったんですね。

日本風にアレンジした台湾フードにも注目!


バタフライピーのアンチエイジング効果だけでなく、メニュー全体に「健康・ヘルシー・美味しい」の3要素を取り入れたという宮下さん。

たとえば、台湾の蛋餅はネギ入りの卵焼きをモチモチのクレープ風生地で巻いたシンプルなものですが、Zenのタンピン(蛋餅)には赤ピーマンやレタス、もやしなど、野菜もたっぷり入っていて、ヘルシーランチとしてもおすすめの一品になっています。

台湾風のおかゆも、エビと貝柱、牛みそ、ささみ、と3種類から選べて、どれも具だくさん。台湾の魚丸を日本人好みにアレンジしたつみれスープもあります。
盛り上がること間違いなしの豪華さ!<br>(画像提供:Zen)

盛り上がること間違いなしの豪華さ!
(画像提供:Zen)


また、マンゴーかき氷の上に色とりどりのフルーツ、アイス、タピオカ、白玉、愛玉に仙草ゼリーまでのった超豪華な「台湾パラダイス」は、みんなで大盛り上がりできそうなスイーツです。

もちろん台湾茶にもこだわっていて、凍頂四季春茶、東方美人、ジャスミン茶など、人気の茶葉を台湾から直輸入しています。見た目も美しい花茶や、さまざまな漢方をブレンドした八宝茶もいただけます。

バタフライピーで使われている蝶豆花茶も台湾産無農薬のものを厳選しているそう。
ティーポットの中で花が開くのが楽しい花茶

ティーポットの中で花が開くのが楽しい花茶

台湾茶の飲み方もしっかりレクチャー

台湾茶の飲み方もしっかりレクチャー


◆タンピン(蛋餅) エビ 700円

エビ、チーズ、アボカド、赤ピーマン、レタス、もやしが入った具だくさんの蛋餅。台湾から仕入れた生地を使っているので、モチモチとした食感を楽しめます。

ピリ辛のオリジナルソースと野菜の相性もバッチリ! 

蛋餅をナイフとフォークで食べるというのがなかなか斬新ですが、すべてをクルッと巻いて、手で持って豪快に食べるのもおすすめですよ、と宮下さん。

エビのほかに、牛みそとささみ入りもあります。
具がこ~んなにたっぷり詰まってます

具がこ~んなにたっぷり詰まってます

皮と玉子焼きを重ねて巻くのが台湾流

皮と玉子焼きを重ねて巻くのが台湾流

ナイフとフォークが出てきたのにはビックリ!

ナイフとフォークが出てきたのにはビックリ!


◆豆花 580円

豆花の上にタピオカ、白玉、愛玉、仙草ゼリー、小豆、フルーツがのった、台湾の味をたくさん楽しめるスイーツ。

見た目はボリューミーですが、中身はすべてヘルシー素材なので、ペロリとおいしくいただけちゃいます。

◆フルーツ豆乳スムージー(マンゴー) 680円

マンゴー練乳ソースをミックスした豆乳に、タピオカが入っています。

豆乳とタピオカという、ありそうでなかった組み合わせ。ヘルシーな甘みとタピオカのもモチモチ感がよく合います。

マンゴーのほかに、ミックスベリー、キウイ、バナナのフレーバーもあります。
◆バタフライピー(アップルミント) 700円

色味からもっと濃厚な味を想像していたナビですが、とってもシンプルでさわやかな味わい。暑い夏に喉をうるおすのにピッタリです。
驚いたのは、これを飲んだ日の夜のこと。
いつもと同じように顔を洗ったら、なんだか肌がツルンとしているんです。これがアントシアニンの効果なんでしょうか!?

オシャレな台湾雑貨も必見!


入り口を入ってすぐの棚には、優しい色合いのトートバッグが。実はZenでは、台湾の雑貨も販売しているんです! 

このトートバッグは「NUNONO STUDIO」が手がける「KUMPU」という台南のブランドのもの。 柔らかい手触りで、しかもとっても軽い! これは使い勝手がよさそうです。

ほかにも、宮下さんが夜市で見つけたというアクセサリーも置いてありました。
「KUMPU」のポーチもかわいい!!

「KUMPU」のポーチもかわいい!!

色の組み合わせが素敵ですね

色の組み合わせが素敵ですね

台湾夜市のアクセサリー

台湾夜市のアクセサリー

「今後も、台湾で見つけた『いいもの』を、どんどんお店で販売していきたいと思っています」と宮下さん。

台湾観光局ともタイアップしているので、このお店に来れば、最新の観光資料が無料でもらえます。

「台湾の最新情報をどんどん発信して、日本のみなさんに、もっともっと台湾のことを知ってほしいんです。いずれは流行りものだけでなく、文化や歴史的背景などにも触れて、どうして台湾の人たちがこんなに親日なのか、そのハートの部分も伝えていきたい。台湾と日本の懸け橋になるような、そんなお店にしていきたいんです」
お店のロゴにもなっている花文字は、台湾の九份で描いてもらったそう。「『Zen』というのは『善行利他』という言葉からきているんです。善い行いをすれば、それが人のためになり、やがては自分に返ってくる。善いことがどんどん伝わっていくという考え方なんですよ」と宮下さん。
カウンターには花文字の原画も飾られています カウンターには花文字の原画も飾られています

カウンターには花文字の原画も飾られています

落ちついた雰囲気の店内。照明もオシャレです。 落ちついた雰囲気の店内。照明もオシャレです。

落ちついた雰囲気の店内。照明もオシャレです。

今後は台湾茶の販売もしていくそう。楽しみですね!

今後は台湾茶の販売もしていくそう。楽しみですね!

台湾観光局のフリーペーパーも置いてあります

台湾観光局のフリーペーパーも置いてあります

窓からは原宿の街並みが見えますよ

窓からは原宿の街並みが見えますよ

店長の西崎さんもお忙しい中、意気込みを語ってくれました

店長の西崎さんもお忙しい中、意気込みを語ってくれました


最後に、店長の西崎清志さんにお話を伺いました。

「最近は台湾のお店が日本にもどんどん増えてきていますが、『Zen』ではほかのお店では提供していないようなもの、まだ日本に入ってきていない新しいものを紹介していきたいと思っています。食べるだけじゃなく、目でも楽しめるお店なので、みなさん、ぜひ遊びにきてくださいね」

これからもどんどん進化していきそうな台湾カフェZen。

今後は各地で行なわれる台湾イベントなどにも出店する予定だそうなので、原宿以外でも話題のバタフライピーに出会えるかもしれませんよ。

以上、台北ナビでした。

記事登録日:2017-05-17

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2017-05-17

スポット更新日:2017-07-14

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