台北の地元っ子がおすすめするイチ押し台北グルメ5選

台北のことは台北っ子に聞け!!季節限定グルメも合わせて美食ばかりをご紹介♪

こんにちは、台北ナビです。

ナビはよく、地元の友人におすすめのグルメを聞いて、一緒に食べに行くことが多いです。今回は、その中でも特に地元っ子がオススメするイチ押しの台北グルメを紹介したいと思います。台湾旅行に行く前に、ぜひ、チェックしてくださいね。

西門町にあるガチョウ肉専門店・鴨肉扁の「ガチョウ肉の燻製」

久しぶりに訪れたら、外装がレトロモダン調でお洒落になっていました

久しぶりに訪れたら、外装がレトロモダン調でお洒落になっていました

1950年創業以来、60年以上の歴史をもつガチョウ肉の専門店。店名はかつて鴨肉をメインに提供していた頃の名残で、現在はガチョウ肉を専門に提供しています。ここでしか味わえないガチョウ肉の燻製は台北屈指の繁華街・西門町の名物です。お店は数年前にリニューアルオープンし、2015年には台湾版のドラマ『孤独のグルメ』でも紹介されました。

その後は地元の人たちだけでなく観光客の間でもますます人気が高まっています。食事時には混みあって満席になることも。万が一、満席になった場合はテイクアウトも可能なので利用してみてもいいでしょう。メニューは3種類で「麺」、「米粉」、「鵝腿」から選べます。
名物メニューの鵝腿(ガチョウの燻製)300元

名物メニューの鵝腿(ガチョウの燻製)300元

ナビが初めて台湾で食べたとき、日本で食べたことがないこの味に衝撃を覚えました。適度な脂身と柔らかく引き締まったお肉は味がしっかり染み込んでいて、何も付けずに食べてもおいしいんです。

まずは、そのままで味わってみてください。あとは、お好みで自家製のとろみ醤油と甘辛ソースを付けて味の変化を楽しんで。
麺(ガチョウ肉入りスープ麺) 60元。中華麺とガチョウ肉の出汁が効いたあっさりスープは相性バッチリ

麺(ガチョウ肉入りスープ麺) 60元。中華麺とガチョウ肉の出汁が効いたあっさりスープは相性バッチリ

以前のお店の外観。黄色い看板にガチョウの絵が目印で地元の人で賑わう大衆食堂的な雰囲気がありました

以前のお店の外観。黄色い看板にガチョウの絵が目印で地元の人で賑わう大衆食堂的な雰囲気がありました

台北市中華路一段98之2號
(MRT「西門」駅出口6から徒歩約3分)
(02)2371-3918
営業時間:10:00~22:00 (年中無休)

創業45年!地元の人たちに人気の台湾風トンカツの名店・金滿園排骨の「排骨飯」 

夜のお店の雰囲気。明るい電飾看板とメディアで紹介された記事が硝子窓に貼られているのが印象的

夜のお店の雰囲気。明るい電飾看板とメディアで紹介された記事が硝子窓に貼られているのが印象的

台湾グルメの中でも上位に入るほど人気の高い排骨飯。排骨とは骨付き豚バラ肉を薄く伸ばして揚げた台湾風トンカツのこと。日本の中華料理店などでは「パイコー」または「パーコー」と紹介されていたりします。台湾ではお弁当の定番メニューとしても人気が高く、国民食となっており、西門町にある「金滿園排骨」は、1973年の創業以来、地元の人たちや常連客から確かな支持を得ている排骨飯の名店のひとつです。

お店は繁華街といわれる西門町の中でも少し奥に入った路地裏にあるので、観光客にはまだあまり知られていない穴場かもしれません。西門町に来たら、ぜひ味わってほしい一品です。
排骨は単品(80元)で注文も可能。排骨飯(120元)にすると野菜炒めがトッピングされたご飯とスープがセットで付きます 排骨は単品(80元)で注文も可能。排骨飯(120元)にすると野菜炒めがトッピングされたご飯とスープがセットで付きます

排骨は単品(80元)で注文も可能。排骨飯(120元)にすると野菜炒めがトッピングされたご飯とスープがセットで付きます

夕食の混雑時間帯を避けて20時30分頃に行ったら、看板メニューの排骨飯のご飯がないと言われ、代わりに排骨を単品でいただくことに。

初めてここの排骨を食べましたが、おいしくてビックリ。独自の調味料で下味をつけたお肉は柔らかくてジューシー。さつまいも粉と粗びき黒胡椒を使って揚げた衣は、表面はサックサク、ほんのり甘く粗びき黒胡椒がアクセントになってピリっと引き締まった味わいになっています。これはもうリピート間違いなしです!
積み上げられていく揚げたてアツアツの排骨

積み上げられていく揚げたてアツアツの排骨

店内で食べるなら食事時以外がベスト。テイクアウトもOK

店内で食べるなら食事時以外がベスト。テイクアウトもOK

台北市武昌街2段82巷3弄1號
(MRT「西門」駅出口6から徒歩約5分)
(02)2331-2587
営業時間:11:00~21:00
定休日:水曜
HP:https://www.kmy1973.com.tw/

公館エリアの隠れた牛肉麺の名店・石記麵館の「清燉牛肉麺」

赤い看板とその隣にはオーナーと牛肉麺が写っているのが印象的です

赤い看板とその隣にはオーナーと牛肉麺が写っているのが印象的です

「石記麺館」は公館エリアのカフェや飲食店が並ぶ路地の一角にあります。オーナーはかつて台北の牛肉麺ストリートとして知られる総統府近くにあり、牛肉麺ストリートの異名で知られる「桃源街」で牛肉麺店を構えていましたが、のちに公館へ引っ越しし、以来30年近く牛肉麺を提供し続けています。

当初は紅燒牛肉麺と清燉牛肉麵の2種類のみでしたが、現在はジャージャー麺やワンタン麺などお客さんのニーズに合わせたメニューも取り揃えています。お店の牛肉麺は台湾産牛肉を使用。ぜひ味わってみてください。
清燉牛肉麺 (小) 180元

清燉牛肉麺 (小) 180元

地元っ子のオススメは清燉牛肉麺(塩味ベースの牛骨スープ牛肉麺)。ひと口食べただけなのに、お肉はとろけそうなほど柔らかく、塩加減もちょうど良く、あっさりした牛骨スープで一気にペロリと平らげてしまいました。ちなみにナビにとっては小サイズでもかなりお腹いっぱいになる分量でした。

牛肉麺を食べたいけれど辛いのも苦手、しょっぱいスープも苦手な方にはオススメしたい優秀な一品です。
ピリ辛好みの方には自家製の豆板醤と香辛料を入れて煮込んだ醤油ベースの紅燒牛肉麺が、牛肉がNGな方にはコラーゲンたっぷりの豚足入り蹄花麵がオススメ。サイドメニューに漬物や惣菜などの台湾式小菜(小皿料理)を合わせてどうぞ。
店内はきれいで落ち着いた雰囲気です 店内はきれいで落ち着いた雰囲気です 店内はきれいで落ち着いた雰囲気です

店内はきれいで落ち着いた雰囲気です

台北市羅斯福路三段244巷10弄21號
(MRT「公館」駅出口4から徒歩4分)
(02)2367-6333
営業時間:11:00~20:30
定休日:火曜

テイクアウト専門のパン屋・騰堂麵包茶飲のひとつで二度おいしい「アイスメロンパン」

ガラス越しにパンの製作風景も見られます

ガラス越しにパンの製作風景も見られます

「騰堂麵包茶飲」は2019年3月でオープンしてから丸2年を迎えます。MRT「台電大楼」駅と「公館」駅の中間辺りに位置し、汀洲路沿いにある三軍総医院の斜め向かいにあります。

公館エリアでは人気のテイクアウト専門のパン屋で、パンは素材にこだわり、日本の小麦粉や天然酵母を使用。また香料や防腐剤を一切使用せず、すべて当日製造の焼き立てパンを提供しているため、子供から大人まで、そしてベジタリアンの方でも安心して食べられます。
アイスメロンパン (地元っ子おすすめフレーバー ①マンゴー&ミントチョコ味) 55元

アイスメロンパン (地元っ子おすすめフレーバー ①マンゴー&ミントチョコ味) 55元

アイスメロンパン (地元っ子おすすめフレーバー ②抹茶&マンゴー味) 55元

アイスメロンパン (地元っ子おすすめフレーバー ②抹茶&マンゴー味) 55元

名物のアイスメロンパンのアイスは2種類のフレーバーが選べます。使用しているアイスは台湾でも人気の日本の明治アイスクリーム。アイスの大きさはゴルフボールよりやや大きめで、2個でも十分満足できるという感じです。メロンパン1つで2種類の味を楽しめるのは嬉しいですね。

焼き立てのメロンパンは、外はサクサク、中はふわっふわの軽~い食感です。アイスは台湾ならではのマンゴー味をぜひ楽しんで。マンゴーのほどよい酸味とメロンパンの甘みが絶妙にマッチしてクセになりそうです。もちろん、アイスなしのメロンパンもありますよ。メロンパンそのものの味を楽しみたい方は、プレーン味(原味)をお選びください。
塩クロワッサン(38元)も人気。卵不使用で乳製品OKのベジタリアンの方にも好評です

塩クロワッサン(38元)も人気。卵不使用で乳製品OKのベジタリアンの方にも好評です

パンのメニューは10種類以上!維也納軟法捲(ウィーンソフトロール)も人気です

パンのメニューは10種類以上!維也納軟法捲(ウィーンソフトロール)も人気です

「天然の香り、健康を重視したベジタリアン料理」とこだわりをアピールしたお店の看板

「天然の香り、健康を重視したベジタリアン料理」とこだわりをアピールしたお店の看板

台北市汀州路三段135號
(MRT「公館」駅出口4から徒歩4分)
(02)2368-1663
営業時間:10:30~20:00(売り切れ次第終了)
定休日:木曜
https://www.facebook.com/騰堂-1803011463296027/

季節限定!台湾アヒルの薬膳鍋専門チェーン店・霸味薑母鴨の「薑母鴨」 

黄色い提灯がお店の目印。顔面が赤い黒い台湾アヒルの絵と「霸味薑母鴨」の赤文字が目立ちます

黄色い提灯がお店の目印。顔面が赤い黒い台湾アヒルの絵と「霸味薑母鴨」の赤文字が目立ちます

赤色を基調としたお店は暖かい雰囲気が漂っています

赤色を基調としたお店は暖かい雰囲気が漂っています

「霸味薑母鴨」は台湾全土に20店舗以上展開している台湾アヒルの薬膳鍋専門チェーン店です。看板メニューは「薑母鴨(ジャンムーヤー)」。「霸味薑母鴨」の薑母鴨は専属養鶏場で育てた「紅面番鴨(別名を台湾アヒルと呼ぶ顔面が赤いカモ科の鳥)」のお肉を胡麻油と老薑(2年以上育った生姜)と一緒に炒め、米酒や数十種類の漢方食材が入った特製の薬膳スープで煮込んだ鍋料理です。

台湾では「冬令進補」という言葉があり、冬に栄養価の高い食べ物を食べると、免疫力が高まり、春以降も健康を維持することができるという意味で、冬になると漢方や薬膳料理など体を温める食べ物を食べて栄養を補給する習慣があります。薑母鴨は秋冬春の季節限定(9~4月頃。店によって異なる)の台湾式鍋なので、タイミングをお見逃しなく!
台湾アヒルをぶつ切りにして炒めている様子は豪快!

台湾アヒルをぶつ切りにして炒めている様子は豪快!

薑母鴨(280元)。炭火でグツグツ煮込みます。この炭火が旨みと香りを引き立てます

薑母鴨(280元)。炭火でグツグツ煮込みます。この炭火が旨みと香りを引き立てます

胡麻油や油蔥酥(台湾エシャロットを揚げたもの)で味付けをした麵線(素麺)はナビの大好物!台湾では薑母鴨とセットで食べるのが定番です

胡麻油や油蔥酥(台湾エシャロットを揚げたもの)で味付けをした麵線(素麺)はナビの大好物!台湾では薑母鴨とセットで食べるのが定番です

オススメの具材は凍豆腐、豆皮(台湾式湯葉)、鴨肉丸(台湾アヒルの肉団子)、金針菇(エノキタケ)、高麗菜(キャベツ)、玉米筍(ヤングコーン)、青菜。内臓系が大丈夫であれば、鴨肝(台湾アヒルの肝臓)や鴨心(台湾アヒルの心臓)にもチャレンジしてみてください。米酒と生姜と胡麻油の風味がしっかり効いた薬膳スープは少し飲んだだけでも体がポッカポカ。食べた後は元気力アップしますよ。寒い季節の台湾旅行にオススメです。
極め付けは、豆腐よう風味の特製ソース!このソースで食べるのが台湾流です

極め付けは、豆腐よう風味の特製ソース!このソースで食べるのが台湾流です

鹹蜆仔(しじみのにんにく醤油漬け)もありました。台湾の居酒屋などでよく見かけるおつまみ料理です

鹹蜆仔(しじみのにんにく醤油漬け)もありました。台湾の居酒屋などでよく見かけるおつまみ料理です

円卓は低くて小さめですが、家族や友人たちとの距離が近くなるので、温まりながら団らんを楽しめます

円卓は低くて小さめですが、家族や友人たちとの距離が近くなるので、温まりながら団らんを楽しめます

霸味薑母鴨(永和永亨店)
新北市永和區永亨路121號
(MRT「公館」駅出口1から車で約4分)
(02)2929-4033
営業時間:17:00~02:00
定休日:なし
https://www.facebook.com/kfoo20140725/
※今回ナビは永和永亨店に行きましたが、台北市内にも支店があります。予約は不可。お店は深夜まで営業しています。

いかがでしたか?ナビにとっては、地元っ子オススメの台北グルメは、どれも本当にリピートしたくなるおいしさでした。みなさんも台北に来たら、ぜひ、ひとつひとつ味わってみてください。

以上、台北ナビ(Shino)がお届けしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-03-28

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