大来小館

大來小館

閉店・移転、情報の修正などの報告

永康街の奥まった場所にある、正統派台湾創作料理のお店。地元の住人も行きつけです。

こんにちは、台北ナビです。

今回は地元の住人たちからも熱い支持を得ている「大來小館」をご紹介したいと思います。特にこちらの魯肉飯は第9回台北市政府魯肉飯大会で1位を獲得したほどの美味しさなんです!

引っ越してリニューアルしました!

スペイン人の常連客Victorさんと台湾人のArielさんもこちらのお料理を大絶賛!外国人常連さんも多いそうです♪

スペイン人の常連客Victorさんと台湾人のArielさんもこちらのお料理を大絶賛!外国人常連さんも多いそうです♪

以前は台湾の食堂のようで、以前の写真を手がかりに向かったナビは新たな姿にびっくり!昔のよさはそのままに、なんだかおしゃれにリニューアル!台湾の古きよき時代の台湾の家をベースに作られているそう。

よく見てみると、床のタイルは朱色、扉も日本でも昔の家でよくみかけるヒノキに細工の施されたガラスがはめ込まれているものを使用。いまじゃこれは手に入らないそうです。しかも古きよき時代の音楽ということで台湾語歌曲のキングと呼ばれる洪一峰の曲が流されていました。ナビはよく存じ上げませんでしたが、台湾語の歌って日本の演歌のようで古きよき時代~という雰囲気にぴったりです。ナビが訪れた時にもリニューアルおめでとう!と常連さんがひっきりなしに訪れていらっしゃいました。ご近所の仲良しの家に遊びに来ている!という感じでしょうか。アジアンパワーいっぱいの台湾に来たからには、地元の人がたくさん集まる庶民的で美味しいお店に行ってお食事したいと思いませんか?そんな時は来てみてください「大來小館」に。きっと、心もお腹も幸せでいっぱいになれること間違いなしです!

ご夫婦の息がピッタリあっていて微笑ましい~

以前のお店の時からずっと仲良し!

以前のお店の時からずっと仲良し!

こちらのお店は、結婚暦33年の蘇夫妻が切り盛りしています。以前は、永康街のメインストリート、マンゴーアイスで有名な冰館(アイスモンスター)前で店を開いていたそうですが、現在は場所を高記とセブンイレブンの道を少し入ったところに移動しています。台南ご出身のこのご夫婦は、結婚してまもなく食堂を始めたそうで、それからすでに28年のキャリアなのだとか。主にキッチンに立って調理・指導をされるのは奥様で、その奥さんのお父様はなんと、日本料理のスペシャリストなのだそうです。そのお父様から以前に日本料理のレクチャーを受けたことがあるそうなので、こちらの料理の作り方にも少し、その、エッセンスが入っているそうです。伝統的な台湾料理をベースに、日本料理のいいところを少しだけ加える。そこに、このお店が長くみんなに愛される理由があったり、料理の美味しい秘密が隠れているかもしれませんね…。

おすすめ!人気メニュー

こちらの魅力は食材の新鮮さにこだわり、食材本来の味を味わってもらうため使う調味料は極力少なくしています!かと言って味は薄くなく、食材自体の味が引き立っているから不思議!ではさっそく「大來小館」おすすめの人気メニューを注文してみましょう!
◇ 魯肉飯 (小30元・中50元・大80元)

このお店一番の人気メニュー!他の魯肉飯と比べ、テカリ具合が違います。というのも、3日間をかけてじっくりコトコト煮込んでいるそうで、わざわざ魯肉飯だけをテイクアウトしにやって来るお客さんや、観光の合間のちょっとした時間を見つけて、魯肉飯だけを食べるために来る外国からのお客さんも多いんだとか。

その人気の秘密は、一口食べただけですぐわかりました。夜市などで食べられる魯肉飯は安いものの、油っこかったり甘すぎたりするものが多いのですが、ここのは時間をかけてじっくり煮込んであることで、油っこい部分が気にならず、味つけ具合もちょうどよく、思わずおかわりしたくなっちゃいます。
◇魯肉飯套餐(280元)

こちらに来て魯肉飯だけを食べて帰るのはあまりにももったいない!ということでナビは魯肉飯セットをオススメします。ナスの小鉢料理、青菜炒め(ナビが訪れた時は空芯菜)、サラダ、虱目魚のスープがついて280元とはお得です。しかもこちらのオススメが詰まっているので注文時に悩まなくていいのもいいですねっ!ナビが特においし~と思ったのは虱目魚のスープ。ご主人の故郷である七股産のものにこだわります。七股産の虱目魚は臭みもなく甘い!しかも栄養たっぷりで風邪を引くと食べたりするそうです。
◇烤小卷/イカ焼(350元~)大きさによって値段が変化します

亀山島で捕れた小イカのみを使っています。小イカのおいしさを引き出すため加えた調味料はお塩のみ!口に含むと海の味が広がり、イカのお味が襲ってきます!外は歯ごたえがよく、中の身はやわらかい。ナビ好みのお味です!
◇烏魚子炒飯/からすみチャーハン(300元)

このからすみは輸入品でもなく、養殖でもなく、台南の海で捕れたものですので、香り高い!からすみ自体に塩味が聞いているのでチャーハンはあっさり目の味付け。ナビは大根の細切りのシャキシャキとした食感が大好き。すべて一緒に口の中に放り込みましょう。なんともいえない美味しさが口の中に広がります。
◇魯扁魚白菜(80元)

台湾の伝統的な小鉢料理。そのため各家庭で色々と入っているものが違うのですが、こちらでは値段を抑えるため、おいしさのポイントと言われる扁魚と豚の皮を入れ後はにんにくと唐辛子を加えたピリ辛あっさりの煮物。熱いうちに食べるのもおいしくいただけるポイントです!
◇黄金苦瓜/ゴーヤチャンプルー(180元)

台湾のゴーヤは白いものだと思っていましたが、緑のゴーヤもありました。台湾の夏はとても暑い!体内の熱を下げてくれるとも言われるゴーヤを是非!こちらでは塩たまごとにんにくであえており、台湾風ゴーヤチャンプルーとなっています。実はナビはあまりゴーヤが好きではないのですが、こちらのは塩たまごのおかげか不思議とパクパクと食べられてしましたよ!
◇滷豬脚/豚足 (140元~)

この大きさにまずビックリ!そしてこの照り!4~5時間もかけてじっくり丁寧に煮込んであって、骨の中にまで味がしみ込んでいます。漢方は好き嫌いがあるため使用していませんとは奥さまの言葉。お味はほどよい加減の醤油の甘煮で、コラーゲンもたっぷり。とてもおいしかったです。普段豚足を食べないナビでも大満足の味でした。
◇煎虱目魚肚(200元)

七股産の虱目魚を使用し、塩だけで焼き上げました。食べるときにはレモンを絞るとさっぱり~!塩が効いているのでビールが飲みたくなりました!
◇蒜苔(久花)蝦干/にんにくの芽と干しエビ炒め(280元)

エビを捕った後すぐに殻をむき干したエビと新鮮なにんにくの芽をさっと炒めました。にんにくの芽のシャキシャキ感とエビの味が染み出ておいし~!ナビ一番のお気に入りです!
◇南瓜(100元)

台湾のかぼちゃを使ったかぼちゃの煮物。ナビはお母さんの煮込んでくれたかぼちゃを思い出しました。懐かしい味です。
◇炒蚵仔麵綿/牡蠣の台湾風そうめん炒め(180元)

大きな牡蠣が乗った豪華なそうめん炒め!瓜も乗っていて見た目にもキレイです。しょうがの細切りがアクセントとなりおいしい!ナビお気に入りの1品です。

その他人気メニュー

◇西瓜綿鵝肉(480元)

◇西瓜綿鵝肉(480元)

他にも人気のメニューいっぱいです!是非自分のお気に入りを見つけてくださいねっ!
◇苦瓜炒牛肉 (180元)

台湾名物ともいえる苦瓜と、良質の牛肉を強火で一気に炒めたこの一品。多少苦瓜の苦味はありますが、全体的に味付けがさっぱりしていて、牛肉にも甘みがあるので、苦い食べ物がちょっと苦手という人でも意外と食べられるのでないでしょうか。もちろん、苦瓜好きにはたまらなく美味しい味です。
◇茄子鑲肉 (50元)

ナスの小鉢料理。ぷりぷりしたナスの中にミンチ肉が詰まっている一品。多少油がのってるものの、意外とさっぱりしているので、ビールのいいお供としてもバッチリ!
◇櫻花蝦炒作筍 (280元)

新鮮とれたてをそのまま乾燥させた桜エビをふんだんに使って、細かく刻んだ筍などと一緒に調味料で味付けした、これまた新しい口当たりのご飯によく合う新しい感覚のお料理。奥さんもこれはぜひ食べてほしい一品だとおすすめしていました。
◇角瓜蒸蛤仔 (180元)

地元の人が食事に行くと頻繁に注文するハマグリの蒸しスープ。日本でいただくハマグリよりもプリプリ感が強い気がするのは気のせいでしょうか。しかも透明感があってスープの味が中までちゃんと浸透しています。ショウガも入っているので身体にもとっても優しいのです。
◇芥蘭花牛肉 (280元)

中華料理には欠かせない、中国野菜の芥蘭と、にんにくと特製のソースで炒めた一品。芥蘭にはお花がついていて、食感はブロッコリーに似た感じです。お肉がやわらかくてわりと濃厚な味ですが、芥蘭がさっぱりとした仕上がりになっていますので、見た目よりもあっさりいただけます。
◇中華拉麺 (120元)

これぞまさに中華ラーメン。ラーメンの麺は手作り麺だそうで、腰があってシコシコしています。麺の具にはチャーシューの他、長時間煮込んだ玉子なども入っていて、とっても具だくさんです。スープはとってもあっさりした味付けでした。
お料理がおいしいだけでなく、台湾のアットホームさが感じられるお店・大来小館。台湾らしさを感じたいなら是非足を運んでみてくださいねっ!

以上、台北ナビでした。

記事更新日:2011-07-05

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-02-02

スポット更新日:2014-07-11

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宿泊数
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