慢慢鳩生活木作(台南市)

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もはや神農街のシンボル!古民家の中の古民家


※2018 年1月現在、カフェ部分は「聶樓」というお店に変わりメニューも変更していますので、ご了承ください。

こんにちは、台北ナビです。
台南には映画に登場しそうな古い通りがいっぱいありますよね。ここ神農街もそのひとつで、通りの両わきには、アーティスティックなカフェ、ギャラリー、民宿などが、ここぞとばかりにひしめき合っています。アートなひとコマを切り取ろうと、昼間からカメラ片手に散歩をしている若者にたくさん出会いました。

中でも、そのたたずまいに、たくさんの人から注目をあびていたこの門構えの「慢慢鳩生活木作」。かわいらしいネーミングもそうなんですが、年季の入った家屋、あけっぴろげの入り口に、実はナビも以前から興味深々でした。
今日こそは、中に入ってみたいと思います。

なが~い長屋は多目的な空間

スリッパに履き替えて上がります

スリッパに履き替えて上がります


のれんをくぐると、入り口は日本の玄関のようになっていて、スリッパに履き替えて上がります。
入り口からカフェ、物販、アトリエの3つのスペースが連なる、長屋造りになっていて、物販とアトリエの間は吹き抜けになっています。
カフェスペース カフェスペース
カフェスペース カフェスペース

カフェスペース

吹き抜けになっている中庭 吹き抜けになっている中庭

吹き抜けになっている中庭

修復した痕跡の残る壁

修復した痕跡の残る壁


建物の古さは壁のレンガや、天井のはりを見ればよくわかります。天井にはポッカリと四角い穴があいていて、ロフトかな?どうやってにあがるのかな?と思ったナビに、「そこは、危ないから上がっちゃだめだよ。」と教えてくれたのは、このお店で働く、呉舒婷さん。なんとここ、築300年の古民家だそうで、2階は人が上がると底が崩壊するかもしれないので(!)、荷物置きとして使っているそうです。
ぽっかりあいた天井

ぽっかりあいた天井

左から呉舒婷さん柯君歷さん

左から呉舒婷さん柯君歷さん

木の香りただようアトリエスペース

看板の下に、木工クラスの案内

看板の下に、木工クラスの案内


300年前といえば、日本だったら江戸時代ですよ。そんな昔からこの建物は、いろんな人の手に渡って、現在にたどり着いたんですね。オーナーの劉烽さんと、奥さんの柯玉燕さんが、この古民家に惚れ込んで、アトリエを開いたのが、2007年のことだそうです。建物の前方のカフェは、もともと「鳩慢食堂」だったのを2013年に慢慢鳩」に変更したそうです。お店の名前の由来は、劉さんがこの建物に出会ったとき、中にはいっぱいいたキジバトと慢慢(ゆっくり)進むカタツムリを見て、この名前を思いついたそうですよ。
オーナーの劉烽さん(左)

オーナーの劉烽さん(左)


ナビがお邪魔したとき、オーナー…というか木工の師匠、劉烽さんは、生徒さんに、木工の技術を伝授していました。並んだ工具の数も半端ないですね…。実は今日みえなかったのですが、もう一人黒蝸牛(黒カタツムリ)こと、林育正さんという先生もいるそうです。ここでは、短期集中型の、木工クラスを開催しています。予約して参加すれば、本格的な技術を習得することができますよ。また、オーダーメイドの家具も相談に乗ってくれるそうです。
アトリエ

アトリエ

熱心な生徒さん

熱心な生徒さん

たくさんの工具

たくさんの工具

気になるカフェスペース

そろそろ小腹が減ってきたナビ。カフェでひと休みすることにしました。ひと休みして気づいたのですが、ここの家具たち、とっても個性的ですよね。長イスが壁に掛けられていたり、机の脚が植木鉢に刺さっていたり…。お店の中には、レンガ、コンクリート、木、スチールなどのいろいろな素材や、カラフルな色が共存しているのに、うまくまとまっているのが不思議です。ここにあるほとんどの、ヒノキやクスノキなどを使った家具が、ハンドメイドのオリジナルだそうで、きっと師匠はユニークな人なんだな~と思いました。そう思いながら、さりげなく座った長イスにも、湿気によって木が裂けるのを防ぐ「ちぎり」がはめ込まれていました。鳩のしっぽに似ているこちらも、「慢慢鳩」の由来に関係しているそうです。
カラフルで異素材ミックスの店内

カラフルで異素材ミックスの店内

壁にかかったイスたち

壁にかかったイスたち

テーブルの脚は植木の中へ

テーブルの脚は植木の中へ

ちぎり

ちぎり

年輪テーブル

年輪テーブル


飲み物のメニューが豊富なこちらのカフェ。迷ったときは店員さんのおすすめにかぎります。こだわりがある有機野菜を使ったメニューは、季節ごとに内容が変わるそうです。今日は新鮮な野菜を使ったそうめんもあったのですが、迷ったあげく、お茶とケーキをいただくことにしました。

皇后煎茶(ロイヤル煎茶)
カップ120元、ポット180元
緑茶、矢車菊、バラをブレンドしたお茶。琥珀色がきれいな、フルーティーでさっぱりしたドイツのオーガニックティー。今日いただいたケーキのお供に最高でした。

花果茶(フルーツフラワーティ)
カップ150元、ポット220元
リンゴ、洛神(ローゼル)、バラの実、バラの花びらなど、レッドカラーの素材をふんだんに使用した、こちらもドイツのオーガニックティー。ほんとうに着色してないの?と疑うお客さんもいるほどの、色と香りの濃さがあじわえます。酸っぱさがちょうどいい!

檸檬迷迭香蛋糕(レモンハーブケーキ)
90元
オーナーの奥さんの気分によって変わる日替わりケーキ。今日は何だろう…とわくわく感がたまりません。今日いただいたケーキは、レモンとハーブの風味のずっしり詰まっていて、アイシングがサクサク割れる食感も楽しめる、さっぱりしたケーキでした。

ハンドメイドの1点もの

陶器がずらり

陶器がずらり


小腹が満たされたところで、今度は物販コーナーをじっくり見てみました。カフェの中も、すでに家具の展示場のようなのですが、このコーナーには、オーナーによるハンドメイドの木工雑貨や、オーナーの台中に住む友達が作った陶器などを展示販売しています。
木工雑貨

木工雑貨

おちょこ&急須

おちょこ&急須

神農街について


300メートルほどの距離に古民家が立ち並ぶ神農街。昔は、この近くにある大きな水仙宮市場が港の市場だったことからもわかるように、海岸線は今よりずっと中心地にせまっていて、このあたりも運河だったそうです。神農街に立ち並ぶ中には200年を超える古い家屋は、2階に玄関のような造りをしている建物もみられます。これは、当時1階をお店、2階を倉庫として使っていた建物が2階の外から荷物を下ろしやすいようにするためとも言われています。
この日、神農街を歩いていたのが昼間だったのですが、地元の人に「夜に来なくちゃダメよ~」と2回も言われてしまいました。ここは夜になると、地元の人たちによって道端に設置されたライトが灯り、京都の料亭を思わせる幻想的な姿へと変身を変えます。
神農街の古民家巡りを楽しむなら、ぜひ歴史も、ライトアップされた夜の顔、ぜひ満喫してくださいね。以上、台北ナビ(岩田優子)でした。

記事登録日:2015-03-09

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2015-03-09

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